何店も巡りてもてなしの秋刀魚
回答者 ハオニー
この秋刀魚がどんなものなのか、それが気になります
書いていない以上、それは読み手の想像次第ですね
一番の問題は
「スーパーを探し歩いてこの秋刀魚があるのです」
という一文から十七音を抜き出した、とも考えられることです
このようなものを散文と呼びます
散文そのものを俳句にするのは、現状では過酷なチャレンジですから諦めましょう
ここからは作者さんの意図を散りばめていきます
「秋刀魚」しか残りませんご了承ください
スーパーを探し歩いて
何のためにそうしたのか?
→旨い秋刀魚を食べるため、旨い秋刀魚でもてなすため
どんな秋刀魚が目の前にある?
→痩せた秋刀魚
休日のもてなしの痩せ秋刀魚かな
何店も巡りてもてなしの秋刀魚
これで少し「秋刀魚」のボリュームが出たと思います
余談
魚は基本的に、同じ大きさで同じ入荷日なら小顔のものを選んだ方が味はよいです
点数: 1
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
主人が食べたがっている太い秋刀魚を探してスーパーをハシゴしたが、結局細身の秋刀魚しか見つからなかった心情を表現しました