俳句添削道場(投句と批評)

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田の神を起こしてしまふ曼珠沙華

作者 駒井光明  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

埼玉県日高市に巾着田というのがあります。500万本の曼珠沙華の群生地として有名です。そこで「曼珠沙華俳句展」というのがあります。それに投稿したいのですが、私は素人です。俳句はこれに出品するだけのために作りました。昨年で三度目です。つまり年に1回しか作りません。それだけの素人です。ただどこかで添削して頂きたいと思いました。宜しくお願い致します。

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「田の神を起こしてしまふ曼珠沙華」の批評

回答者 なお

駒井光明さん、こんにちは。
御句拝読しました。昨年11月にもコメントさせていただきましたが、またお伝えさせていただきます。

駒井さんはご自分を素人、素人とおっしゃっていますが、私も素人です(笑)。他の多くの方々も、先生ではありませんよ。
ここは、添削道場という名前ではありますが、玄人さんや師匠のような人がビシビシ赤ペンで直しまくるお教室とは違って、仲間どうしで意見を出し合い、上達を目指す場です。どうかお気兼ねなくご参加ください。

次に、他の句選へのご応募につきましては、ご健闘を祈りますが、先に慈雨さんが詳しくおっしゃっていますこと、どうかよろしくお願いします。

さて、前置きが長くなり申し訳ありません。
御句ですが、曼珠沙華、いいですねー。あの群落は好きですよ。
ただ、中七の「起こしてしまふ」は冗長かと思いました。お気持ちはわかりますが、わずか十七音で世界を作らなければならない俳句では、「起こす」で表現したいところです。そして空いた音数に、他の要素を入れてみたいです。

駒井さんは、「お米には◯人の神様が宿っている」、とか言うお話をお聞きになったことがありますか?神様を何人と数えるのもどうかと思いますが(笑)、とにかく多いのですよ。それが、「田んぼ」というからには、よほど多勢の神様がいらっしゃるのでしょう。
それだけの神様を起こすのには、曼珠沙華がどれだけ必要か?

提案句、出来ていますし置かせていただきたいところですが、ご推敲のお邪魔になってもいけませんので控えますね(笑)。
どうか頑張ってください!

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★★★★★

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「田の神を起こしてしまふ曼珠沙華」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

駒井光明さま、こんばんは。
巾着田の曼殊沙華、有名ですよね!まだ直接は見たことないですが、500万本とは圧巻でしょうね。
年に一作の俳句、カッコいいですね。応援しております☆

一応…「そんなことわかってるよ」と言われそうですが、念のため。
曼珠沙華俳句展の要項も見ましたが、応募できるのは未発表句だけのため、このサイトに投稿した句(既発表句)は応募作品としては使えません。
また当然、他の方が添削で書いた提案句も応募作品としては使えません。
あくまでここでもらったアドバイスを生かして別の句を作る、という活用の仕方になると思いますのでその点だけ、ご注意ください。

さて御句、私は佳い句だと思いました。
曼殊沙華の魅力も伝わってきますし、「田の神を起こすってどういうことだろう」と鑑賞の楽しさもあります。

同時に、この俳句展の規模はわからないのですが、もし入選とかを狙う(他の方の俳句と差をつける)ならちょっと季語が近い感じはします。
(と偉そうに言っても、私もそんなに入選とかしているわけではないので、軽く読んでくださいませ…)
やはり曼殊沙華は名前の由来からも、神・仏・宗教といったところにはすぐに連想が飛ぶと思うので、類想感があるかもしれません。
曼殊沙華→神→〇〇、ともう一段階発想が飛ぶと抜け出すのかなと。

一例として、NHK俳句の兼題「息白し」で以下の句が特選をとっています。
・白息をかけて鏡の人となる/大川宣子
選者(堀田季何さん)の解説によると、「鏡に息を吹きかける」だけだと類想。そこから「自分の鏡像に息を吹きかける」と発想を飛ばして半ボン(凡人から半分抜け出し)。そして「自分の鏡像を『鏡の人』と別人のように捉え直す」ところまで行って脱ボン、とのことでした。参考になれば幸いです。

応募作品を作ってらっしゃると思うので、提案句はやめておきますね。
長文失礼しました。頑張ってください!

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「田の神を起こしてしまふ曼珠沙華」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

駒井光明さまおはようございます。
慈雨様が的確なご指摘をされておりますので、私ならこう詠むという意味で詠みました。

田の神を起こし起こして曼殊沙華

八百万の神が田にもたくさんいますようなので、中七がこのようになりました。
これを元に推敲されてみてください。

点数: 0

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「田の神を起こしてしまふ曼珠沙華」の批評

回答者 独楽爺

句の評価:
★★★★★

初めまして。

田の神とは、稲作の豊穣をもたらすと信じられてきた神、作神、農神、百姓神ですね。

ということで御句は、その先に訪れる稲作の時期を待って眠るような静かな田と、そのそばの畦道かもしれない所に咲く曼珠沙華の情景が対照的に浮かびます。

擬人化を駆使した、言うならばや素人離れのテクニックを使われておりすごいと思います。

直接めざされている所に投稿されても評価されたのではと思います。

同じ句をそのままは、慈雨さんの指摘どおりで出来ないと思いますが少し視点を変え推敲されるのも良いかと。

ご検討をお祈り申し上げます。

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