俳句添削道場(投句と批評)

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誰ぞ知るやるかやらぬか夏祭

作者 なおじい  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

この夏にとても大きなお祭りがあるのですが、このコロナ禍でやるかやらないかわからず困っています。

諸先輩へ、「誰ぞ知る」は文法的に正しいかと「夏祭」は季語として正しいか、教えてください。よろしくお願いします。

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誰ぞ知るや祭支度の進まぬを

回答者 イサク

こんにちは。

俳句的ではなくて川柳的、という卓鐘様のコメントは言い得て妙ですね。

目の前にない季語を使っている句はしばしばあるのですが(例:芭蕉「旅に病で夢は枯野をかけ廻る」)、この句ではあるかないかわからない未来のことを言っているので、季語としては弱くなるとは思います。
それを前提で詠むのであれば、ダメとは思いません。

「祭」はそれのみで夏の季語です。あえて夏を強調して「夏祭」とする理由があれば、「夏祭」でかまわないのではないかと。

いろいろ考えてみましたが、未来のことを詠むのはやはり難しいですね。実景に近づけた提案句を・・・

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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夏祭やるかやらぬか誰ぞ知る

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

僕も新参で先輩ではないですが。。。まずは質問に。
■文法
「ぞ」は係り結びで文末は連体形にしなくてはいけませんが、「知る」の連体形は「知る」なので文法誤りはないです。

季語
夏祭は季語ですね。「祭」といえば、いわゆる神社などで出店の出る「夏祭」をさしますが、あえて「夏祭」と言っても問題ないです。
ただ、この句「夏祭」が行われていないので季語としての臨場感はなくやや力は落ちていると思います。ただ、個人的には季節感はあるし連想は働くので許容範囲ではあると考えます。

■句の批評
句として、どちらかというと川柳の趣です。(俳句と川柳の明確な定義はないので、うまくその感覚を言語化できないのですが。)
提案句は、語順を変えてみました。リズムが良さそうなのと、先に夏祭を見せた方が少し鮮度が上がらないかなぁという些細な部分で。

点数: 2

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添削対象の句『誰ぞ知るやるかやらぬか夏祭』 作者: なおじい
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