俳句添削道場(投句と批評)

卓鐘さんの添削最新の投稿順の23ページ目

一日の花を摘めんと髪洗う

回答者 卓鐘

添削した俳句: その日を摘めと心して髪洗う

心してがいわずものがな。

「その日を摘め」と髪洗う
とかっこつきがいいでしょう。ただサイトの仕様で入力できないようですね。

さあ上五何をいれましょう。

点数: 1

一日の花を摘まんと髪洗う

回答者 卓鐘

添削した俳句: その日を摘めと心して髪洗う

摘めんだと否定になちゃうorz

点数: 0

「上向いて歩け青葉が頬たたく」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 上向いて歩け青葉が頬たたく

いい句ですね。
ただ個人的には前の句の方が好きです。「歩きスマホ」「スマホ歩き」が説明との指摘があったようですが、この言葉は十分映像を伝える言葉として定着していると考えます。
この句は、ただ下を向いているのが本当に下を向いているだけでなく、明らかに心情的なものが含まれていて、感傷的な句ですね。それが悪いのではないですが、その時叩くの擬人化がちょっと「くさい」なぁとひねくれた僕は感じてしまう。いや、いい句はいい句なんですよ。ただ、滑稽味のあるスマホ歩きの句とは全く違う句なので、推敲句というより別の句として鑑賞します。

蛇足
「スマホ歩き」よりは「歩きスマホ」の方が人物と様子をセットにした映像描写になっているとは思います。

点数: 2

夏祭やるかやらぬか誰ぞ知る

回答者 卓鐘

添削した俳句: 誰ぞ知るやるかやらぬか夏祭

僕も新参で先輩ではないですが。。。まずは質問に。
■文法
「ぞ」は係り結びで文末は連体形にしなくてはいけませんが、「知る」の連体形は「知る」なので文法誤りはないです。

季語
夏祭は季語ですね。「祭」といえば、いわゆる神社などで出店の出る「夏祭」をさしますが、あえて「夏祭」と言っても問題ないです。
ただ、この句「夏祭」が行われていないので季語としての臨場感はなくやや力は落ちていると思います。ただ、個人的には季節感はあるし連想は働くので許容範囲ではあると考えます。

■句の批評
句として、どちらかというと川柳の趣です。(俳句と川柳の明確な定義はないので、うまくその感覚を言語化できないのですが。)
提案句は、語順を変えてみました。リズムが良さそうなのと、先に夏祭を見せた方が少し鮮度が上がらないかなぁという些細な部分で。

点数: 2

「朝の道踏まないように落とし文」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 朝の道踏まないように落とし文

「梅雨の雷」の句のコメントありがとうございます!

ちょっと無粋ですが、「何がいいのかわからない!」とのご質問をいただきましたので、自句自解をしらさぎさんだけにこっそりしますね。

結論から言うと良いかどうかは僕にもわかりません(笑)一応いいと自分では思っていますが、それが本当かわからないから、投句しています。。

ただ、どうして「梅雨の雷」と「蝶番錆びたオルゴール」を取り合わせたか、どこが自分がいいと思っているかを無粋ながら説明しますね。

まず、俳句の作り方として、二物衝撃という作り方があります。これは、季語(A)と季語と関係ない別のもの(B)を並べるだけで、そこにひびき合いを求めると言う作り方です。この場合、AとBのイメージが近すぎたり、BがAを説明しすぎていたり、AとBが因果関係がありすぎると、句の世界が広がらないため、良くないとされています。これを季語と近いといいます。一方で、AとBがあまりに関係なさすぎてよくわからないことを季語が遠いといいます。(Aである必然性がないことを季語が動くと言う)

近すぎず、遠すぎず、AとBを響合わせて句の世界を広げること。これが、二物衝撃俳句の奥義です。また人によって、ちょうど良い距離とするかしないか当然ながら評価は分かれます。

前置きが長くなりました。では、私の投稿句ですが、本当は梅雨の雷の音に呼応するかのように、オルゴールがちりっとなった。そんな光景を読みたかったのです。ですが、呼応するオルゴールとしてしまうと因果関係が見えすぎてしまう。別の音を因果関係によって結んでしまって句が広がらない。

そこで、単にオルゴールを並べるだけで、異なった音のひびき合いを求めました。また、単なるオルゴールでなく蝶番の錆びを添えることで、梅雨のイメージと合わせてみました。音だけだと句が広がらないので、錆びの赤のイメージ、梅雨のくらい空のイメージも対比させてみました。

俳句の読み手は、二つものを並べただけで、それぞれの持つ五感を脳内でイメージしてくれます。その時に、2つがなんとなく響き合っている、それぞれだけではなかった世界が構成される、そんな句を作りたいものです。

僕の句も誰かの脳内には、錆びて古いオルゴールが、雷に呼応してちりっとなってくれるそんなことを期待しています。

長くなってごめんなさい。
重ねていいますが、それらの企みが成功しているかしていないかはわからないから投稿しています。

点数: 2

卓鐘さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

春昼の捨て子のやうな私かな

回答数 : 9

投稿日時:

湯気たちて元旦の香の厨かな

回答数 : 7

投稿日時:

どうみてもやらされてる子宮相撲

回答数 : 11

投稿日時:

虫の夜の防災倉庫閉ぢしまま

回答数 : 11

投稿日時:

C群にC群なりの日向ぼこ

回答数 : 12

投稿日時:

卓鐘さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

五月晴れ後ろバンパーの傷の跡

作者名 和光 回答数 : 1

投稿日時:

川風も入れてほしいよ夏料理

作者名 久田しげき 回答数 : 2

投稿日時:

暴落のビットコインや春の塵

作者名 秋沙美 洋 回答数 : 3

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ