俳句添削道場(投句と批評)

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蝸牛伸びて縮んで一寸半

作者 松健四歩  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

ほんとは一寸半も進めないが。

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「蝸牛伸びて縮んで一寸半」の批評

回答者 気まぐれ亭いるか

再訪です

石鯛句へのコメントありがとうございました
一応、投句の季語は石鯛ですね
ネットですが調べたら出てきます
ただ、歳時記からランダムに調べて当たったやつなのでマイナーかもしれません(笑
今後ともよろしくお願いします

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「蝸牛伸びて縮んで一寸半」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

横から話に入ります。
私も「伸びて縮んで」が移動だとは思いませんでした。この句は体長のことを言っているのだと思いました。
4.5cm。やや小さめのかたつむりですね。

以前、蝸牛の句を作るために観察を繰り返していました。
種類によるかもしれませんが、かたつむりは移動に「伸びたり縮んだり」を必要としない種類が多いと思います。
腹部(貼りついている部分)の蠕動運動で移動しますので、ほぼそのままの形で動いていきます。
なので「伸びて縮んで」では移動のことだと思えなかった、というのが私の感想でした。
↓参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=0eEANx2Ggs0

葉っぱから葉っぱへ渡るときなど、必要なとき「伸びて」いるのは観察したことがありますが、これはちょっと特殊な移動。

「尺取り虫」なら「伸びて縮んで」で確実に移動してますね。

ということで、もし「伸びて縮んで」を繰り返して移動しているかたつむりの動画があれば見てみたいなあ・・と思う次第でした。

一物と取り合わせについては、慈雨様と同じ認識です。

点数: 4

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「蝸牛伸びて縮んで一寸半」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

一瞬をとらえる写生の一句ですね。

ただ、縮むがあれば伸びては蛇足かもしれません。空いた字数で小枝を加え情景を少し広めるのはいかがでしょうか。
"蝸牛縮み小枝の一寸半

よろしく。

点数: 1

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「蝸牛伸びて縮んで一寸半」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

松健四歩様おはようございます。
御句これはこれでちゃんと出来ていると思います。
一寸半は比喩的な使い方でよろしいかと。
このままいただきます。

点数: 1

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「蝸牛伸びて縮んで一寸半」の批評

回答者 竜子

句の評価:
★★★★★

松健四歩様 おはようございます。
お世話になります。
遅いとか鈍いとかでなく一寸半の措辞に工夫がみられて佳いと思います。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「蝸牛伸びて縮んで一寸半」の批評

回答者 竜子

句の評価:
★★★★★

松健四歩様 こんにちは
再訪です。
ハンカチのコメントありがとうございます。
実景だったですが、確かに口紅つくかもですね。
ご提案もありとうございます。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

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「蝸牛伸びて縮んで一寸半」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

松健四歩さま、こんにちは。
御句拝読しました。面白い一物仕立てですね!
竜子様のコメントの通り、蝸牛の移動と言うと速度に目が行きがちですが、移動距離に着目されているのが佳いと思いました。

「縮んで」を省略すると「一寸半」が蝸牛の体長のことだと誤読されるので、「伸びて縮んで」のままで良いと思います。

今度蝸牛を見つけたら、実際に一度の伸び縮みで何ミリくらい進むのか測ってみようかと思いました(笑)。

点数: 1

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「蝸牛伸びて縮んで一寸半」の批評

回答者 気まぐれ亭いるか

句の評価:
★★★★★

こんにちは

御句拝読しました
「伸び縮み」の動き、「一寸半」のリアリティ
素晴らしく良いと感じました
見事な観察の賜物だと思います
このままいただきます

点数: 1

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「蝸牛伸びて縮んで一寸半」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

再訪失礼します。
言われたそばから長文です、ごめんなさい(汗)。

横から恐縮ですが、俳句論、興味深いです!
私としては御句に季語の説明という印象は無かったです(これがもし「蝸牛伸びて縮んで進みけり」だったら説明的かもしれませんが)。

あと、こま爺様の連想法のリンクは参考になりますが、連想法が効果を発揮するのは主に取り合わせの句ではないでしょうかね。
松健四歩様の句は、夏井先生の言うところの「純正の一物仕立て」ですし、連想法との相性はどうかなぁと。

一物仕立ては連想というよりは、 客観的な観察、写生で作られるものが多いと認識しています(その分、類想や説明になりやすいとも言われますね)。

・大蛍ゆらりゆらりと通りけり/小林一茶
・咲き満ちてこぼるゝ花もなかりけり/高浜虚子
これら一物仕立ての名句は純粋な写生句であり、連想は一切入っていません。
また、「蛍はゆらゆら飛ぶものだから季語の説明だ」「桜が咲いているという答えを言ってしまって想像の余地がない」なんて批判も当たらないと思います。

連想か写生か、好みや得手はあると思いますが、どちらが優れているとかではなく、その句によって適切な表現方法を模索するのが俳句の面白さかなぁなんて思います。

…と偉そうに言いつつ、初学者のごく限られた知識でのコメントで、たぶんいっぱい間違ったことも書いてると思います。お許しを。。
また色々勉強させてください。超長文、失礼しましたm(__)m

点数: 1

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「蝸牛伸びて縮んで一寸半」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。わたしも体長か進みか悩みましたが、いずれにしろおもしろい句だなという感想を持ちました。
わたしも先週かたつむり句ばかり詠んでいましたが、取り合わせばかりで、なかなか一物が弱く、観察に強くならないとなあ、とよく反省します。
ちなみにイサクさんの観察句は俳句ポストの蝸牛の回の一物がエグイほど秀逸で、私はしばらく一物には手を出さないな、及ばぬなと思うたのを覚えています。

https://haikutown.jp/post/result/other-thursday.php?k_no=274

また観察と戦っていこうとも思いますし、取り合わせを研ぎ澄ませていこうとも思います。ながなが書きましたが、俳句はおもしろいです。

点数: 1

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