俳句添削道場(投句と批評)

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古茶覗き老婆とすする五十年

作者 満州逆路  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

前回の投句では非常に多くの添削をして頂きありがとうございました。
りんごのほっぺさん、酔いどれ防人さん、腹胃壮さん、ハオニーさんに添削して頂いたおかげで、私は伝わりづらい曖昧な言葉をかなり使いがちということに気が付けました。
そういった所をどうにか直そうとして句を作ったのですが、どうも自分では違和感があるような句になってしまったので、また添削をして頂きたくて投句しました。

古茶を覗きこんでいたら、今まで自分と妻が齢を取って行くまでの50年がそこにあったような気がしたというような句です。
自分ではどこか句の切れ目がおかしいように感じてしまうのですが、解決策が浮かびませんでした。
句の切れ目がおかしい、意味が伝わりづらい、もっとこうしたらいいなどの添削、是非よろしくお願します。

最新の添削

湯気消える古茶妻との五十年

回答者 虚俊

「五十年をすする」ってどういうことだ?!が第一印象です。
「古茶」とあれば「すする」は要らない。「覗き」も古茶を見て老後を想像したのであれば要らないかと。
余った音数は古茶の映像にあて、より具体的な老後を想像させられるのではないでしょうか。
湯気消える古茶/妻との五十年
ネガティブなものになってしまいましたが、こんなのもいかがでしょうか。満州逆路さんの表現したかったものとは違うものになってしまいすみません。着眼点は面白いと感じました。

点数: 0

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古茶染むる夫婦湯呑みの五十年

回答者 三日酔いの防人

満州逆路様、こんにちは。古茶という季語は知らなかったので大変勉強になりました。
句意は大変難しいものですね。夫婦の五十年、けして順風満帆なものではありません。
句を拝見したところ、旦那様目線の句ですね。腹胃壮様の御指摘がありましたが、老婆では、妻なのか、母なのか、はたまた近所のお婆さんなのか分かりません。また五十年という、時間の情報があるので、老も必要ないのでは。
私は夫婦の歴史を湯呑みとして、提案させて頂きます。欠けも茶渋もあることでしょう、そんな湯呑みでも五十年大事にしてきているのです。
私は奥様目線から一句失礼します。
五十年ぬるめ濃いめの古茶を煎れ

点数: 2

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茶の花や妻の笑顔と五十年

回答者 腹井壮

満州逆路さん、おはようございます。

大変申し訳ありませんが句意も原句でネガティブなイメージしか受け止められません。
まるでこれからの結婚生活の不安を投影しているかのようです。

ですがそれは自分の見当違いの解釈であり満州逆路さんの本意ではないとして話を進めます。

まず、季語の古茶は茶の花に置き換えます。茶の花は派手さはないけれど可憐で存在感があります。
さらに自分の奥さんを老婆と呼ぶ事に自分は抵抗があるので妻に置き換えます。
ここで茶の花と呼応しなおかつポジティブな言葉として笑顔を選択しました。
五十年は残します。

これで添削句はできました。

原句は上五で軽く切れていると考えるのが今の主流だと思います。

点数: 1

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添削対象の句『古茶覗き老婆とすする五十年』 作者: 満州逆路
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