白焼きも一箸で止む大暑かな
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 鰻食う丼も小振の大暑かな
本来、夏負けしないように食べる鰻で夏の食欲不振を詠う。難しいですが、面白い挑戦かと思います。季重なりの解消について、『大暑』を残すとするならば、鰻は蒲焼きや、白焼きと表記すれば良いかと思います。私の個人的な意見では、白焼きはあっさりとしたイメージを出せると思います。
点数: 3
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 鰻食う丼も小振の大暑かな
本来、夏負けしないように食べる鰻で夏の食欲不振を詠う。難しいですが、面白い挑戦かと思います。季重なりの解消について、『大暑』を残すとするならば、鰻は蒲焼きや、白焼きと表記すれば良いかと思います。私の個人的な意見では、白焼きはあっさりとしたイメージを出せると思います。
点数: 3
回答者 大須賀一人
添削した俳句: 行けど行けどトロッコ列車遠花火
切字はむつかしいですね、勉強にさせて頂きます。
「行けない」と云う言葉をよりストレートに表現してみました
奇しくもあ~すけ様と似た句になりましたね。
点数: 2
回答者 腹井壮
添削した俳句: 添削の礎いずこ蝉時雨
るまりさん、こんにちは。
添削依頼者からの御意見は非常に貴重です。
自分は賞金・商品稼ぎの俳人モドキでエセ柳人です。
そんな自分が俳句を愛しているかといえば「イエスと」言えば嘘臭いので「ノー」とはっきり申し上げます。
でも俳句が楽しいかと言えば「イエス」であり俳句の楽しさを多くの人と分かち合いかと問われればそれも「イエス」と答えます。
酔いどれ防人さんがおっしゃってましたが自分も本来はどんな方に対しても添削できる立場にはありません。
ただ、便宜上「添削」という言葉を使って自分だったらこう「推敲」しますよと申し上げているに過ぎないのです。
おそらく他の方も同じような気持ちで今まで「添削」されていたのではないでしょうか。
もし、多少なりとも依頼者のお役にたてるなら今後も「添削」ではなく「推敲」致します。
ハオニーさんは、現在ある程度以上のお弟子さんや後輩を抱えていらっしゃる方なんでしょうね。
自分はご承知のように俳句や川柳を賞金・商品稼ぎの手段としている賎しい者なので結社等の事情は全くといっていい程存じ上げません。
ただ、ハオニーさん自身が指導法や指導者の養成等に何か思う事があったのだろうと察しています。
点数: 6
回答者 腹井壮
添削した俳句: 行けど行けどトロッコ列車遠花火
ハオニーさん、こんにちわ。
最初から原句の完成度が高くて自分には添削をする余地は感じられませんでしたね。
もし自分が詠み手であれば名詞を入れかえようかと思っただけで具体的な添削はできませんでした。
今回の掲句は確かに情感も出ているし、原句よりもすっきりした形になっていると思います。
これからも宜しくお願い致します。
点数: 2
回答者 ハオニー
添削した俳句: あなたの肩に消えた夜店の灯り
結構悩みました
いい添削ができても18音になってしまい、作者さんのこだわっている「全部合わせて17音」という技法を超えられずにいましたが...
大変ながらくお待たせしました
順番に解説していきます
「去る」という2音分を使うと、その人物が「私を抱きしめてくれたから肩に灯りが消えたのね」という誤解がなくなります
その誤解も羨ましいけどねー こちとら独身でい(ry
詩歌の世界では「君」は意中の人とか恋人とか夫(もしくは妻)を表します
「あなた」と「君」の、1音浮いた分が後々効いてきます
去っていく君はどちらへ行くか分からないので、助詞の「へ」を使います
「灯(あか)り」としなくても「灯(ひ)」で伝わります 2音浮きました
そして「消える」にさらに1音使って、「消えゆく」と複合動詞にして時間経過を出します
これで「いきなり消えた」ではなく、立ち去って「徐々に見えなくなっていく」感じが出ました
調整したら、きちんと五七五に収まりました
破調じゃなくなってしまったことだけが心残りです
点数: 2