俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1272ページ目

「風鈴を軽く弾きて桜桃忌」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風鈴を軽く弾きて桜桃忌

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。これはいいですね!
桜桃忌、私は三鷹の太宰のお墓にお参りしたことがありますよ。
御句、何がいいと言って、普通は風鈴と言えば風に揺れるくらいしか浮かばないのに、それを指で軽く弾いて(はじいて)みる(もちろん、楽器のように弾く(ひく)わけではない)。
その行為が何を示すのか?それは桜桃忌という季語から太宰の作風が浮かべば、鳥肌が立つほどの衝撃がありますね(私だけかも(笑))。
このままいただきます!

点数: 4

「夜の庭花火をとばすシャツの祖父」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夜の庭花火をとばすシャツの祖父

小東ただひとさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。楽しい句ですねー。ノスタルジーを感じます。

ただ、お気持ちはわかるのですが、花火をとばすという行為が説明っく感じます。また、「シャツの祖父」とのことですが、屁理屈のようで恐縮ですが、シャツは令和の今でも普通にみんな着ているような。

昭和の祖父というと浴衣やステテコが思い浮かびますが、ともに夏の季語になり、花火と季重なりになりますので、

・着流しの祖父もてあそぶ庭花火

あるいは、身なりから離れて、

・庭花火くわえ煙草の祖父ありき

こんなのも昭和っぽいかと思いました。
また聞かせてください!

点数: 1

「春の夜たべるはいつも桜餅」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春の夜たべるはいつも桜餅

まっちゃんさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。褒めてくださいとのこと、季語を重ねてまで春を強調しようとなさったのはすごいです!
ただこれは、競歩で、走ってでもゴールしたいというようなもので、やはりルールの中で考えたいものですね。
季語が重なる「季重なり」はルール違反ではなく、特別な上級者にだけ許された高度な技とのことです。この道場では、季語は一句に一つで行きましょう!

桜餅がお好きなようですので、

・この季節いつも食べたい桜餅

なんていうのもありかと思いました。

点数: 1

「夏の夜冷房つける涼しいな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夏の夜冷房つける涼しいな

まっちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。
もう一つのご投句「桜餅」のほうに書きましたが、俳句には季語というものを一つ入れることになっています。
御句、ご自身のコメントに「夏の子どもの心を詠む」、とのことですが、まだ季語のこともわからない幼な子のイメージでお詠みですか?
それであれば一定の効果がありますが、それでは、サッカーで小さな子だから手を使ってもいいよ、と言っているようなもので、やはり、子どもでもルールは整えたいと思いました。

長くなりましたが、例えば、

・夏の夜スイッチオンの心地良き

こうしておくと、読んだ人が、「たぶん冷房(エアコン)のスイッチを入れたのだろう、涼しくなるだろうな」とか想像してくれると思いますよ!

点数: 0

「紫陽花の寺で日傘を掲げけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 紫陽花の寺で日傘を掲げけり

負乗さん、こんにちは。
御句拝読しました。
負乗さんのことですから、紫陽花と日傘の季重なりはお気付きだと思い、これは意図してのことかとも思ったのですが、先ほど、他の方に「季語は一つで」とお伝えした手前、恐縮ですが負乗さんにもそう伝えさせてください。

コメントから、その、日傘を高く掲げた女性は、写真を撮っていたのか、撮られていたのかわかりかねましたが、撮られたほうだとして、

・若き女性あじさい寺にポーズとり

としてみました。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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投稿日時:

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