俳句添削道場(投句と批評)

塩豆さんの添削最新の投稿順の70ページ目

「スケート大会帰途の無言に雪が鳴る」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: スケート大会帰途の無言に雪が鳴る

どうもです!
まず、助詞の「に」ですが、これは個人的には大丈夫な気がします。原因を表す「に」に近いニュアンスで使われていると思うのですが、一読した限り説明的に感じたりは全くしませんでした。
次に上五の字余りも含めてですが、「スケート」と「雪」があまり良くないタイプの季重なりになっているのでここの上五は大分考え直した方が良いかもです。
そして映像化できているかについてです。聴覚への刺激は強い分多少映像がぼやけてもどうにかはなりそうですが、あと少し具体性を増したほうが尚良いと思いました。以上のことから、、多少状況に脚色を加えますが

銅メダル帰途の無言に鳴れる雪

なんてのはいかがでしょうか。下五も助詞が少し煩わしく感じたので取っ払い、また存続の助動詞で時間に幅を持たせつつ体言止めで締めてみました。

いい部分はかなりいいと思いましたよ!

点数: 1

「オイルサーディン開けよっか春だから」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: オイルサーディン開けよっか春だから

ありがとうございます。
俳句ポスト唯我独善さんの作品も拝見しましたよ!「歯応えを飲み込む」というフレーズ、お見事です。

点数: 1

「豆まきと恵方巻食うどちら先」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 豆まきと恵方巻食うどちら先

どうもです!
素朴でなること、素直であることは確かに良い俳句を作るために必用なことと思います。しかし今回の素直さは俳句の題材にはちょっと合っていないように思いました。
私が思うに求められているのは「素直な感想」というより「見たままの場景を素直に文字にする」ということです。

余談ですが私は去年ふざけて恵方巻の中に豆を入れて食べてました。激マズでした。

点数: 0

「節分の夜の革靴の軽きかな」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 節分の夜の革靴の軽きかな

お久しぶりです!塩豆です。
読み手にある程度の情報を託しつつも情景がよく見えました。最後の「かな」も非常に有効に感じました。
ただ、季語が若干動くと思いました。「節分」だけでなく、他のイベントでも当てはまってしまう気がしました。
やはり季語が動くという問題は難しいです、、相変わらず私も苦労しております。

点数: 1

「悴みてチラシ配れる鼻ピアス」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 悴みてチラシ配れる鼻ピアス

どうもです!
きっと勉強されたのでしょう。私の知る限りでは最適な表現をされていると思います。「配りし」としてしまう方も初心者では結構おられる気がするのですがこの場合「配れる」が絶対に良いと私も思います。

僅かに気になったのが一読したときにややごっちゃりした感じがあったことです。「悴みて」が「鼻ピアス(をつけた人)」に掛かると思うのですがそれらが離れすぎているのが原因の一つと私は思いましたので、私であれば「悴みて」の部分に他の季語を入れてバスッと切りたいです。また、そうすればチラシを配っている人が自分ではなく、鼻ピアスであるということも間違いなく示すこともできます。といいますのも元句では連体止めの二句切れとも何とか捉えられるのです。(こっちでとらえる人はそう多くないと思いますが、、)

長くなりましたが力を付けて来られたなと感じた一句でございました。

点数: 1

塩豆さんの俳句添削依頼

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ため息の何兆倍の春風か

回答数 : 2

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回答数 : 4

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投稿日時:

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