俳句添削道場(投句と批評)

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火に焚くや今日の侘しきできごとも

作者 げばげば  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

バタバタしてコメント置くの遅くなってきましたが、ぼちぼちいきまーす😆

すべて水に流すように、すべて火に焚くみたいな慣用句があってもいいような。焚火は浄化っぽいイメージもあるけで、何か物悲しい気もするし。

ときにはちょっと抒情的に。
みなさんご意見をよろしくお願いします。

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「火に焚くや今日の侘しきできごとも」の批評

回答者 なお

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。毎回コメント有難うございます。

御句、私も最初は「火に焚く」という措辞に接して、見慣れない言葉ですが、さすがげばさんと思いました。
「焚く」という言葉で火で燃やすという意味があるので、「火に焚く」では重複表現なのではと思いました。しかしげばさんのことですから、すごいと思うばかりでした。

それ以外は共感します。本当に、昔はよくあった「焼却炉」に、なんでも放り込んで燃やしてしまえたらいいですよねー。

提案句です。

・一日の憂ひ集めて焚き火かな

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「火に焚くや今日の侘しきできごとも」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

「火に焚く」の形で季語「焚き火」になるのかどうか・・・と調べていたら、こんな句を発見しました。

火に焚くやむかしの戀も文殻も/戸板康二
こちらの句はなぜか冬の焚き火のついでに燃やしている映像を感じます。理由は上手く説明できませんが、「~も」を二度続けて、実際に「文殻」が燃えているのが効いているのでしょうか?

御句はどうでしょう?焚き火の景は出ているのでしょうか?
私にはちょっと「焚き火」だと断定しづらいのですが、他の受け手の判断を待ちたいです。

季語の分解は、意味・季節感が変わらないように注意が必要かと(「火に焚く」が傍題として歳時記に掲載されていれば主張していただいていいです)。
盆の迎え火・送り火、神社のお焚き上げ、かまど、囲炉裏、なども想像できますので。

(たとえば「立冬」などは傍題として「冬立つ」があり、意味も変わらない例。「雨乞」を「雨を乞ふ」にすると意味が変わるので季語感・季節感には注意が必要かな・・とか)

点数: 2

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侘しさをくべて焚火のがうがうと

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

「火に焚く」では焚き火の景が出てこない、というのはイサクさんに同意です。
「今日」「出来事」などが重たい印象があるので、この辺り触ってみたくなりました。

点数: 2

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夕焚火けふの佗しきできごとも

回答者 らりこ

句の評価:
★★★★★

いつもありがとうございます。
焚火へのコメントありがとうございました。

げばげば様の句は心情がよくわかり好きな句です。「火に焚く」が焚火の傍題なのかどうか私の持っている歳時記では載っていなかったので、夕焚火を置いてみました。

点数: 1

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「火に焚くや今日の侘しきできごとも」の批評

回答者 よした 山月

句の評価:
★★★★★

毎回ありがとうございます。
ご指摘、アドバイス、それに加え
良いところを見つけてくださり、誉めてくださるのも励みになり、嬉しい限りです。

コメントありきとはいえ
ひとり夜中に火を見つめる
姿を思い描けていただけたならば幸いです。
キャンプ好きで、たくさんはいけませんが
年中自然と触れあっています♪

点数: 1

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添削対象の句『火に焚くや今日の侘しきできごとも』 作者: げばげば
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