俳句添削道場(投句と批評)

卓鐘さんの添削最新の投稿順の16ページ目

格子より洩るる灯火よ紫陽花よ

回答者 卓鐘

添削した俳句: 格子戸の町家を灯す七変化

コメントも含めて「格子戸の奥の庭の紫陽花が座敷を照らす灯のようである」ってことを言いたいのかなぁと思いました。以下、それを前提として。(違ったらごめんんさい)

紫陽花が、灯のようであるという部分が、詩の核ですが、やはり「灯す紫陽花」の暗喩はわかりづらいというかちょっと強引な気がします。比喩であるとわかるように直喩表現(「灯のごと」「灯火として」「灯すかに」など)にするか、灯火と並べて紫陽花が灯のようであると思わせるか(提案句は後者)

また、「格子戸の町家」としたら、どうしても家全体を思います。それが比喩をさらにわかりにくくしてるかも。町家の外にいて、町家全体を見ている作者の視点になります。

最後に、「七変化」とした効果があるか。紫陽花の色が変わっていく時間変化のイメージがでますがそれが句にどう機能しているかがわかりませんでした。

点数: 0

格子戸の町家に灯る七変化

回答者 卓鐘

添削した俳句: 格子戸の町家を灯す七変化

改めてみたら、町屋の入り口にある色とりどりの鮮やかな紫陽花の景ですね。なんかすごく勘違いしたコメントしててすみません。(反省)

としたときに、「町家を灯す」がややオーバーかもしれません。「町家に灯る」くらいですっと意味が入ってきて、紫陽花が主役に出るかなと思いました。

点数: 0

睡蓮や小枝にとまる鳥の影

回答者 卓鐘

添削した俳句: 睡蓮や小枝にとまる二羽の鳥

二物衝撃がうまく衝撃していない感じです。
睡蓮と二羽の鳥が、ただ、それぞれいるねぇというだけでそこに響あいがないといいますが、季語が動く(他の公園に咲く花でもいい。たんぽぽとか、紫陽花とか)といいますか。

提案句は、例えばですが睡蓮の池にさく睡蓮を見ていたら、そこに鳥の影が見えたという風に、睡蓮と多少響き合うようにしてみました。

点数: 1

嘘つけぬ君へかひたる桔梗かな

回答者 卓鐘

添削した俳句: 嘘の無い彼に送りし桔梗かな

「送りし」だと送ってしまっているので、手元に桔梗がないのが「かな」の詠嘆と合わないと思いました。

彼へ今買って帰ってそれを見ているという風にした提案句
<その他細かいところで以下を変更しました。>
・「彼」かれと男女限定するより「君」としたほうが幅が広がりそう
(作者にとっては、「彼」が大事とは思いますが、作品として。)
・「嘘の無い」これはただの好みの問題ですが、嘘の無いの断定が強すぎるかなぁと。

点数: 0

睡蓮の奏でる文のビブラート

回答者 卓鐘

添削した俳句: 睡蓮にフィギュアのごとく水めぐる

観察したことはすごくいいのですが。。

この句、本当ですか?本当に、フィギュアスケートみたいに、リンクを自由に動き回るかのように波紋が出ますか?^^;
僕には比喩が、ピントきませんでした。

睡蓮池の波紋って、細かく複雑な形をした波形が規則的に揺れているようなそんな感じを思いましたが、違ってたらすみません。(この様子を水巡ると表現したのかなぁとかお思ったり。)

この発見は素晴らしいのですが、描写がものすごく難しい。。。

ちなみに、「フィギュアスケート」を「フィギュア」と省略するのは無理があります。略語はある程度許容すべきだ派ですが、流石にフィギュア単体だと人形、図形とかという意味なのでスケートを外しては。。

提案句は、「文(波紋のこと)のビブラート」と比喩してみました。さらに、睡蓮が波紋を生じさせる擬人化まで入れてみました。(いいかどうかはわかりませんw)

点数: 1

卓鐘さんの俳句添削依頼

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