「立春のかぜ襟元を通り過ぐ」の批評
回答者 小西晴菜
添削した俳句: 立春のかぜ襟元を通り過ぐ
イサク様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。なかなか返信できず申し訳ありません。
あれこれ忙しく、今回の「節分」は諦めてしまい、知人宅の雀を見ても「遅いよ~、寒雀もう終わったし」と。
でも、出がけに拝読した御句にイサク様が「節分の翌日は立春」と暦の面白さに触れておられたことを思い出しました。
昨日は鬼や邪気を祓ったり、歳の数食べたら福を呼ぶパワーを持っていた豆が、一夜明けたら雀のエサ!
滑稽でもあり、自然の摂理のようでもあり·····羽を膨らませて寒さに耐えていた雀が「だってもう春なんだからね」と笑っているような気がして、出来栄えはさておき、俳句の楽しさを再確認いたしました。
やはり、この道場は有り難いです。今後ともよろしくお願いします。
点数: 1