俳句添削道場(投句と批評)

添削と批評一覧最新の投稿順の17014ページ目

片恋の君をくすぐる風さやか

回答者 ハオニー

添削した俳句: 君をくすぐる風もどかしくふれる

じれったい感じは見事に出ています
これは相当ヤキモキします

季語がないことも問題ですが、「もどかしく」という表現がどこかずれている方が気になります
思い通りにならずにじれったいという意味ですから、いっそ思いを伝えてしまおうか?というニュアンスとは違う気がします

「君をくすぐる風」は詩的にも美しいため、これはいいと思います

さやか(爽か→秋の季語・爽やかの傍題)という季語を用いて、「ひょっとしたらこの作者さんは片思いしている人に思いを伝えるのかも」と読み手に想像していただくことにしました

点数: 2

遠距離の君とスカイプ夏の月

回答者 ハオニー

添削した俳句: 夏の夜や月見て語るスマホ越し

お初にお目にかかります、ハオニーです
月はいつでもそこにいて見守っているかのようだ
そのような気持ちが感じられます

しかし、そんな月なのですが秋の季語です
この場合、「夏の夜や」と切れ字が使われているので夏の俳句をつくろうとしていたのでしょう
月を外すか「夏の月」として夜を外すかして季語2つの状態を解消する必要があります
この句の場合は季語2つ共存できません

もうひとつ、「スマホ越し」が表現として分かりづらいです
スマホ越しに誰と会話しているのか分からないため、遠距離恋愛の恋人とはすぐに結びつきません
そこで詩歌の世界で意中の人を表現する「君」と言うと、その疑問は解消できます
さらに、どんな「君」か分かりやすい言葉を選べば、読み手の想像はある程度思い通りになるでしょう

通話、スカイプ、LINE電話など、スマホ越しに相手と語る方法はいろいろあるのですが、その中でも俳句らしくない「スカイプ」を試してみます

遠距離の君とスカイプ夏の月
うつむいた君とスカイプ夏の月
など、意外とスカイプが悪目立ちしないものです

点数: 2

「夏の夜や月見て語るスマホ越し」の批評

回答者 夢生民

添削した俳句: 夏の夜や月見て語るスマホ越し

「月見て」は秋9月の季語です。句意からすると上5の「夏の夜」を推敲されたらいかがでしょう。

指摘事項: 季重なり

点数: 0

秋晴れや君追う風の心地良き

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 君をくすぐる風もどかしくふれる

おおかわ様、初めましてこんにちは。詩的で素敵な句ですね。しかしながら、季語がありません。無季語の句は難しいのでまずは秋の語を入れてはいかがですか?秋風としたいところですが、秋の風は涼しさがダイレクトに伝わりますので、少し句意に反します。様々な季語を五七五で試してみてください。

指摘事項: 無季俳句

点数: 2

骨だけを残す亭主の秋刀魚かな

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 真直ぐな男骨だけ焼秋刀魚

ひろみな様、初めまして今晩は。秋刀魚の骨、着眼点は素晴らしいと思います。しかしながら男骨、他の人からも指摘があるように少し分かりにくくなっています。夫や亭主等とダイレクトに表現した方が良いと思い提案させて頂きます。

点数: 1

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