「室咲きや椅子から立てぬ左足」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
コメントの句の方がわかりやすいですね。
・片足で椅子から立てず室の梅
御句いろいろありまして。
◆「椅子から立てない左足」という日本語の違和感。
「足が立つ」は「水の中で足がつく」「幼児が立てるようになる」ぐらいでしょうか?
◆なおじい様のように「左足が動かなくなった」の誤読。
◆「室咲の花」との取り合わせが不思議でした。季語は再検討できそうです。
◆句の内容がそもそも「(椅子から片足で立つという筋肉量を知る運動で)(右足はできたが)左足で椅子から片足で立つことができない」というかなり説明の必要な内容ですので、俳句にそのまま行くのはなかなか厳しいかも。
げばげば様の提案句のように省略すると「平衡感覚がない」に見えますね。
俳句にしよう、という目の付け所は悪くないと思いますので、いかに俳句の小さな器に入れていくか・・・
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足の筋力の衰えを知る指標として椅子にかけた状態から片足で立ちあがってみる。ということをテレビで見たのでやってみました。右足は何とか出来ましたが左足では無理でした。初句・片足で椅子から立てず室の梅 「で」が気になるのと右足なら立てたので掲句となりました。御意見よろしくお願いします。