俳句添削道場(投句と批評)

塩豆さんの添削最新の投稿順の71ページ目

「除雪車に停まる尾灯や謝意の列」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 除雪車に停まる尾灯や謝意の列

どうもです!
ほっこり系の俳句ですね。しかも風景自体は寒いので人間のあたたかさのようなものがより思い浮かびました。確かによくある手かもしれませんが、やはりいいもんだと改めて感じました。

技巧的な事を言いますと「や」の特性を活かしきれていない感じはしました。「尾灯」の強調はキマっていると思うのですが、その後に続く言葉が前述の内容について付け加えるような情報になっているので、ここには推敲の余地があるのではないでしょうか。場面を転換しない「や」も時にはあるようですが、この場合はそれではない気がします。

点数: 1

「混乱の駅の屋根には冬鴉」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 混乱の駅の屋根には冬鴉

いつもお世話になります!
混乱しているいという状況とさえ伝われば、「霧」は別に言う必用はないのではと個人的には思いました。また、やはりこの俳句では「屋根」という情報もどうしても欲しいところと思います。私は元句がベストに近いと思います。もしくは一長一短な感じもしますが、

混乱のホームの屋根の(に)寒鴉

かな、、と思います。原句の「には」がちょっと引っ掛かり、もしも可能であれば違う表現をしたいという発想のもと作りました。しかしこれだと「ホームってやんやねん、駅のホームって言わんと分からんやろ」というツッコミも聞こえてきそうです。

多少の引っ掛かりは感じましたが味わいのある一句と思います。

点数: 0

「干鮭やたましい帰る青き海」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 干鮭やたましい帰る青き海

はじめましてでしょうか。塩豆と申します。よろしくお願いします!

さて、邪推かもしれませんがこの俳句では作り手と読み手との間に食い違いがありそうです。「たましい帰る」の主語は「鮭」ではなく、「自分」であると多くの読み手には思われう筈です。しかし、個人的には寧ろこちらの解釈の方がまだ良いと思います。

「○○や+体言止め」の形は本当に使いやすいです。これを練習することはとても良いと思います!一応コツとしては「や」以降にシャープに場面転換させる事と、多くの方が言ってる気がします。そして私もそう思います。

点数: 0

「春暁や娘のよそう朝餉あり」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 春暁や娘のよそう朝餉あり

どうもです!
段々とお上手になられてきたのではないでしょうか。構成がしっかりしていて、また明瞭な俳句と思いました。
次のステップがあるとすれば「季語を離す」っということでしょうか。「春暁」と「朝げ」では距離が近く、今一つ意外性に欠けると現代においては評価されると思います。近すぎず遠すぎずの距離感を探し出すことが重要です。因みに私は離しすぎることがよくあります。これ、本当に難しいです。

もう一つ。これはどちらが良いのか分かりかねますが、動詞の「あり」はこの場合無いほうがいい気もするので、「朝げあり」→「朝御飯」とでもした方が無難と思いました。

点数: 1

「白梅やミヤマガラスの覆う空」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 白梅やミヤマガラスの覆う空

どうもです!
景色が浮かびましたしオリジナリティーもあり、また、構成もしっかりしていると思います。メチャクチャ良い俳句かと言われるとそれは違うと思いますが、良句ではないでしょうか。

点数: 1

塩豆さんの俳句添削依頼

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回答数 : 2

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