鍋包み幼時を想う湯気の中
回答者 イサク
添削した俳句: 覗き込む眼が曇る若き冬
はじめまして。
目が曇るという表現は「判断力が鈍る」という慣用句があり、コメントを読むまではそちらと思っていました。何を「覗き込む」のかわからないから、というのもあると思います。曇っているのは「視界」ですかね。曇るという動詞は悪い意味に捉えやすく、この句では別の言葉に置き換えた方がよいかもしれません。(暗い過去、というのならば別ですが)
子供の頃の思い出ということですが、「若き冬」は厳しいですね。コメントの、家族で鍋を「包む」という表現が素敵だと思いましたので、敢えて入れてみました。上五は「寄せ鍋や」「鍋囲む」などの季語でもよいと思います。
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