俳句添削道場(投句と批評)

小西晴菜さんの添削最新の投稿順の3ページ目

「立春のかぜ襟元を通り過ぐ」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 立春のかぜ襟元を通り過ぐ

イサク様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。なかなか返信できず申し訳ありません。
あれこれ忙しく、今回の「節分」は諦めてしまい、知人宅の雀を見ても「遅いよ~、寒雀もう終わったし」と。
でも、出がけに拝読した御句にイサク様が「節分の翌日は立春」と暦の面白さに触れておられたことを思い出しました。
昨日は鬼や邪気を祓ったり、歳の数食べたら福を呼ぶパワーを持っていた豆が、一夜明けたら雀のエサ!
滑稽でもあり、自然の摂理のようでもあり·····羽を膨らませて寒さに耐えていた雀が「だってもう春なんだからね」と笑っているような気がして、出来栄えはさておき、俳句の楽しさを再確認いたしました。
やはり、この道場は有り難いです。今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「欠席と伝へて戻る風邪の床」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 欠席と伝へて戻る風邪の床

なおじい様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。
他の方のコメントから、朝日俳壇で入選された由、おめでとうございます!
入選作品、素晴らしいですね。
お正月らしく縁起の良い植物が並び、晴れがましい情景を描きつつ、下五で「いやいや、うちではなくて隣の話だよ」と瀟洒にまとめられたところが粋というか、洒脱というか····。新春の俳壇にふさわしい誰もが納得の名句!と思いました。

さて御句、やはり「風邪の床」が面白いですよね。元気な時は、旅先のホテルのベッドの、シーツに糊のきいたような寝床が好ましいと思いますが、風邪で休んでいる時は、そんな冷たいのは勘弁してほしい、欠席連絡が済んだら一刻も早く、あの温もりの残った寝床へ戻りた〜い、という感覚ですよね。すごく共感します。

 蛇足ですが、「ユニバ」が関西限定と知らず、驚きました。
ちなみにこちらでは、マクドナルドを「マクド」ファミリーマートを「ファミマ」と呼び、音符で表すと、店員さんの「まいど!」と全く同じです。もちろん「ユニバ」も。
不要な情報、失礼いたしました(苦笑)

点数: 1

「包丁はどこにあるのか母の風邪」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 包丁はどこにあるのか母の風邪

イサク様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。
拙句「明日ユニバ」へのコメント、ありがとうございます。なかなか、詰め込み癖?が治りません。他の皆さんの作品を参考にしつつ、努力を重ねたいと思います。
さて御句、お母さんが風邪をひいて、料理などしようにも上手くいかず戸惑っている感じがストレートに伝わってきます。
ただ、このご家庭は自力で何とかしようとしておられますが、うちなんか、私が寝込んだらこんなもんです。
  声ひそめ出前算段母の風邪

点数: 1

風邪熱の額に母の手ひんやりと

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 母の手の風邪のひたいに置かれけり

よし造さま、小西と申します。
いつも楽しみに拝読させていただいております。また、論旨を整理された批評コメント、大いに勉強させていただいております。
添削、批評ではなく、御句にて、娘が小学校1年生の時に書いた作文を思い出し、懐かしくて、コメントさせていただきます。
「風邪で熱が出てしんどかったし、学校を休んで退屈だったけど、熱を測りに来たお母さんの手が冷たくて気持ち良かった」
といった内容でした。
家事や仕事がたて込み、娘の熱が気になりながらも、体温計を取り出すのも面倒で、台所仕事の手をエプロンでササッと拭いて
娘のもとへ。
まだあまり熱は下がっておらず、娘は私の手を「あ〜気持ちいい」と言って、スヤスヤ眠り、私の雑な子育てが少し報われた気がしました。
ただの思い出話で申し訳ありません。
今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「日曜の風邪の寝床の仄暗き」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 日曜の風邪の寝床の仄暗き

イサク様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。拙句「やかんの余熱」「天井は」等々へのコメントもいただきながら、なかなか返信できず、申し訳ありません。
「やかんの」で提案いただいた季語「寒ざらへ」は初めて知りました。自然現象と人的要素が一体になっていて、それだけで詩的な言葉ですね。
あれこれ措辞を練っても、最終的には季語が適切に働いていることが重要、と大いに勉強させていただきました。
さて御句、下五「仄暗き」が「風邪」「寝床」のすっきりしない感じをさり気なく表していると感じました。
連体形か終止形かの選択はよくわかりません。ただ「風邪」自体が曖昧なイメージの病気と思われるので、余韻を感じる連体形が合う気がします。

点数: 1

小西晴菜さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

雛祭り囃子の笛をまた探し

回答数 : 6

投稿日時:

煎餅で羽毛に負けぬ夢を見る

回答数 : 5

投稿日時:

立春や昨日の豆へむら雀

回答数 : 6

投稿日時:

寒雀はたちの帯や結びたる

回答数 : 3

投稿日時:

明日ユニバ母に内緒の風邪心地

回答数 : 6

投稿日時:

小西晴菜さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

鯊釣りや竿一本の孫とゆく

作者名 久田しげき 回答数 : 1

投稿日時:

夕焼けや連ドラ熱く明日を読み

作者名 こま爺 回答数 : 1

投稿日時:

冬温し見える優しさルミナリエ

作者名 豆柴 回答数 : 5

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ