俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1338ページ目

「月影や私の部屋に立ち寄りぬ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 月影や私の部屋に立ち寄りぬ

宙也さん、こんにちは。
御句拝読しました。素敵な句ですね。月とお話ししているようです。

ただ、「月影や」で切れを入れているので、中七以降が独立し、月に見惚れている間に「誰かが部屋に立ち寄った」みたいな感じになっています。

また、「私の部屋」とおっしゃらなくても、俳句は一人称ですので、「部屋」で自分の部屋のことになります。

・小窓より部屋に立ち寄る月の影
・南向き窓から部屋に月明かり
・月光の窓より入り込む時間

こんなのを考えました。何かのご参考になれば幸甚です。

点数: 0

「空蝉の祈る姿に夜明けかな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 空蝉の祈る姿に夜明けかな

もんこさん、こんにちは。
御句拝読しました。蝉の抜け殻、よく見つけましたね。そしてそこに、祈るような姿を感じるところが素晴らしいと思います。

ただ、先の皆さんもおっしゃっているように、下五の「夜明けかな」がこのままではどうも合わないような気がします。
そうは言っても、合わなさそうなものをぶつけて意外な効果を出すのも俳句の醍醐味とか言いますので、まずはポジティブに考えました。
夜明けをそのまま置く。抜け殻となった蝉さえも、平和を祈っている。もうすぐ夜明けが来るだろう、とか。
でもその場合は、私はもんこさんのお迷いになった「世の明ける」を使って、

・空蝉の祈る姿や夜の明ける

としてみました。「夜の明ける」は確かに動詞ではありますが、自分や動植物の動作・行動ではなく、自然の摂理ですので説明的になるならないは気にならないと思います。
よろしくお願いします。

点数: 1

「またひとつきみに恋する夏のあと」の批評

回答者 なお

添削した俳句: またひとつきみに恋する夏のあと

eさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。夏の終わりのこいの句ですね。切ないですねー。

御句、わかるのですが、一見して、下五に季語として「夏のあと」と置いていらっしゃるので、夏が終わって(秋になって)から、また一つ君に恋するみたいに読めます。
でもご自身のコメントを拝読すると違いますよね。「夏にしか出会えない君の魅力をまた一つ見つけたが、もう夏も終わってしまう」という、まだ夏の句ですよね。
それでは、このような季語ではいかがでしょうか?
感じさんご提案の「夏の果」の他に、

・ゆく夏やまた一つ君好きになり

その他、
・また一つ君に恋して夏終わる
・また一つ君に恋した夏惜しむ
・また一つ君に恋して夏行けり

なども考えました。とにかく「夏のあとに恋する」よりはいいのではと思いました。

点数: 0

「トマト捥ぐ枝葉に強き緑の香」の批評

回答者 なお

添削した俳句: トマト捥ぐ枝葉に強き緑の香

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。これは面白いですね。トマトの句というと、誰もがトマトのことを詠もうとします(当たり前ですが)。
ところが竜子さんは、もいだ後の残った枝葉の匂いに注目して、緑の香との措辞を置いていらっしゃいますね。その結果、読み手の頭の中には、あの青臭い匂いと同時に、トマトの赤、枝葉の緑が鮮やかな対比として浮かび上がってきます。大したものです。
これはこのままいただきます!

なお、先の包丁の句は、私が言うのも変ですが、お気になさらず。
こう言ってはなんですが、「包丁の切れ味をトマトで試す」というのは、例にあがっている類似句だけではなく、他にもたくさんあります。
江戸時代からとは言いませんが(笑)、明治時代くらいからあるのでは?竜子さんは一例をご紹介くださったのですよね。そう思います。有難うございました!

点数: 1

「生きるとは捨てることなり凌霄花」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 生きるとは捨てることなり凌霄花

おかえさきさん、こんにちは。
再々訪です。
NSF、残念でした!

取り急ぎ!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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要望:厳しくしてください

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