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魔物たちの仕立て屋さん~魔物の服、作ります~ (No: 1)
スレ主 佐竹 めぐる 投稿日時:
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はじめまして。佐竹めぐると申します。
本格的に書いた小説としては2作目なのですが、いまいち「小説としての売り」が理解できないまま書きすすめてしまったものです。
そのため、本作がどんなジャンルか(ファンタジー世界なのですが、恋愛要素もあります)、長所や短所などを、客観的に読んでどのようなものなのかを教えてほしいのです。
また、この先どのような舵の切り方をしたものかも迷っています。これからも本作をこのままで書き続けた方が良いのか、それとも方針転換をすべきなのか。
お手数をおかけしますが、教えていただけたら幸いです。
よろしくお願いします。
あらすじ(プロット)
主人公の人間、クリスは魔物専門の仕立て屋である。
この世界では新品の服が珍しく、人間でも中古服を着るのが当たり前の世界。人間の、ほんの一握りの金持ちしか新品の服は買えない。
魔物の衣服事情はさらに酷く、人間から中古服を奪うしかないので、新品の服など来たことも無いことがほとんどである。
そんな世界で、あえて魔物専門の仕立て屋をしているクリスとお客さんが巻き起こす諸々の物語。
目的:趣味で書く
要望:欠点の指摘歓迎!
この小説を批評する!魔物たちの仕立て屋さん~魔物の服、作ります~の批評 (No: 2)
投稿日時:
はじめまして。佐竹めぐる様。
小説の売りとはなんぞや、と私も最近悩んでいます。としき、と申します。
第九話までですが、拝読させていただきました。
早速の指摘で恐縮ですが、私からして重要だと思う順番に挙げますと、
1.クリスの実像がぼんやりしている
外見的特徴というのもありますが、彼がどういう人間なのかが、見えてこないです。
「彼が何故魔物相手に仕立て屋をしているか」は、おいおい明らかになればよいと思いますが、
「彼が魔物相手の仕立て屋をして、なにをしたいのか」を早い段階で明らかにさせておいた方が良いと思います。
うまい喩えが思いつきませんが、有名どころのマンガを引き合いにしてみますと、
「ワンピース」→「海賊王になる!」だから「海賊(冒険)」する
「ドラゴンボール」→「願いを叶えたい」だから「玉探し(冒険)」する
クリスの目的が分からないまま、商談や、新キャラ登場が起きても、それが彼にどう影響するのか、
こちらとしても考えようがないので、ただ漫然と掛け合いを目にするだけ、となってしまいます。
2.盛り上がりに欠ける商談
魔物がいろいろやってきて、いろいろな服を所望して、という入れ替わり立ち代わりという発想は面白いです。
が、商売していれば、客の要望が難しい時もあって当然だと思いますし、交渉が難航する時だってあると思います。
狐→お代はリンゴで(いいよー)
エルフ→こんな布あります(すばらしい!)こんな糸も(最高だ!)お代は宝石(OK)
狼男→少し高いですがコカトリス素材(うーん、分かった)
卸→お代は残りのリンゴでいいよ
もうちょっとメリハリ(山と谷)があった方が良い様に思いました。
※ただ、最近は、主人公に苦労させない、みたいな流行りがあるらしいですから、わざとかもしれませんが。
恐らく、これもクリスの目的が分かれば、多少印象変わるだろうな、とも思います。
他にも細かいところはあるかもしれませんが、とにかく上記(特に1)が気になった点です。
ところで、キャラは割といいように思います。この作風なら。
作品の雰囲気としては、ゆるりとした雰囲気の四コマ漫画みたいなもので、
空いた時間にスマホなどで気負わずに読める手軽さがあると思います。(前述の2で指摘と相反するかも)
魔物というが殺伐としてなくて、どこか愛嬌のあるお客さんと、少しずれた感覚のあるクリスとの掛け合い。
特に狐のおばちゃんの、↓が好きでした。
>でも、商売になったらあっという間に厳しくなるのよ。お金が葉っぱなんじゃないか、とか」
>「まぁ、そうでしょうね」
>「あら、手厳しいわ。私が葉っぱを渡したことがあって?」
>「今のところはありませんね。コトラさんから頂くお代は果物ですので」
葉っぱじゃないけど、結局お金じゃないんかーい!ってところとか。
それと、エルフの、↓も。
>「し、下着姿になるのかい? なんだか恥ずかしいな……」
>「大丈夫です。下心は一切抱きませんので」
>「……それもちょっと失礼だな……」
短いシーンが重なり、そこでの会話劇、という視点でみれば、読んでいて楽しくなれる。
そういう会話シーンは生み出せる方なんだろうと思いました。
実は「黄金の王子とメイドさん」という作品の方は読了させていただきました。
8話が唐突に終わってしまった感はありましたが、全体的に良かったです。
王子とアンの関係性が伝わってきました。
なので、恐らく、キャラの心情はうまくまとめて表現できる方なんだと思います。
この先の舵の切り方や、書き続けるか否かについては、現段階では私からはなんとも。
なんとなくですが、「黄金の王子とメイドさん」の↓のように、
>この話は、そんな王子とメイドのアンとの、他愛ないやり取りと心の交流を描いた物語。
「これはこういう話」と簡潔に伝えられる柱があった方がよいようには思います。
以上、失礼な書き方になっている点もあったかもしれませんが、何かの参考になれば幸いです。
執筆、頑張ってください。
長所。良かった点
キャラ同士の掛け合い
良かった要素
キャラクター
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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魔物たちの仕立て屋さん~魔物の服、作ります~の批評の返信 (No: 3)
投稿日時:
としき様、ご批評いただきありがとうございます!
1.について
クリスがなぜ魔物相手に商売をしているか、につきましては、
現在公開中の十九話にて明らかにしております。
しかし、『クリスの実像がぼんやり』という点につきましては、ごもっともです。
外見的特徴を小説のなかにどう表していくのか。ご指摘を受けて、この点をもっと勉強するべきだと思いました。
2.について
『盛り上がりに欠ける商談』……。
たしかにメリハリのある商談が無いですね。
基本的にお客さんがクリスの言われるがままとなっているので、もっとお客さんを自由にさせてあげたほうが良いんですかね……。
この作品は、ほのぼの路線で書いて行きたいと考えています。
それを柱としてこれからお話を組み立てれば良いのかな?と至ることができました。
最後に、『黄金の王子とメイドさん』を読んでいただき、ありがとうございました!
「良かった」といってもらえて大変嬉しいです。
魔物たちの仕立て屋さん~魔物の服、作ります~の批評 (No: 4)
投稿日時:
感想と批評を書かせていただきます。
「魔物が服を求める」というコンセプトは大変面白いと思います。こういうものは、まだ世には出ていないと思います。良いアイデアだと思います。
ただ、アイデアは良いのですが、作品としては
①語の用法、単語の扱いが雑、間違いが多い
②情景描写が少ない
③登場人物のセリフが機械のよう(言わされている)
④テーマが薄い(何を伝えたいのか、という部分)
という主な4つの理由で、沢山の人に読んでもらうのは、このままでは難しいと思います。舵取りで迷っているようですが、私は、一度この作品を温め直したほうがいいのではないかと思います。そしてテーマが熟成してきたところで、書くなら再度書く、というほうが良いように思います。
上記4点に関して、実際の文章にあたって添削や改稿もできますので、私の助力などで良ければ、メールに連絡ください。(添削などは通常ワードソフトを使っているので)
良かった要素
ストーリー
魔物たちの仕立て屋さん~魔物の服、作ります~の批評の返信 (No: 5)
投稿日時:
貴重なご意見ありがとうございます。
おっしゃるとおり、まだまだ未熟な面が多い身です。
茶の美ながら様のご批評を糧に、これからも書いていきたいと考えております。
読んでいただき、ありがとうございました!
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魔物たちの仕立て屋さん~魔物の服、作ります~の批評 (No: 6)
投稿日時:
ドラコンと申します。第26話まで軽く流し読みした程度で恐縮ですが、感想を申し上げます。
まず、全体的に話の動きが遅く感じられました。ヒルハの登場が第6話(しかも、この時点では「ヒルハ」の名前は登場せず)で遅かったですね。ヒロインですから、2、3話目までには出てほしかったです。
ヒルハの過去が明らかになるのが第13話、クリスの過去は第17話でした。これも遅いですね。ヒルハとクリスの過去も、第10話までには出てほしかったです。
また、先に感想を書かれたとしきさん、茶ノ美ながらさんもご指摘ですが、商談が単調で飽きやすかったです。
それにネタバレ防止かとは存じますが、各話にタイトルが付いていないのも読みづらく感じました。目次で話の方向性が分かれば、かなり読みやすくなります。特に第13話はヒルハの過去が明らかになり、第17話ではクリスの過去も明らかになり、第19話はヒルハが魔法道具を作り始める節目の話です。
長所。良かった点
ほのぼのとした日常系の雰囲気、魔物たちの服や魔法道具を作る話、魔法道具ないし魔法自体を「戦いのためのもの」ではなく、「日常生活のもの」とされたセンスは、さすがです。この点は大事にされるべきです。
各話が短く、隙間時間に拾い読みしやすかったです。
良かった要素
ストーリー 設定
魔物たちの仕立て屋さん~魔物の服、作ります~の批評の返信 (No: 7)
投稿日時:
ドラコン様
更新停止してから何カ月も経つのにもかかわらず、本作品を読んでいただけたということに驚いております。
そして、ご批評いただきありがとうございます。
今改めて本作品を読んでみると、まったくその通りでございます。
そのため、いったんこちらの作品は更新を停止し、再度設定やプロットを練り直す決心がつきました。
背中を押していただき、ありがとうございます。
小説投稿先URL
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