俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1383ページ目

「停電の町に満月しづかなり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 停電の町に満月しづかなり

慈雨さん、こんにちは。
再訪です。
拙句「名月の句とペン」にコメントおよびご提案句を有難うございました。
慈雨さんの新作が出たら、そこにコメントしようと思っていましたが、なかなか出てこないので(笑、人さまのこと言えませんが)、再訪しました!
おっしゃるように、ペンの書き味を試したのは、お店ではなく自宅です。名月を観たあとでしたので、意味のないぐるぐる曲線なんかを書くより、ここは一句と思いましたが…。「試すペンの書き味」は「試し書き」でいいですね。有難うございました!

点数: 1

「母生けし花ナス呼びしはつ風か」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 母生けし花ナス呼びしはつ風か

やんさん、こんにちは。
御句拝読しました。秋の訪れを感じる句ですね。

何点か気になるところがありましたので、お伝えさせてください。

「花ナス」は初めて知りました。花のような茄子なのですね!?とてもきれいです。
ただ、やんさんは、調べたところ夏の季語のようだとおっしゃっていますが、私の歳時記には、「茄子の花」は載っているものの、「花ナス」は載っておりません。
花ナスも、八百屋さんで売っている茄子も同じと取れば、茄子は立派な夏の季語ですが、ここでは下五に他の季語を置くので、季語とはしないことにさせてください。

季語で次に気になった点は、「はつ風」です。御句では、「秋の初風」の意味でお使いだと思いますが、「初風」だけですと、元日に吹く風のことで、新年の季語です。
では秋の、と付けたら大丈夫かということになりますが、秋の季語の「秋風」だけでも、「暑い夏が過ぎて最初のひんやりした風」という意味がありますので、季語を信頼していいと思います。

下五を「はつ風か」と、「か」で終えています。これは、「花ナスが呼んだのか?」という意味だと思いますが、俳句では、作者の思いで断定してしまったほうが句げ引き締まります。

・母活けし花茄子の呼ぶ秋の風

理屈ばかり申し上げてすみません。母親思いで季節の移ろいを感じる御句の良さは十分に評価した上でのことです。どうぞよろしくお願いします。

点数: 2

「感じ様竜虎様お祝いありがとうございます」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 感じ様竜虎様お祝いありがとうございます

おかえさきさん、こんにちは。
御句およびコメント拝読しました。
横から失礼することになりますが、この場をお借りして先にコメントなさっているTさんにお伝えします。

(1)ここに一旦投句・コメントすなわち書き込みしますと、絶対に削除できません。俳句添削道場の使い方に明確に規定されていますのでご確認ください。
管理人へ連絡しても、削除依頼は受け付けてもらえません。
何回も経験していますので間違いないです。

(2)おかえさきさんのお孫さんのお名前は個人情報にあたりません。今後について、ということならわかりますが、現段階では問題ないと思います。苗字を◯◯となさって配慮なさっていますし。

(3)このサイトは、相互の意見交換を重んじています。一方的に一行だけ人の句の改作を置くのではなく、ご自分の作品を投句して、自身の句にコメントをもらい、そのお礼に相手の句にもコメントをするという形にしたいです。そうでないと一方通行になります。お礼が言えません。
どうかご理解ください。よろしくお願いします。

点数: 5

「館内を鳴くコオロギやいま捕獲」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 館内を鳴くコオロギやいま捕獲

ゆきおさん、こんにちは。
御句拝読しました。施設で勤務なさって、入居者さんの作品を代わりにご投句なさってくださり有難うございます。

目のご不自由な方の句とのこと、なかなか解釈は難しかったのですが、下五の「いま捕獲」、これはご自身では捕まえることはできないでしょうから、誰か他の方が捕まえたのでしょう。それを、「あ、いま捕獲されたな?」とお感じになったのでしょう。それはおそらく、鳴き声が止んだからではないでしょうか。
下五の解釈は、鳴き声が止んだので捕まえたのだな、というだけのものか、あるいは、捕まえた方が作者に、「◯◯さん、ほら、さっきまで鳴いていたコオロギですよ」とか言って、手に持たせてくれたかもしれません。それだと、聴覚に加えて触覚でも季節を感じますよね。

提案句は思い浮かびませんので、すみませんが感想だけで失礼します。

点数: 1

「渡り鳥番ひひと組鄙の池」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 渡り鳥番ひひと組鄙の池

堀之内孝一さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。面白い光景ですねー。普通、渡り鳥というと、群れをイメージしますけどね。番(つがい)ひと組とは、どうしたのでしょうか?

私が御句でいいなと思った点は、その二羽をご覧になって、「群れからはぐれて」とか「寂しそう」「迷子の」とか、主観的に推測してしまっていないことです。わざと別行動をとって、楽しんでいるかもしれませんものね(笑)。客観的な詠みで、いいと思いました。
ただ、ご自身でも気にしておられるブツブツ感、そして見た目の読みづらさ(番ひひと組鄙)はちょっと気になりました。

・池すべるひとつがいなる渡り鳥
・池のうえ夫婦ひと組渡り鳥

一句目、「番ひひと組」を「ひとつがい」としましたが、まだわかりにくいかなと思い、二句目はもう、夫婦にしてしまいました!
池の上ですし、下五に渡り鳥とありますから、人間の夫婦とは思われないと思いますが…。
よろしくお願いします!

点数: 2

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