俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1531ページ目

「笹鳴きや傘閉じ見あぐ散策路」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 笹鳴きや傘閉じ見あぐ散策路

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。恥ずかしながら、私は笹鳴きという季語を知りませんでした。最初は、竹林のザワザワいう音、あれのことを言うのかと思いました。でも違うなと思い調べました。なんとウグイス!本当にもっと季語を勉強しなくてはいけません。有難うございました!

御句ですが、先の皆さんもおっしゃる通り、動詞が二つあると、傘を閉じて見上げた、というようにどうしても行動の順番になりがちで、一瞬を詠みたい俳句からは遠くなりがちです。
動詞を一つにしたいけど、そもそもなぜ傘をさしていらっしゃったのか?笹鳴きが聞こえたら、まず見上げるのが自然ではないか?ということで、私は見上げるを残してみますね。
それと、ご自身でもおっしゃっていますが、「散策路」、お気持ちはわかりますが、私は何の(どこの)散策路か入れたいかなと。

・笹鳴や見上げし先に観音像

うーん、よくわからないけど、お寺とか。
よろしくお願いします!

点数: 1

「霜柱の土に沁み入る匂ひかな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 霜柱の土に沁み入る匂ひかな

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。上五の霜柱は普通に「しもばしら」と読みますか?「霜柱の」で六音ですが、上の句なので大丈夫です。それとも「そうちゅう」ですか?

それはそれとして、私は御句から、どうも「匂い」が感じられないのです。それはおそらく、土に沁み入ってしまって、作者あるいは読み手の鼻まで届かないからではと考えました。
例えば、

・霜柱サクサクサクと匂ひ立つ

全くの即吟で恐縮ですが、沁み込ませてしまうより匂うような気がします。よろしくお願いします。

点数: 1

「冬うららただ歩く人急ぐ人」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 冬うららただ歩く人急ぐ人

まささん、こんにちは。
御句拝読しました。光景が浮かびますよ。
ただ、私が気になりましたのは、中七の「ただ歩く人」の「ただ」です。
この「ただ」には、「用もないのに」とか、「暇そう」「何も考えていない」とか、とにかくそういう意味が感じ取れます。しかしそれが、どうしてわかるのでしょうか?
もちろん推測でもいいのかもしれませんが、ただ歩いているのではないと思いますよ。色々考えながら歩いているのでは?例えば俳句とか(笑)?
私は、個人的にかもしれませんが、「ただ」を外したいと思いました。

・冬うらら歩いてる人急ぐ人

よろしくお願いします。

点数: 2

「愛日や合否待つ吾を宥めゆく」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 愛日や合否待つ吾を宥めゆく

中山瑛心さん、こんにちは。
お伝えしたいことが山ほどあります(笑)。
まず、これまでのご投句から、あなたがよもや中3とは思いませんでした。もっともっとご年配かと。念のため、これは決して悪口ではありませんよ(笑)。

次に、入試お疲れ様でした!合格を祈ってます。

また、ご投句は、兼題でなくて全然構いませんよ。ただ、季節外れの、例えばこの時季に夏の句とか、俳句で大事な季節を考えないのはちょっと…。もしそういう句をお出しになる時は、ひと言、「ずっと悩んでいて出しそびれていて…」とか添えるといいかもです。

さて、御句拝読しました。ようやく本論です。意味はわかりますが、三つ気になりました。
一つは、上五「愛日や」と切れを入れているのに繋がっていることです。
二つ目は、俳句は自分のことを詠むので吾は要らないと思います。
三つ目は、このシチュエーションで「宥める」という語が適切か?ということです。宥めるは、怒っている人を、まあまあ、とか落ち着かせるような意味です。慰めるとか、労わるとかならいいと思います。

・合否待つ冬の日差しに包まれて

これはご自身のコメントから取りましたが、これで慰めるとか労わるとか言わなくても通じると思いますよ。
あらためて、合格祈ってます!

点数: 1

「牡蠣すする小さき海なり口のなか」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 牡蠣すする小さき海なり口のなか

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。わかりますよ、この感覚!牡蠣もそうですし、ウニとかホヤなんかもそうですね。
御句、いいのですが、小さな海でなく、どうせなら、

・牡蠣すする口に広がる太平洋

下五は「三陸沖」でも「大海原」でも。こういうのは字余りは気にしなくてもいいと思います。
よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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三寒も四温も母の腕まくり

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マラソンの応援暖かき背中

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あちこちと集団下校寒雀

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投稿日時:

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