俳句添削道場(投句と批評)

小西晴菜さんの添削得点の低い順に並んでいます

「使ひ捨てフォークのペンネ突く春夜」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 使ひ捨てフォークのペンネ突く春夜

はちこ様
初投句にご批評いただき、感激しております。添削、批評は無理なので、句を拝読して思い浮かんだ情景をお伝えして感想に換えさせていただきます。
恋人とイタリアンレストランへ行く予定だったのに、コロナ自粛を理由に断りの連絡がきて、夕食はコンビニイタリアン。
「私って使い捨て?」と不安がよぎる。ひと昔前の女性なら、手を止めて涙ぐむところだけど、そんなにヤワではいられない。
「それならそれでいいのよ」と、フォークをペンネにグイッと突き刺して完食。
容器とフォークをポイと捨てて、「録画してたアクション映画でも観るか」って、そんな春の夜。
…勝手な妄想、ご容赦ください。この句がとても気にいってしまいましたので。

点数: 0

「母親の手の離せずや入園児」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 母親の手の離せずや入園児

イサク様、初投句にご批評下さりありがとうございます。拙句「鯉のぼり」に続く語を迷いましたが、緊迫した救急車との違いが出るかと「舞う」にしました。今後もご教授いただけたら幸いです。さて、御句の添削、批評は荷が重いので、想起した思い出をお伝えして、感想に換えさせていただきます。私の娘が初めて登園バスに乗った日のことです。お母さんにしがみつく子や嫌がって泣き叫ぶ子、先生に羽交い締めにされて押し込まれる子がいるなかで、娘はそしらぬ顔でさっさと乗車し、なんとも複雑な気分を味わいました。母子のダブルミーニング、私にはとても自然に感じられます。

点数: 0

「夏霞富士を見せたり隠したり」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 夏霞富士を見せたり隠したり

サタケ様
数年前の夏の静岡旅行を思い出しました。あれこれ楽しんだのに、帰宅後の話題は富士山ばかり。新幹線の車窓から、遊覧船上から、ホテルのベランダから見えたとか見えなかったとか。あれは、夏霞に操られていたんですね。

点数: 0

夜長しレコード針は下りたまま

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 籐椅子やレコードの針上げ忘る

登盛満さま。添削などおこがましい初心者ですが、自分の思い出と重なったので、投句させていただきます。以前、オーディオマニアの夫が不眠症に苦しんでいました。眠れないからと、お気に入りの椅子(籐ではありません)に座り、お気に入りのレコードを鑑賞。時々、曲が終わった後の回転音が聞こえて、そのたびに私は「布団ではだめだけどここなら」と安堵しました。でも、勝手に針を上げると、変化に気づいて目を覚ましてしまうのです。冷える夜には毛布でも、と思うけれど、それも目覚める原因に。私もあれこれ対応に悩みました。幸い、夫は今は元気に趣味の音楽を楽しんでいます。(ちなみに、夫が言うには、レコードの音が本当にわかっている人は、たいてい手動式アームのプレーヤーを使っているんだそうです。)

点数: 0

「睡蓮や波風立てぬ我が暮らし」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 睡蓮や波風立てぬ我が暮らし

秋沙美 洋さま。とても遅くなって恐縮ですが、拙句「鑑真へ」へのアドバイス、ありがとうございました。博物館で大いに感動し、帰りの電車から投句。今思えば、「鑑真和上の生涯」「東山魁夷の絵の素晴らしさ」「揚州薫風」「博物館での自分の感動」とあまりにもかけ離れた様々な要素を、未整理のまま句にしてしまったと反省しております。
さて、御句「睡蓮や」。私には、清々しい理想の境地と感じられました。

点数: 0

小西晴菜さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

雛祭り囃子の笛をまた探し

回答数 : 6

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煎餅で羽毛に負けぬ夢を見る

回答数 : 5

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立春や昨日の豆へむら雀

回答数 : 6

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寒雀はたちの帯や結びたる

回答数 : 3

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明日ユニバ母に内緒の風邪心地

回答数 : 6

投稿日時:

小西晴菜さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

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初夢や想い絵画の景色かな

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