俳句添削道場(投句と批評)

塩豆さんの添削最新の投稿順の11ページ目

「行く春をひらりひらりと君の肩」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 行く春をひらりひらりと君の肩

塩豆と申します。どうぞよろしくです!
何かのメッセージ性は感じるのですが、それが明確に伝わるよのうに表現する必要があると思います。「ひらりひらり」と言っているあたり、おそらく桜の散る様子を表現しているのでしょうが、それならば「桜」とちゃんと言ってしまえばいいのです。(的外れな勘繰りでしたらゴメンナサイです。)

桜散るひらりと君の撫で肩に

例えばこのようにすれば大分まとまると思います。そしてここで「なんだ、ありきたりな俳句になってしまったではないか!」と思われるかもです。
自分の個性を俳句に出すには「表現を工夫」することよりも「切り取るシーンを工夫」することの方が大事だと思います。そしてそれを正しく表現すれば良いのです。
この俳句からは個性を見出だそうというガッツは感じるのですが空回りしている感じがあります。ガッツは感じましたよ!

点数: 4

「親指の包帯白し黒揚羽」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 親指の包帯白し黒揚羽

かぬまっこさん、いつもお世話になります!
色の対比が明瞭に表現されていて誰が鑑賞してもある程度読みごたえのある俳句だと思います。
少し微妙なところですが、包帯を「白し」と説明するのはやはり不用な気がします。くすんだ色の包帯や血の滲んだ包帯も考えられますが、やはり包帯とくれば白色、況してやこの場面なら白を想像する人が殆んどな気がします。

点数: 1

「一房の百円といふバナナかな」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 一房の百円といふバナナかな

いつもお世話になります!塩豆です。
その名も「百円」というバナナが売られていたということでしょうか?この適当なセンス、憎めないですね。
安直な句と卑下されていますがここでのかな終わりは効果的なのではないでしょうか?
「一房の百円といふ」と独特な表現がきて、おや、何だろう、という気になります。そしてその後それがバナナであることが明かされる訳ですから、バナナの存在感は強い方がいいと思うのです。

点数: 2

「麦酒飲むグラスに注ぐ一杯目」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 麦酒飲むグラスに注ぐ一杯目

いつもお世話になります!
疲れた時に飲む一杯目のビールは最高ですね。これから飲む酒を美味しくしてくれるような一句をありがとうございます。
上五で「麦酒飲む」とあるのですがその次に「グラスに注ぐ一杯目」ときています。おそらく、ここで多くの読み手は「まだ飲んでないんかい!」思ってしまいます。
これは語順を変えるといいと思います。
少し適当ですが例えば

中ジョッキに注ぐ一杯目の麦酒

なんてどうでしょうか?
中ジョッキでなく、もっと他の以外なものに注いでみても面白いかもしれません。

点数: 0

「気の早い夏のジェラシー雨の都会」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 気の早い夏のジェラシー雨の都会

いつもお世話になります!
上五中七に五感をあまり刺激しない言葉を並べ最後に花を下五に入れる、という試みを以前されていたと思うのですがこの俳句もそれに似たものを感じます。(少し違うかもですが)
私が思うに、こういったタイプでは下五にそれほど物理的に大きくない対象物が来るとスッキリします。以前の山躑躅の俳句ではそれが成功していますが、この俳句では失敗している気がします。最後までモヤモヤ感がするのです。また、上五中七の内容も少し抽象性が高すぎる気がします。
やはり苦手なタイプの俳句ってありますよね…。

点数: 1

塩豆さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

ため息の何兆倍の春風か

回答数 : 2

投稿日時:

羽ペンの署名貰ひて梅雨晴間

回答数 : 4

投稿日時:

炎天や居留守の窓は煌びやか

回答数 : 6

投稿日時:

悪友の白衣を着たる晩夏かな

回答数 : 9

投稿日時:

ヒヤシンス隣もタイプミスの音

回答数 : 7

投稿日時:

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その他の添削依頼

白い歯を見せてどんぐり持つ子かな

作者名 豆柴 回答数 : 7

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手を合わす老母見守る曼珠沙華

作者名 阿波阿呆 回答数 : 1

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要望:褒めてください

土庄の鐘の響くや桜鯛

作者名 だるま 回答数 : 0

投稿日時:

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