俳句添削道場(投句と批評)

卓鐘さんの添削最新の投稿順の15ページ目

「深谷なる御調の祭夏氷」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 深谷なる御調の祭夏氷

イサクさんへのコメントをのせておきます。こういう情報は先にコメントにのせておいてもらえないと、俳句添削サイトとは厳しいです。。句で調べるヒントでもあればまだなんとかなりますが正直ぎゅうぎゅうになっているのでせめてコメントに意図はのせててほしいです。連歌的な詩をされているのでしょうか?(無知ですみません)別の詩の形式や対象を俳句に切り取って持ち込むのはなかなか無理があるよう。あ。うまく有名な詩を匂わせたり短歌どりてきなことはできるけど。とにかく何を言いたいかはせめてコメントにお願いします。
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御調町とか地名はありますが、御調物、貢ぐ方です。
場所は、いにしえに勅使越ゆるや氷室山、
丹後なる氷室の御調めでたけれ、と詠んできて、投句にしました。丹後の深山深谷に夏も溶けぬ氷を朝廷に献上したらしい、それを寿ぐ神事があるそうです。私も見たことありませんが、賑やかな祭りを連想させたのは私の失敗です。引き続き、宜しくお願いいたします。
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点数: 0

「深谷なる御調の祭夏氷」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 深谷なる御調の祭夏氷

あ、コメントにちゃんと氷室祭とかかれていました。これはこれは大変失礼しました。僕のミスです。

氷室祭は氷室祭と書いた方がいいかと思います。祭というと夏祭りを思いますし、夏氷というとかき氷を思いますので全然別物になっちゃいます。氷室も立派な夏の季語なので。

点数: 0

ぱらぱらと街路に積もる柳絮かな

回答者 卓鐘

添削した俳句: 柳絮飛びマットに積もるしんしんと

柳絮初めて知りました!これは美しいですね。それが街に降っているなんて!

語順の問題や「飛ぶ」が不要というのは、イサクさん秋沙美さんのご指摘通りと思います。僕からは2点。

「しんしんと」は、静かにたくさん降り続いている様子のオノマトペなので、状況と見合っているか。(そんなに、静かに降り続かないのではないか。)ただ、これをなくすと、語順の妙は消えちゃう。。

マットが突然出てくると、室内を思うので少し混乱するのと、この句は柳絮が山の自然の中でなく街に降っている光景が面白いので、それとわかる言葉を入れたい。

ということでの提案句。
(「20週俳句入門」という本に、俳句では作品をよくするためには「あり得べき嘘をつけ」とありまして、みた光景とはずらしてしまいました。ただ、視点を下に誘導する点は変えてます。)

点数: 1

短夜や到来物を配り終へ

回答者 卓鐘

添削した俳句: 短夜や到来物も分け終えり

助詞を工夫するとすでに指摘のある点は多少軽減されるかもしれません。短夜を生かすならあえて中身を言わない「とうらいもの」の配り終わった箱や包装紙の後を想像させることはできそうです。「も」はかなり要注意な助詞なのでやめときましょう。
最後の下五も終えりの断定ではなく終えてと余韻をのこし、これからの短夜と配りおわった段ボールのからのはこを残して儚さをだしてみた(つもり)

点数: 2

蜜柑の花の子房みどりにふくらみぬ

回答者 卓鐘

添削した俳句: 花蜜柑実はすでに粒緑かな

ライムの花を観察した気づきはいいのです。そんな風になっていると知らなかったしとても勉強になります。

あとは、俳句としての表現のコツみたいなものだけだと思います。
和歌などの詩の形式と大きく違うのは、感想や解釈は俳句にあまり向かないということです。もちろんそういう名句もあるけれど、それを成功させるのは極めて難しい。17音しかないので、そういうのを入れると窮屈になったり思いを押し付けられる感じになってしまうからです。

この句でいうと「実はすでに粒」が事実ではあるかもしれませんが、花を見た映像ではなく知識も含めた解釈になっています。解釈を表現するのでなく、何を見てそう解釈したかの「何を見て」の部分を読者にも見せて欲しいのです。で、その解釈は読者に委ねる。

もう一点。「かな」ですが、これは、あーぁXXX(名詞or活用語の連体形)だなぁとしみじみとした感慨を表す表現ですが、句全体が窮屈なので突然かなと言われても句の調べが感慨を表現しきれていないのでギクシャクしています。

点数: 0

卓鐘さんの俳句添削依頼

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