俳句添削道場(投句と批評)

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「みずばせう奥地に鳥の誘い来ぬ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: みずばせう奥地に鳥の誘い来ぬ

こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。

◆歴史的仮名遣いならば「みづばせう」ですね。
 よくわからないならば「水芭蕉」と漢字で書く方が安全です。
◆水芭蕉が鳥を誘ったのか? (擬人法)
 鳥が水芭蕉を誘ったのか? (擬人法)
 鳥が自分(作者)を誘ったのか? (擬人法)
 自分(作者)が鳥を誘ったのか?
 それとも他の組み合わせ?
 というように、【何が】【何を】誘ったのか、その点を整理した方がよいと思いました。整理できているならば、受け手にそう伝わるように・・・
 動詞を変えてしまうのも一つの手です。

「誘う」の主語目的語がわからないので、提案の句では避けてみます。

・みづばせう奥地に鳥のたどりつく

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「ロゼの飛花鸚鵡貝かな舞い上がる」の批評

回答者 道奥ゆり

添削した俳句: ロゼの飛花鸚鵡貝かな舞い上がる

かぬまっこさん、
鳥越暁さん、添削をありがとうございます。
ロゼという言葉が不要だということがわかりました。
しかしながら、オウムカイという単語を選んだ理由がうまく伝わらなかったようで、説明を追加させていただきます。
オウムカイが自然に起きる黄金比の例えの一つです。その故、飛花もオウムカイと同じ形で渦紋のように回り上がっているということを表すつもりでした。

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「釣り人の竿陽炎へ投げにけり」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 釣り人の竿陽炎へ投げにけり

おっ面白いコメント!確かに僕も調べてみたら、陽炎ふというその意味での動詞はでてきませんでした。
ぢ僕の、講談社の新日本大歳事記には、かぎろひて、かぎろへる、など使った例句がたくさん。特に注意もありませんでした。実際にはないけど俳句語としては便利いいから使われているだけの言葉かもしれません。
辞書になくてもみんなで使えばそういう言葉でいいやんというゆるい解釈。
スタバる、タクる、みたいな?

点数: 1

「釣り人の竿陽炎へ投げにけり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 釣り人の竿陽炎へ投げにけり

こんばんは。

若い頃、「竿を投げる」と発言したら「竿は投げんわ!」と怒られたことのあるイサクです。慣用的に「竿を投げる」と言いそうな気もするのですが、調べた限りでは用例は出てきませんでした。

コメントを見て、「釣り人」と「仕掛けの着水地点」を無理にわけなくてもよいのでは?というのが実感です。
「陽炎や」と「釣り人」の取り合わせで釣り人に陽炎がかかって見えることを想像させるのは可能でしょう・・・と。そして仕掛けの着水地点も。

・陽炎や釣り人の持つ赤い竿

点数: 1

「ケチャップのぷすつと尽きて夏来る」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: ケチャップのぷすつと尽きて夏来る

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。むしろ、こういう繋がっていない因果でつなぐのはむしろ詩的だと思っていまてよくそういう句をがんがん詠みます。。
ぷすぷすとトマトケチャップ尽きて夏

ケチャップの音は春が尽きる音ですから、そっちにもっていくのもありですね。
ぷすぷすと春のケチャップ尽きにけり

イサクさんのいうように、春が尽きて夏になるっていうのは、どこか逆のように思ったりして、ケチャップが充填されていく感じが夏の感じ。
夏の果から秋の感じがぷすぷすという感じ。これは受け手の主観かも。

点数: 1

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