俳句添削道場(投句と批評)

塩豆さんの添削最新の投稿順の9ページ目

「心にも無いこと言ひて心太」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 心にも無いこと言ひて心太

いつもコメントありがとうございます!
これまた「あーあるある、」と思わず口に出してしまいそうになるりました。かき氷などではなく心太というのも渋いですね。
「無い」が新仮名で「言ひて」が旧仮名です。自分なら新仮名で揃えます。

点数: 0

「母の日と知りて飯場のパイプ椅子」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 母の日と知りて飯場のパイプ椅子

塩豆といいます。初めましてです!
私も「飯場のパイプ椅子」が好きです。飯場で初めて気付いてしまったのですから、ああ、しまった、そうだった、などという心境なのでしょう。その心の動きがパイプ椅子の揺れや軋みなどに表れるのかもしれませんね。凄く繊細で私は大好きな一句です。
パイプ椅子に変化があるとすれば「知りて」とするとすぐにそれが表れ、「知るや」とすると少しも間を置いて表れる印象があります。どちらもいいと思います。

点数: 2

「平成の最後の梅雨や始まりて」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 平成の最後の梅雨や始まりて

お世話になります!塩豆です。
改元は来年の五月一日だったと思いますので、そう言えばそうなのかという心地よい些細な発見をできました。
気になったのは「梅雨や」として切れを作っているところです。好みの問題もあると思いますが私ならここは切れを作らずスッと読み手に伝えたいところです。

平成の最後が梅雨の始まりぬ

とでもします。「最後が」としたのは「の」が連続してしまうのを避けるため、そして「最後」という情報をすこし際立たせるためです。また、座五も内容から終止形で終わった方が個人的にしっくりくるので、「始まりぬ」としました。
参考になれば幸いです!

点数: 4

「橋梁へ迫る糸柳の一枝」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 橋梁へ迫る糸柳の一枝

いつもコメントありがとうございます!
他の添削者の言葉を借りれば「視角スケールを意識した語順」になっているということで、こういったテクニックもあるのだなと勉強になりました。
切り取ったシーンも着眼点も類を見ず、やはり流石だなと思いました。
特に直すべきところはないと思います。

この俳句で意見の別るところがあるとすればやはり「迫る」でしょうか。糸柳が橋梁の近くまで垂れる様子をどう表現するかがこの俳句において非常に難しいポイントだと思います。これを「橋梁に迫る」とするのは少し大袈裟かもとは思いました。しかし、「いやいや、これでいいのだ」という方も多そうなので「迫る」も最高の表現の一つなのかなと思います。

点数: 3

「しぶき舞う噴水ひかる源氏読む」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: しぶき舞う噴水ひかる源氏読む

塩豆と申します。どうぞよろしくです!
「噴水光る」と「光源氏」をかけたのですね。面白いです。面白いのですがしかし、これが面白い俳句かと言われると実はそうではないのです。残念ながら俳句においてこの発想は「有っても無くてもいい発想」です。じゃあどんな発想がいいねん!って話ですがそこの辺りがやはり一朝一夕には分かりづらいところと思います。沢山の俳句に出会うと段々と分かると思います。
一応添削例を恐縮ながら示します。

・噴水の泡沫ひかる源氏読む
・噴水の泡沫平家物語

泡沫は「うたかた」あるいは「ほうまつ」と読みます。どっちでもいいと思います。
無常感の色の強い平家物語の方が噴水の雰囲気に合うかもです。

点数: 2

塩豆さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

ため息の何兆倍の春風か

回答数 : 2

投稿日時:

羽ペンの署名貰ひて梅雨晴間

回答数 : 4

投稿日時:

炎天や居留守の窓は煌びやか

回答数 : 6

投稿日時:

悪友の白衣を着たる晩夏かな

回答数 : 9

投稿日時:

ヒヤシンス隣もタイプミスの音

回答数 : 7

投稿日時:

塩豆さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

静寂の潮騒沁みて蝉時雨

作者名 藤田 真人 回答数 : 3

投稿日時:

ソロモンの日傘は知恵の象徴か

作者名 友也 回答数 : 0

投稿日時:

鵜の性をあやつる縄に火の粉かな

作者名 久田しげき 回答数 : 0

投稿日時:

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