「冬ぬくし鳥声めける信号機」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 冬ぬくし鳥声めける信号機
感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。
某句選ですね(笑)。私もボツ句を皆さんに見ていただきました。自分の気がつかない点のご指摘があり、とても勉強になりました。
私のこの後のコメントは何の役にも立たないかもしれませんけど、置かせていただきます。
私が気になりましたのは、「鳥声めける」という措辞です。これは、鳥の声のようだ、という意味だと思いますが、あれって、ようだというより鳥の声そのものではないですか?横断歩道のカッコー、カッコーとか、ピヨ、ピヨ、とかいうあれですよね?
もちろん本物の声ではないですが、そのものずばりという気がしました。そこで、
・冬ぬくし信号機より鳥の声
・鳥の声聞きて横断冬ぬくし
とかのほうがいいかと思いました。
でも、そうか、こうすると季重なりになりますか・・・?横断歩道の近くの木にとまっている本物の鳥とか?鳥の声は季語ではないけど春っぽいですからね。
やはり、〜のようだと比喩にした方が?
それなら「めける」より「めく」のほうを推します!
・冬ぬくし鳥の声めく信号機
あっ、待って!これでどうでしょう!?
・冬ぬくし鳥声まねる信号機
よろしくお願いします!
点数: 1