俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

隅田川瞼のうらの揚花火

作者 ベニバナ  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

はじめまして。
ベニバナと申します。

俳句に興味が湧き、
初めての一句を作ってみました。

良いのか悪いのかが分からないため、
見ていただき、
ご指導ご鞭撻いただきたく思っております。

コロナ禍でイベントが中止となり、
花火を思い出していたら、
脳裏に隅田川の花火大会が浮かんできて、来年はみれるといいな。
と言う気持ちを書いてみました。

隅田川の花火大会が有名かなと思い使用しましたが、使わなくても表現できますでしょうか?

修正箇所などあればぜひコメントお願いします。

最新の添削

「隅田川瞼のうらの揚花火」の批評

回答者 なおじい

ベニバナさん、こんにちは。初めまして。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。私は偉そうに言うほど経験を積んでいるわけではありませんが、「厳しくして」とのご要望ですので、あえてキツいことも申し上げるかもしれませんがご容赦ください。

御句、他の方々もおっしゃっていますが、形式とか約束事の基本的なところは出来ていらっしゃいます。全体として、きれいな句ですよね。全くもって、隅田川の花火大会が中止になるなんて、考えられない事態ですよね。
ですからそれを頭の中で思い出して句に詠む。それはよくわかります。私も最初はそれをしていました。しかし、花火は、夏の夜空に大音響と共に華やかに開いてこそなんぼのもの。そして季語は、そうした情景をそのまま表すことの出来る力を持った言葉なのです。然るに、お気持ちはわかりますが、瞼のうらで懐かしんでいる場合ではないのですよ。
でも現実問題、今年も中止。ではどうしたらいいか?そうです。派手に開催されていた頃を、まるで今年のことのようにお詠みください。誰も「何言ってるんだよ。今年は中止だよ」などとは言いません。今年とか三年前とか、そういうことを詠んでいるのではなく、隅田川の花火大会の本質を詠んでいるのですから。
そうすれば、ベニバナさんの、今年は残念だったけど来年こそは、という気持ちはつたわり、読み手も「そうなんだ?隅田川の花火大会ってそんなにすごいんだ!?今度見てみたいな」という話になってきます。
そこで提案句です。
・隅田川大輪咲かす揚花火
・隅田川水面に映る揚花火
別に上手い句ではないし、言い古された感がありますけど、例として。

なお、ベニバナさんは「隅田川」を入れることの是非をお尋ねですね。これは、景色が具体的になるのでいいと言う方と、固有名詞で特定してしまうと想像の幅が限定されると言う方とがいると思います。
私としては、あくまで個人的な意見ですが、よほど何か、隅田川の花火大会の固有の特徴などを詠むのではない限り、あるいは、隅田川と名指ししないと句の良さが生きないとかでない限りは、固有名詞は出さないほうがいいと思う派です。その方が、読み手それぞれが自分の思い出の中にある花火大会に重ねて味わうことが出来ると思うからです。ですので、先程の提案句も、
・川の上大輪咲かす揚花火
・大川の川面に映る揚花火
とかのほうが、私は好ましく思うのです。

さて、ベニバナさんご自身のコメントを拝読する限りでは、ご経験が浅いとはおっしゃるものの、私たちのコメントをお読みになったご感想や、他の方々の投句に対する感想を書き込めるご用意がおありと見ました。ぜひ、投句しっぱなしではなく、「意見のやり取り」をしてみてください。このサイトは誰が先生とか、先輩とか、そういうことはなくて、みんな俳句好きの仲間です。安心してご投稿なさってください。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「隅田川瞼のうらの揚花火」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。はじめまして。

気持ちを句にしてみようという姿勢、よくわかります。

御句、季語「揚花火」について。
記憶の中にある「瞼のうらの揚花火」としてしまうと、それをいつ、どの季節で思い出しても「瞼のうらの揚花火」として成立してしまうので、季節がわからなくなる(=季語として弱くなる)、と言われています。
なので、季語「揚花火」を使うならば、昔7~8月に見た花火を描いた方が、俳句の表現としては良いのかな・・・と思います。
(思い出として、過去や来年への思いを優先して表現するならば、無季としてもかまいません)

他の部分で大きく気になるところはありません。形はできていると思います。

例えば、
・隅田川○○○○○○○揚花火
この中七に、隅田川や花火を表現する言葉を入れてみるとよいです。
・隅田川三年前の揚花火
・隅田川空埋め尽くす揚花火
・隅田川静かに流れ揚花火
・隅田川騒がしき日や揚花火

こんな感じです。

点数: 2

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「隅田川瞼のうらの揚花火」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
はじめまして、げばげばと申します。

はじめての一句なんですね、すばらしい。一歩を踏み出されたのですね(*'▽')
俳句をはじめて私もまだまだ浅いですが、俳句はとても楽しく日々の生活も豊かになるように思います。ぜひ2句目、3句目チャレンジしてみてください。

御句、まず、5・7・5で季語が一つ、型を守り、上五で切れて、中七下五がつながっている形、俳句としての形はできていると思いますし、光景も思い浮かべられました。
厳しくしてくださいということなので、コメントを一つ。
あとは、季語が脳裏の中の花火なので、今目の前の揚花火でない分、季語としての力が弱まるというか、季節感が薄いという印象です。
それなら、今年見られなかったということではなく、揚花火がとても美しかったそんな光景を17音で詠みきっておけば、読み手は、あー、花火今年はなかったなー、それを惜しむなあと勝手に想像して読みとってくれています。目の前に花火が上がっている方がいいと思います。
または花火が終わるもの悲しさの句にするかです。

たとえば、

花火終へ残りたるもの月と海 嶋田一歩
花火終へ心鎮もるまで歩く 佐用圭子

のように、花火の名残を詠んで、あー、花火っていいよなー、と読み手の瞼のうらに花火を浮かべてもらうというのもベストかなーと思います(*'▽')

厳しくということでコメントを置きましたが、ぜんぜんできていると思います。
ぜひ、他の方の句を覗いて、コメントや添削を見てみて下さい。かなり勉強になります。また、他の方の句に感想なんかもおいてみてください。返事にご自身の句のコメントももらえると思いますよー(^▽^)/

点数: 2

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