「炎天や現場に響くファンの音」の批評
こんばんは。
なおじいさん、某所水曜おめでとうございます。それを言うためだけに来ました。
それからいろいろありがとうございます。私は悪くないなんてことはないと思います。このサイトではできる限り、句に対して自分なりに真摯にコメントするようにしているので、不愉快に思われる方も多いでしょう。投げっぱなしにはしないよう注意しているつもりですが、マウントをとられたくないと感じる方は過去にもいっぱいいたようですし、ある程度は仕方ないかと。
とはいえ「添削を依頼していない句を勝手に出され、勝手に評され、それに対する俳人の選評すら評する。それを全世界にオープンしているインターネットの場で書きこむ」というのはかなり・・とは思いました。
あの句自体はネットで公表されている句でしたので、ご自身のサイトで、ご自身の名前を出して、ご自身の責任でそういう評をするのはまだ許容の範囲内だとは思いますが。
で、ついで(?)に句にコメントして去ります。
コメントから連想ゲームっぽさを意図しているようでこの形なのだと思います。
「現場」は工事現場を想像させやすい言葉ですので、「ファン」は空調服みたいなものを想像しやすい句だとは思います。
とはいえ「現場」という言葉で終わらせるのは、受け手に対してやや乱暴な感じを受けます。具体性があった方が映像が立ち上がりやすいのではないかと思いました。
「扇風機」が季語ですので、「暑いときに涼しくなるためのファン」にも季語感が伴いますので、季重なり的な散漫さに注意ですね。直接見ていないから季語感は薄い、としたくて「響く」「音」を両方使っているのかな?
たとえば「響く」を省略してみます。
・炎天や工事現場にファンの音
・炎天や誘導員にファンの音