「ぽうときてふつと隠れる蛍かな」の批評
回答者 小西晴菜
添削した俳句: ぽうときてふつと隠れる蛍かな
ささゆみ様。拙句「七夕や」を鑑賞していただきありがとうございます。なかなか返信に至らず、申し訳ありません。
さて、御句がとても印象的でした。というのは、実は私、決して若くないのですが、都会育ちで、蛍は映像でしか見たことないんです。死骸さえ、写真でしか見ていません。
「蛍は昆虫」という感覚も薄く、ファンタジー要素のひとつというか・・・。
御句の「ぽう」「ふつ」で、蛍のはかない感じを表現されていると思うのですが、私にはむしろ、蛍の生命感というか、存在感を強く感じました。死ぬまでに必ず(おおげさじゃないですよ)「なまホタル」を見たいなあと思いました。
点数: 1