俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の45ページ目

輪を描く鳶を見下ろし山の冬

回答者 イサク

添削した俳句: 鳶の輪眼下に望み北颪

こんばんは。

御句、中七「眼下に望み」がまるごと説明になってしまっているようです。
「・・颪」は山から下ろしてくる(吹いてくる)冷たい風の意味で、山裾や平野での風の意味合いが強いです。山上にいるときにはそぐわない語かもしれませんね。鳶のイメージである「上昇気流」とも相性が悪いようです。
「自分は山上にいて、上昇気流で輪を描いている鳶を見下ろしている」という内容を全て詰め込むのは、「北颪」を除く十二音では厳しいように思います。

点数: 0

冬晴れに稜線顕わ奥羽かな

回答者 イサク

添削した俳句: 冬晴れに稜線白き奥羽かな

あけましておめでとうございますm(__)m
本年もよろしくお願いします。

冬~(山が)白い~東北地方、という類想できる語の重なりが少しもったいない気がします。
「白き」がはっきり見えているのか雪雲がかかっているのか掴みかねますが、晴れているのではっきり見える方向で・・・
「奥羽かな」を具体的な山の名前に変えてもよいですね。「岩手山」「磐梯や」など。

点数: 1

霜柱トミカシューズの底模様

回答者 イサク

添削した俳句: しもばしらトミカシューズのしゃくしゃくと

こんばんは。

御句拝読しました。「トミカシューズ」の語の選択がとても良いと思います。

目線がこどもなのか、それを見ている自分なのか、揺れているように見えますので、統一した方がよいと思います。こども目線での添削が、またしてもかぬまっこさんと一致してしまったので、客観目線で・・・

点数: 0

お正月終わりて増える仕事かな

回答者 イサク

添削した俳句: お正月終わりて続く仕事かな

こんばんは。

コロナがさらに厳しくなりそうな、このご時世。仕事はあった方がいいのは間違いないですね。

点数: 1

元旦の乳飲児安き寝顔かな

回答者 イサク

添削した俳句: 元旦や乳飲児の頬透き通る

はじめまして。こんばんは。

御句拝読しました。
「透き通るような肌」といえば色白の美しい女性の代名詞なのですが・・・「乳飲児」の「頬」が「透き通る」では具合が悪く生気のない赤ちゃんしか想像できないような・・・どのような状況の赤ちゃんを詠みたかったのでしょうか?
この「透き通る」は主観の比喩ですので俳句に使うには難しいです。あえて使うとすれば、「透き通る」感じた理由と、その美しさ・感動を句のどこかで感じさせなければ、この措辞は成立しないのでは、と思います。

点数: 1

イサクさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

山笑う地球に罅の入るほどに

回答数 : 23

投稿日時:

うららかや100円玉のかがようて

回答数 : 69

投稿日時:

啓蟄に入りましたよ鳩歩く

回答数 : 25

投稿日時:

ドカ雪と言ふと言へども春の雪

回答数 : 81

投稿日時:

初星や篝に知らぬ顔多し

回答数 : 54

投稿日時:

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その他の添削依頼

冬日さし水面眩しき堰止湖

作者名 久田しげき 回答数 : 1

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釣人の竿を動かぬ小春かな

作者名 久田しげき 回答数 : 1

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猫じゃらし遠い記憶の三毛猫

作者名 ロミ 回答数 : 4

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