俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1489ページ目

「北風吹いて何もなき空ありにけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 北風吹いて何もなき空ありにけり

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
御句拝読しました。「北風」と書いて、「きた」と読む季語ですね。私は先月の句会で知りましたよ。南風も「みなみ」と読むのがありましたね。

私は「北風吹いて(きたふいて)」、いいなぁと思いました。北風は冷たいけれど、みんな吹き飛ばしてくれる(心のわだかまりも)。その後には一点の曇りもない青空。
何もないものがある、という奥深さは、風が吹いたからこそと思います。このままいただきます!

点数: 1

「玉子酒胸わづらひに献盃を」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 玉子酒胸わづらひに献盃を

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
拙句供養塔にコメントおよびご提案句有難うございました!
ご提案句があまりに良くて、思わずお礼の返信です。

「薬大に供養塔あり冬ぬくし」

まさに私が言いたかったところです。その句選のお題が「冬暖か」だったのと、「実験動物」にこだわりがあって掲句になりました。
…というのは、単に供養塔だと、戦争で亡くなった方とかのことを想起されそうでしたので…。
でも、「薬大に」と入れれば解決ですね。自分でコメントの中で言っていたのに、目からウロコでした。
有難うございました。

さて御句拝読しました。お友だちへの激励の句ですね。内容的に、あまりどうこう申し上げるのは気が引けますが、単に語順とちょっとした読み替えですのでご容赦ください。

・胸を病む友に献盃玉子酒

一般に俳句は自分のことを詠みますので、ご病気なのはお友だちだと入れてみました。
この献盃って激励の意味ですが、変なふうに受け取れないですよね?もし受け取れたら、ごめんなさい、全くそんなつもりはないです!頑張って!という意味です!
よろしくお願いします。

点数: 1

「酔いどれて耳を澄ませば除夜の鐘」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 酔いどれて耳を澄ませば除夜の鐘

感じさん、こんにちは。
拙句「供養塔」にコメントおよびご提案句を有難うございました。
ご提案句は、供養塔を入れないバージョンとして勉強させていただきます。

御句拝読しました。何日か後の私の姿、どうしてわかるのですか(笑)?

御句、面白いと思うのですが、「酔いどれて」と「耳を澄ませば」と動詞が続きますので、意地悪な読み方をしますと、よく言う行動手順のような、除夜の鐘の聴き方マニュアルのように読めます。

もちろんそれは感じさんの意図するところではないでしょうから、ちょっとこんな風にしてみました。

・酔いどれの耳にかそけき除夜の鐘

よろしくお願いします。

点数: 2

「聖夜とは亡骸に貼る絆創膏」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 聖夜とは亡骸に貼る絆創膏

慈雨さん、こんにちは。
拙句「供養塔」にコメント有難うございました。特に漢字にこだわったわけではなく、そこにあったそのままを読んだ、いまとなっては工夫が足りなかったと思っています。皆さんのご提案句でつくづく思いました。

さて御句、初読では何のこっちゃ?と思いました。クリスマスみたいな楽しいイベントに、なぜ亡骸だとか絆創膏を?
慈雨さんのことだから、戦争や災害の犠牲者への労り、慰めの意味か?
もう手遅れとわかっていても手当てをしてあげる、そんな優しい心遣いをするのが聖夜なのだ、ということでしょうか。
私は、その心遣いは共鳴しますが、それを聖夜だと言われると、うーむ、となってしまうのが本心です。ですから、提案ではないですが、私としては、

優しさはご遺体に巻く白サラシ
お慈悲とは仏前に置く一膳飯

こういうのはわかりますし、聖夜を生かせば、

・負傷者に包帯を巻く聖夜かな

となるのですが、何だかだんだん違ってきたような気もします。
この辺でやめておきます。ごめんなさい。

点数: 1

「夜廻りや法被を配る町会長」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夜廻りや法被を配る町会長

るるさん、こんにちは。
御句拝読しました。いい感じの句をお詠みですねー。これ、好きですよ。
それにたまたま今晩、家内が夜警に出るのですよ!町会の役員やってますのでね。ナイスタイミングです。

気になりました点について。
私は、夜廻りと法被の近さは気になりませんでした。先の方々のご指摘はわかりますが、私、近いの好きなんです(笑)。

それより、気にする人はいるかもねと思ったのは法被です。るるさんの町内ではどのようなものを配るかわかりませんが、あれは半纏だという方もいらっしゃるかもしれません。まあ、句の本質に影響ないかも。

あと、これは季語の夜廻りより、町会長の句だな、という声も出るかもしれません。確かに町会長のインパクト強いですね。
でも、るるさんがそもそも町会長のことを詠みたいと思ったのですし、季語の夜廻りは「や」でしっかりと詠嘆している。
これを、
夜廻りの法被を配る町会長
ですと、私が懸念したようなことになるでしょうね。

ということで、長くなりましたが、このままいただきます!

豚汁で、落語の「二番煎じ」を思い出しました。ご存知ですか(笑)?

点数: 0

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