俳句添削道場(投句と批評)

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「巡回の鍵束提げて虫の闇」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 巡回の鍵束提げて虫の闇

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。

御句、げばさんは「虫の闇」を上手く使いますね。以前もお使いだったですかな?私は浅学にして知りませんでしたが、「虫の声」では、暗くもなければ言い知れぬ不安感もない。あるのは風流であり、場合によっては楽しいですよね。ここは虫の闇か、そうか。巡回中に風流を楽しんでいる場合ではないですね(笑)。
御句、私は、巡回に行く人が、鍵束を持ち、「さあ、行くか!」と言って立ち上がり、警備室のドアを出て行く時のような場面を思い浮かべました。ですので、どちらかというと、
・巡回の鍵束手に取り虫の闇
という感じです。
でも、イサクさんではないですが、鍵束のジャラジャラいう音と虫の声が何かハレーションを起こしたら面白いなと思いました。
・巡回の鍵束じゃらじゃら虫の闇
あ、もしかしたらこれが取り合わせ?違うか!

点数: 1

「タコメータ右に振れたり希典忌」の批評

回答者 知世

添削した俳句: タコメータ右に振れたり希典忌

しりとり句、相変わらず華麗な玉さばきに感心してしまいます。
「ほひろかなる」に和気清麻呂とは!
難易度高めのパスが来た時はついげば様の登場を待ち望んでしまいます^_^;

乃木大将に詳しくないので私も乃木忌と言ったら「こころ」が浮かびます。
「タコメーター右に振れたり」車なのでアクセルは自分で踏んでいるんですよね?なのにどこか他人事のようで(あでも他の人が運転してる可能性も?)
加速する車と乖離する意識、「こころ」を連想したからか、ふとした瞬間に過ぎる希死観念といった不穏なものイメージしてしまいました。
でもきっと次の瞬間には我に返って法定速度で目的地に着いたのでしょう。
俳句が作られることによってメタ的安心感が生まれる気がします。
詠み手が句の主体とは限らない、フィクションの場合も多々あるとは承知の上で…。

はい、また妄想爆発ですみませんm(_ _)m

点数: 1

双眼鏡総員注視渡り鳥

回答者 イサク

添削した俳句: ばつと向く双眼鏡や渡り鳥

こんにちは。

「ばっ」がいいですね。
一人ともとれますが、「ばっ」の語感から一人ではなさそうな読みもできます。

「双眼鏡」を上五下五に置く手はあると思います。
(「双眼鏡」は字余りの気になりにくい言葉です)
ちょっと言葉遊び的になりますが、こういうのも・・・という提案句です。

点数: 1

「廻旋橋閉ぢて動くは秋日傘」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 廻旋橋閉ぢて動くは秋日傘

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

虫の闇の句コメントありがとうございます。省略が効いているということで励みになります。

御句、景が見えました。天橋立私も訪れたことがありますが、変わってますよえー、廻旋橋をも待ち、船が通り、秋日傘が動き出す。面白い動きの光景が見えました(*'▽')

点数: 0

「巡回の鍵束提げて虫の闇」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 巡回の鍵束提げて虫の闇

虫の闇、初めて知りました。暗闇で虫の声が聞こえて、闇がより暗く感じられる…なるほど。
私は「巡回の鍵束」で屋内かなと思いました。巡回だったら電気は付けずに懐中電灯とかで回りますよね。光が当たったところはよく見えるけど、当たっていないところはより闇を濃く感じる。そして暗闇ほど虫の声はよく聞こえ、さらに闇は濃く…といったかんじかなあと。
リアルな怖さを感じる句だなあと思いました。
イサクさんの「鍵束じやらり」が好きです。より闇の濃さが増す気がします。

「ばつと向く…」の添削ありがとうございました。
「あまた斉しく」って自分からは出てきませんでした。「一斉に」でいろいろ考えていたのですがうまくいかなくて、最終的に削ってしまって。
バードウォッチング楽しいのでぜひ!じっと待ってるというよりは、水辺から林の中まであちこち歩き回りながら鳥を探すかんじです。葉っぱが少ない秋~冬が観察しやすくておすすめですよー。

点数: 2

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