「両翼の風の弧描く春の鳶」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 両翼の風の弧描く春の鳶
こんにちは。
観察しようという意欲はあると思います
((失礼ながら)想像の句ではないですよね?)
類想というか、季語ではないですが「鳶の説明」になっていて、その説明表現が一般的な想像の範囲を出ていないのが評価しにくい点になっていると思います。
◆上五「両翼」が音数合わせに見えます。 鳥は片翼では飛べませんし、「両」の文字は要るでしょうか・・?
◆「弧描く」は、鳶の想像できる飛び方を、想像できる範囲の比喩で表現してしまっているので・・
◆この内容で「鳶の説明」→「鳶の映像」という語順も、あとで答え合わせをしてしまう形のため、損していると思います。
たとえば・・「風」は消えますが
・春の鳶や弧を描くためある翼
・春空へ弧を描くため鳶のぼる
点数: 1