「にこやかや生保レディーの黒日傘」の批評
回答者 小西晴菜
ささゆみ様。私には「黒日傘」と言えば弔事用の印象が強く、「にこやか」との違和感が払拭できませんでした。でも、先日、知人から生命保険の話題が出て、こんな話を聞いて、なるほどと思いました。特定の生保レディーさんか、生保レディーあるあるかは知りませんが、職業柄、担当地域内で葬儀の気配があると、迅速に対応するため、誰に不幸があったのか、自社の契約者かどうかをそれとなく確認するのだそうです。その時に、派手な服装で会場を覗いては失礼なので、普段から黒いカーディガンをバッグに入れていたり、靴も光沢の無いものを選んでいるとか。きっと、傘も、弔事ではなくても、黒いものを持つように心がけているのでしょう。それを思うと、ささゆみ様が、働く女性の矜持を表現されていることがよくわかりました。
点数: 2
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二十年位前はしょっちゅう生保の勧誘員さんが、
家々を訪問して回ってましたねぇ。