俳句添削道場(投句と批評)

卓鐘さんの添削最新の投稿順の25ページ目

「取り出したる古書の新たし文字や紙魚」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 取り出したる古書の新たし文字や紙魚

「黄泉」「アスファルト」添削コメントありがとうございます。
どうだがなぁと思うが諦めたところを確実につかれるので、さすがだなぁと思います。

「アスファルト」
おっしゃる通り、オルゴールに「ちょうばん」は似合いませんね。無意識に諦めてたところ確実に咎められました。季語の近さの問題も、考えましたが、どうも僕は季語の方を意識しすぎる傾向にあるようです。
「黄泉」
こちらも、「奥」を咎められてしまいました。砂紋を生じさせるのは、水が湧き出る口があり、何百年も沸き続けるその口に神秘性を感じて、それを「黄泉の穴」(黄泉の国の出入り口である)と表現したつもりでした。見えないけれど泉底の砂紋を辿って水の沸き口をじっーっと探していく。そんな効果を狙った「つもり」でしたが、今考えるとそれで良いか確信はしてなかったです。

[御句について]
他の方から疑問が出ているようなので、補足。
「新たし」これは明らかに「あらたし」(新しいの古語)ですね。新しいよりちょっと深い意味がありそう。
「取り出したる」これは賛否が分かれそうではありますが、「あらたし」との言葉の釣り合いとして良いバランスと感じてます。ただの古書ではない、古い書棚の奥の奥から見つけて取り出したる古書でないといけないと思いました。

点数: 1

若葉冷陽水の歌くちずさみ

回答者 卓鐘

添削した俳句: 若葉冷踵を減らす声陽水

俳句の世界へようこそ!若い方は、きっと飲み込みが早いと思うので楽しみながら頑張ってください。とはいえ、僕も俳句歴2年のペェペェなんで一緒に頑張りましょう。
そして楽しくなってきたら、技法も是非勉強してみると良いと思います。

僕も大した歴はないので、間違うこともありますが、それでも勉強してきたことを一定お伝えすることはできると思うのでご参考にしていただければ。

それでは御句の批評コメント書かせていただきます。

「若葉冷」という良い季語を選びましたね!若葉が生い茂り始めた頃の清々しい肌寒さの散歩を詠んだ。良いと思います。ですが、中七・下五にいくつか問題があります。少々長くなりますがお付き合いください。

[三段切れと句のリズムについて]
句の途中に「切れ」(意味の切れ目とひとまず理解してください。)が2つあることを「三段切れ」と言います。(最後も入れて3です。)
三段切れは、基本的にうまくいくことが少ないので、意図を持ってやる場合以外には極力避けてください。
なぜ、うまくいかないかというと、ぷつぷつと切れることで、句全体がリズムの上でも句の世界でもせわしなくなるからです。リズムも場合によって勢いを出せるので稀に効果的に機能する場合はありますが、御句の場合はゆったりとした光景なので、そこでぎくしゃくしたリズムにすると損をします。
若葉冷え / 踵を減らす声 / 陽水 (減らすは、普通に読めば声までにかかってくる)
御句は、上のような5・9・4というゴツゴツしたリズムです。さらに、2回切れが入っているので、若葉冷の光景が広がって、すり減った踵のアップと声(???)、陽水が出てきて(井上陽水の歌のことを言いたいとはわかるものの)普通に読むとちゃんがらです。
解消は、簡単です。中七と下五をちゃんと意味が繋がるようにするのです。
「踵を減らす陽水の声」(字余りですが、意味が通らない語順よりまし)

・ひとりよがりの表現
こんな気持ちのいい日に、井上陽水の歌を聞いていると、気持ちよく散歩できて踵がすり減るくらい歩いても全然大丈夫。のようなことを言いたんだと推察しますが、さすがに「踵を減らす(陽水の)声」という表現では伝わらないです。
まず、「踵を減らす」で散歩を思えないです。(コメントがあったからわかったけど)単に気持ちのいい若葉の肌寒い時に、踵がする減ってるんだなぁくらいにしか思えません。そこに、踵を減らしているのが声????で、もうパニックです。で、追い討ちの井上陽水です。。。

・詰め込みすぎ
俳句は17音しかありません。なので、いくら事実であってもそれを全部詰め込んでももしくは、連想がしにくい物を取り上げても、わけがわからなくなるだけです。
・一番伝えたい状況やものを明確に決める(より具体的に)
・それを伝えるための効果的な物を探す(実景でなくても有り得る嘘はついて良い)
これを意識してみてください。
「初夏の肌寒いけど清らかな気持ち良い散歩」を伝えるのに、何をどこまで入れこみましょうか。「若葉冷」「井上陽水の歌」「すり減った靴」「気持ちの良い散歩」これを全部入れ込むのは俳句の器では無理です。(意味がわからない句になります。)
真っ先に捨てるべきは、「すり減った靴」ではないか?と思います。なぜなら、「すり減った靴」では歩き疲れたしんどいそんな連想が浮かびます。いやそうではなく、すり減るくらい歩かされるほどの気持ちの良い散歩なんだというのを17音でわからせるのは至難だからです。

提案句は、「若葉冷」「井上陽水の歌」の二つで、なんとか気持ちの良い散歩を想像してくれる人も出てくるかなぁくらいの容量で知恵を絞ってみました。
実際に声を聞いている光景は、描けてないですが、読み手の脳内に井上陽水の声が流れます。

ここまで書いてあれですが、「陽水」は「井上陽水」のことであってますよね?^^

点数: 3

「若葉冷踵を減らす声陽水」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 若葉冷踵を減らす声陽水

ただ、陽水は秋の季語なので、季重なりも有りましたね。(嘘)

夏がす〜ぎ〜・・・

点数: 1

「吾子の吸う乳房のごと泉噴く」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 吾子の吸う乳房のごと泉噴く

中七の字足らずは「ごとく」のミスでしょう。下五「噴く」で正しいでしょうか?勢いよく水が飛び出る様子ですがそれが言いたかったでしょうか?普通なら「涌く」かなと思います。
ご本人が噴くだ。というならそれで良いかと思います。

それを踏まえても泉の生命力を表現できたとても良い句と思います。

点数: 1

「共布のマスクと夏のワンピース」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 共布のマスクと夏のワンピース

助詞と名詞で成立して言葉にも無駄がないですね。推敲するとしたら「と」ですが、「に」は説明的「の」とすると自分ではないことは明示できますが、夏とのつながりがわるい。

ということで変更すべき点はありません。

素直に景をストレートに表現した良い句だと思います。夏の飾り気のない爽やかな媼の姿もしっかり連想されます。

点数: 1

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