俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1248ページ目

「小満やほのかに臭ふおむつの子」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 小満やほのかに臭ふおむつの子

竜子さん、こんにちは。御句拝読しました。お孫さんのお守りですか!大変ですね。

面白い句で、季語の「小満」、気候が良くなって色々なものが成長する時期ということですよね。お孫さんの成長を願う竜子さんのお気持ちとうまく響き合っていると思います。

ただ、あらちゃんさんのコメントと少し似るかもしれませんが、「ほのかに臭う」がちょっと気になりました。ほのかに、は、どちらかというと、ポジティブな意味に使うと思います。花の香りや香水とか。
一方で、臭うは、不快な、嫌な匂いに使います。いい匂いは匂うとか香るとかですね。

この場合、難しいですね!可愛いお孫さんですがオムツ!
そういう場合にはひらがながいいようですよ(笑)。

あと、「おむつの子」。なんだか、お孫さん全体を臭いと言ってるみたい。臭いのはただおむつだけですよね。そこで、

・小満や微かににほふ子のおむつ

あ、でも、「ほのかに」はユーモアが出て、いいかもしれないですね。

・小満やほのかににほふ孫の尻

きれいに拭いてあげてください(笑)!

点数: 2

「貌黒きピカソの裸婦や夏に入る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 貌黒きピカソの裸婦や夏に入る

感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。ピカソの絵をお詠みになるとは、すごい感性ですね。私は、例えば日本画とかだと何か浮かぶかもしれませんが、ピカソだと無理かも…。さすがです。

私も季語を考えてみました!

・顔黒きピカソの裸婦やソーダ水
・顔黒きピカソの裸婦や聖母月
・父の日やピカソの裸婦の黒き顔
・顔黒きピカソの裸婦や虎が雨

「かお」を「顔」の字にしてしまいました、ご容赦ください!

点数: 3

「行く春や羽黒湯殿と月の山」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 行く春や羽黒湯殿と月の山

笙染さん、こんにちは。
コメントから、笙染さんと竜子さんがものすごく人生の大先輩であることが判明しました。
あらためてよろしくお願いします!

さて御句、月山を月の山となさいましたか?もしそうなら、それはちょっと無理があるように思います(もし地元ではそのように呼んでいるとかであれば申し訳ないですが)。

それに、竜子さんのおっしゃるように、月の出ている山という感じで、季重なりに見えてしまいます。

こんなのはいかがでしょう。

・行く春や月山羽黒湯殿山
・行く春や出羽三山は早仕舞い

点数: 1

「正中の風集めるや風ぐるま」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 正中の風集めるや風ぐるま

シゲさん、こんにちは。
御句拝読しました。
悪くないように思えますが、やはりちょっと気になるところがあります。

一つは、風車は風を集めてクルクル回るものですので、中七は、他の要素を描写することに使えると思います。
例えばご自身のコメントから、この舞台が神社の参道であるならば、

・正中の参道飾る風ぐるま
・正中の社の森の風ぐるま

などです。
よろしくお願いします。

点数: 1

「桜月涙煌めく別れかな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 桜月涙煌めく別れかな

たけしさん、こんにちは。初めまして。中学生さんですか?すごいですねー、中学で俳句を作るなんて!

この句は、卒業で、好きな人と別れ別れになるという辛さ、悲しさを詠んだ句ですね?桜月とは三月、卒業式の季節ですね。

俳句は、言いたいことを直接言ってしまうと、五七五と短いだけに、「あれ?それで終わり?それがどうかしたの?」と言われることが往々にしてあり得るのです。
ですので御句も「涙煌めく別れ」とかではなく、一歩引いたところから詠んで、読み手に想像してもらうのはありだと思います。

・春の日や君は名門女子校へ
・卒業や君は来月アメリカに

要するに、涙きらめく別れだけでは、よくわからないということです。泣いていないで、なぜ悲しいのか、もう少し状況を伝えてあげないと。
ちなみに、私の歳時記には桜月というのは載っていなかったので、季語は変えさせていただきました。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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回答数 : 19

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回答数 : 2

投稿日時:

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