「隅田川瞼のうらの揚花火」の批評
回答者 げばげば
添削した俳句: 隅田川瞼のうらの揚花火
こんにちは。
はじめまして、げばげばと申します。
はじめての一句なんですね、すばらしい。一歩を踏み出されたのですね(*'▽')
俳句をはじめて私もまだまだ浅いですが、俳句はとても楽しく日々の生活も豊かになるように思います。ぜひ2句目、3句目チャレンジしてみてください。
御句、まず、5・7・5で季語が一つ、型を守り、上五で切れて、中七下五がつながっている形、俳句としての形はできていると思いますし、光景も思い浮かべられました。
厳しくしてくださいということなので、コメントを一つ。
あとは、季語が脳裏の中の花火なので、今目の前の揚花火でない分、季語としての力が弱まるというか、季節感が薄いという印象です。
それなら、今年見られなかったということではなく、揚花火がとても美しかったそんな光景を17音で詠みきっておけば、読み手は、あー、花火今年はなかったなー、それを惜しむなあと勝手に想像して読みとってくれています。目の前に花火が上がっている方がいいと思います。
または花火が終わるもの悲しさの句にするかです。
たとえば、
花火終へ残りたるもの月と海 嶋田一歩
花火終へ心鎮もるまで歩く 佐用圭子
のように、花火の名残を詠んで、あー、花火っていいよなー、と読み手の瞼のうらに花火を浮かべてもらうというのもベストかなーと思います(*'▽')
厳しくということでコメントを置きましたが、ぜんぜんできていると思います。
ぜひ、他の方の句を覗いて、コメントや添削を見てみて下さい。かなり勉強になります。また、他の方の句に感想なんかもおいてみてください。返事にご自身の句のコメントももらえると思いますよー(^▽^)/
点数: 2