俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1469ページ目

「蜂蜜に小春を添えてパンケーキ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 蜂蜜に小春を添えてパンケーキ

気まぐれ亭いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。
とても穏やかな、いい感じの句ですね。柔らかくて甘くて、少し温かい。ホッとしますね。

ですから別に直しがどうこうということではないのですが、ただ少し、パンケーキの句になっているような気がして、季語の「小春」が、蜂蜜とともに調味料的な添え物になっているような気がしました。
おっしゃりたいところは理解しますので、例えばこのような作りはいかがでしょうか。

・パンケーキに蜂蜜添へる小春かな

これでも、小春がパンケーキの味わい向上にひと役買っていることは伝わると思いました。
最初は、

・パンケーキ添へる蜂蜜小春かな

と浮かびました。これなら、小春を詠嘆しているものの、蜂蜜と並列で、ともにパンケーキに添えられるということで悪くないと思いました。しかし中七の「添へる蜂蜜」で軽い切れが入ってしまいますので、下五の「小春かな」が、取ってつけたような印象になってしまうかも。ですので、最初のほうの句を提案句とさせていただきます。
よろしくお願いします。

点数: 3

「想いをのせた吾の手初御籤に」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 想いをのせた吾の手初御籤に

山根悠渡さん、こんにちは。初めまして。お正月の句ですね。もうすぐですね。
御句につきましては、先に慈雨さんが素晴らしいコメントをなさっています。
もうこれ以上何も言うことはない…のですが、それでは悔しいので(笑)、私からも、繰り返しになるところがあるのはご容赦いただき、お伝えさせていただきます。

語順はさておき、やはりリズムですね。全体合計で十七音とつじつまは合いますが、五七五の基本形に対して七四六というのは、あまりおすすめできない形です。

次に、御句の解釈ですが、「吾の手」をどう捉えるか。おそらく、おみくじを引く、開く動作のことだと思いますが、慈雨さんのおっしゃる「想いをのせる」ことと合わせて、「初御籤」にはそういう動作も含まれています。
それからしますと、御句は「初御籤」という季語だけで取って代われることになります。それだけ、季語はチカラがあるのです。
ですから、御句を見た目だけ調整しますと、

・想い乗せ利き手で探る初御籤
・想い乗せ両の手で振る初御籤

一句目は箱に手を入れてつかむタイプ、二句目は箱を持って振るタイプの句です。

ただ、おみくじを引いた場所や天候、あるいは願いの内容、同行者の情報とかを加えると、句が膨らみます。

・君と行く氏神様の初御籤

一例としてとりあえず、同行者と場所を入れてみました。
大吉が出るように祈ってます!

点数: 0

「老夫婦去りクリスマスローズ咲く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 老夫婦去りクリスマスローズ咲く

慈雨さん、こんにちは。再訪です。
拙句「冬の山」にコメントおよびご提案句を有難うございました。
一つひとつ、ごもっともで納得しました!
特に、拙句、露天風呂の宣伝コピーみたいになっていますよね(汗)。いつも他の方々に、これは◯◯の句になってしまっていますよ、とか言っているのに、自分がそうなっては良くないですね。
勉強になりました。今後ともよろしくお願いします!

点数: 1

「テレビ音聞き分けてゐる炬燵猫」の批評

回答者 なお

添削した俳句: テレビ音聞き分けてゐる炬燵猫

あらちゃんさん、こんにちは。
拙句「冬の山」にコメントおよびご提案句を有難うございました!
提案句勉強になります。

御句、いいですねー。私はよく、自分以外の人物の心境を勝手に詠むのは云々と言っていますが、これは別格ですね。
なぜなら愛猫でありほぼ同体(笑)であること、心境ではなく動作の描写であり、その動作から思考が明確に推測できること、からでしょうか。

このままいただきますと言いたいところですが、先ほど、気まぐれさんのコメントを拝読して、なるほどなあ、と思いました。

そこで、真似っこではないですが、

・テレビの音聞き分けてゐる炬燵猫

で、私は「てれびのおと」で提案させていただきます。
よろしくお願いします。

点数: 1

「蜂蜜に小春を添えてパンケーキ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 蜂蜜に小春を添えてパンケーキ

気まぐれ亭いるかさん、こんにちは。再訪です。
拙句「冬の山」にコメント有難うございました!

あと、私はこのパンケーキの句、好きですよ。俳句的に提案などさせていただきましたが、蜂蜜たっぷりのパンケーキに、暖かな日差しを添えて、なんて、とてもいいです!

余談ですが、たまに遊びに行く街に有名なクレープ屋さんがあり、それこそ開店したての頃(青春時代)からたま〜に訪れていたのですが、最近はとんとご無沙汰していました。しかしつい先日、たまたまその店に久しぶりに訪問。窓の大きな店で、美味しいクレープをいただきました。
「やっぱり、この店いいなぁ。これからまた、ちょくちょく来よう…」なんて思ったものでした。

そうしたら、それからひと月も経たないうちに、風に乗ってその店の閉店(廃業)の噂が!
驚きました。そしてあの時、行っておいて良かった、と思いましたよ。

先のコメントの時は書きませんでしたが、気まぐれさんのパンケーキの句は、こんなことまで思い出させてくれました。有難うございました。

点数: 1

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