俳句添削道場(投句と批評)

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鳶の輪眼下に望み北颪

作者 近江  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

鳶が上昇気流に乗って輪を描きながら上空へ舞い上がって
いつもは下から見ているが山に登った時下のほうで何羽も輪を作り
ながら飛んでいた。
乾燥したかわいた空気をもたらすまさに北おろしが肌を射す
猛禽類は冬の季語と思っていたが
ホトトギスの新歳時記には載っていなかった。

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輪を描く鳶を見下ろし山の冬

回答者 イサク

こんばんは。

御句、中七「眼下に望み」がまるごと説明になってしまっているようです。
「・・颪」は山から下ろしてくる(吹いてくる)冷たい風の意味で、山裾や平野での風の意味合いが強いです。山上にいるときにはそぐわない語かもしれませんね。鳶のイメージである「上昇気流」とも相性が悪いようです。
「自分は山上にいて、上昇気流で輪を描いている鳶を見下ろしている」という内容を全て詰め込むのは、「北颪」を除く十二音では厳しいように思います。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「鳶の輪眼下に望み北颪」の批評

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

近江さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

良いですね、景が立ちます。
が、「望む」という動詞が詠み手の存在を思わせ、「鳶の輪」「北颪」の光景に水を差しているような感じがしました。

ここはもっと客観的写生を大事にする方向で
「鳶の輪わずか乱すや北颪」
とかどうでしょ。

点数: 1

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添削対象の句『鳶の輪眼下に望み北颪』 作者: 近江
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