俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1467ページ目

「溜息に猫は欠伸す漱石忌」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 溜息に猫は欠伸す漱石忌

気まぐれ亭いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。漱石忌で一句ですか!?私は忌日にとんと弱いもので、いつも「そうなんだ!?」という感じです。
そんな風に鈍感なので、猫の出演も、最初は何故?と思ったくらいです(汗)。なるほど、いい演出ですねー。
最初の「ため息」が、「誰の、何故?」と悩んでしまいました。普通は作者ですよね。よく考えれば、漱石忌の句ですから、小説か俳句で悩んでいるとわかりそうですが、他の時に、忌日の俳句は、季語とは全く関係のない事柄を詠むのだ、みたいなことを聞きましたので…。
でも本句では、漱石に絡めたほうがおもしろいですね。

ため息を脚色するために、少し語順を変えてみました。

・猫あくび主人ため息漱石忌

主人はあるじとお読みください。
うーむ、でも面白さが半減しましたかね。やはり猫のあくびはあとの方がいいかな。

・師は悩み猫は欠伸す漱石忌

先生の意味で師としましたが…。
よろしくお願いします!

点数: 1

「ほの朱く艶網タイツの蜜柑」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ほの朱く艶網タイツの蜜柑

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。私もミカンがあの袋に入っていると、赤味が増して美味しそうに見えるなぁと思っていました。

御句、残念なのは、やはりご自身でもおっしゃっていますが、五七五ではないことです。それなりに俳句をやっていますと、必ずしも五七五にこだわることはないとも思いますが、一方で五七五が染み付いていますので、そうでないと、そちらの方があれっと気になってしまいます。

気まぐれさんがいいご提案なさっていますが、私も一つ。

・ほの紅き網タイツ履く蜜柑かな

よろしくお願いします。

点数: 1

「揚げパンのザラメのキララ小春かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 揚げパンのザラメのキララ小春かな

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。私も揚げパン好きですよ。って言うか、好きだった、かな。中学校の給食以来、食べていないから。

御句、私も初読で、「ザラメのキララ」、ここがポイントだと思いましたが、ザラメの、で一旦軽く切れてしまわないほうがいいと思い、

揚げパンのザラメキラキラ小春かな

と提案しようと思いました。
そして他の方々のコメントを拝読。
なんと、気まぐれさんに先を越されました!同じ提案句!

どうしようかと悩みましたが、図々しく置かせていただきます!(気まぐれさん、ごめんなさい)
またよろしくお願いします!

点数: 1

「麦畑と秋の晴れ空映えりけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 麦畑と秋の晴れ空映えりけり

まつゆうさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。私は北海道の麦畑って、写真でしか見たことありませんが、広大なのでしょうね。
先に気まぐれさんがコメントなさっていますが、「麦畑」は夏の季語で、「麦の秋」も夏の季語という、ちょっとややこしいことになっています。これは、5月〜6月が麦の収穫期で、昔から収穫期のことを秋と言っていたとのことです。
気まぐれさんのおっしゃるように、御句は「秋の」を外せば、夏の俳句になりますが成立すると思います。

・青空に映えて広がる麦畑

口語表記しました。よろしくお願いします。

点数: 0

「揚げパンのザラメのキララ小春かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 揚げパンのザラメのキララ小春かな

めいさん、こんにちは。
再訪です。コメントへのご返信、有難うございました。
「ザラメのキララ」、いいですよ!「ザラメキラキラ」よりいいかもしれません。私がザラメのキララをザラメキラキラにしたのは、下五最後が「かな」で終わっているからでしょうか。
「かな」で終わる場合は、中七以降に切れ(またはそう感じる助詞)があると、少しリズムが悪くなって、「かな」で詠嘆される対象が、取ってつけたような印象になることがあります。
ですから御句では、もし「ザラメのキララ」を生かすのであれば、最後を「かな」で締めずに、他の体言等で終えればいいのではないかと思います。

と、ここで、気まぐれさんが、「ふと思いついた」とのことで、私が申し上げようとしたことを見事に表してくださっています。
悔しいので(笑)、違う提案句を置かせていただきます。

・揚げパンのザラメのキララ小春風

これでお問いかけのお答えにさせていただきたく、よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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