「万葉の防人の歌鳥渡る」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 万葉の防人の歌鳥渡る
こんにちは。知世様、いつもお世話になってます。
御句、なかなか古風で私はいい感じと思い、好きな句です。
万葉の時代の防人は、故郷を遠く離れて地方の警備をしていたのですよね。その防人が渡り鳥を見て、「空を飛ぶ鳥さえ故郷を忘れず、季節が来れば帰っていく。故郷を離れて辛い任務に従事しているこの私はいつになったら帰れるのか。父よ、母よ、愛する人よ、元気でいるだろうか」このような心境を詠んだ和歌ががあるでしょう。
現実にいま渡り鳥を見た知世さんが、万葉の時代に渡り鳥を見て遠い故郷に思いを馳せた防人の歌を思い出した、という句と鑑賞しました。
いいじゃないですか。
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