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タイトル:魔物たちの仕立て屋さん~魔物の服、作ります~の批評 投稿者: としき

はじめまして。佐竹めぐる様。

小説の売りとはなんぞや、と私も最近悩んでいます。としき、と申します。
第九話までですが、拝読させていただきました。

早速の指摘で恐縮ですが、私からして重要だと思う順番に挙げますと、

1.クリスの実像がぼんやりしている

外見的特徴というのもありますが、彼がどういう人間なのかが、見えてこないです。
「彼が何故魔物相手に仕立て屋をしているか」は、おいおい明らかになればよいと思いますが、
「彼が魔物相手の仕立て屋をして、なにをしたいのか」を早い段階で明らかにさせておいた方が良いと思います。
うまい喩えが思いつきませんが、有名どころのマンガを引き合いにしてみますと、
「ワンピース」→「海賊王になる!」だから「海賊(冒険)」する
「ドラゴンボール」→「願いを叶えたい」だから「玉探し(冒険)」する
クリスの目的が分からないまま、商談や、新キャラ登場が起きても、それが彼にどう影響するのか、
こちらとしても考えようがないので、ただ漫然と掛け合いを目にするだけ、となってしまいます。

2.盛り上がりに欠ける商談

魔物がいろいろやってきて、いろいろな服を所望して、という入れ替わり立ち代わりという発想は面白いです。
が、商売していれば、客の要望が難しい時もあって当然だと思いますし、交渉が難航する時だってあると思います。
狐→お代はリンゴで(いいよー)
エルフ→こんな布あります(すばらしい!)こんな糸も(最高だ!)お代は宝石(OK)
狼男→少し高いですがコカトリス素材(うーん、分かった)
卸→お代は残りのリンゴでいいよ
もうちょっとメリハリ(山と谷)があった方が良い様に思いました。

※ただ、最近は、主人公に苦労させない、みたいな流行りがあるらしいですから、わざとかもしれませんが。
 恐らく、これもクリスの目的が分かれば、多少印象変わるだろうな、とも思います。

他にも細かいところはあるかもしれませんが、とにかく上記(特に1)が気になった点です。

ところで、キャラは割といいように思います。この作風なら。
作品の雰囲気としては、ゆるりとした雰囲気の四コマ漫画みたいなもので、
空いた時間にスマホなどで気負わずに読める手軽さがあると思います。(前述の2で指摘と相反するかも)
魔物というが殺伐としてなくて、どこか愛嬌のあるお客さんと、少しずれた感覚のあるクリスとの掛け合い。
特に狐のおばちゃんの、↓が好きでした。
>でも、商売になったらあっという間に厳しくなるのよ。お金が葉っぱなんじゃないか、とか」
>「まぁ、そうでしょうね」
>「あら、手厳しいわ。私が葉っぱを渡したことがあって?」
>「今のところはありませんね。コトラさんから頂くお代は果物ですので」
葉っぱじゃないけど、結局お金じゃないんかーい!ってところとか。

それと、エルフの、↓も。
>「し、下着姿になるのかい? なんだか恥ずかしいな……」
>「大丈夫です。下心は一切抱きませんので」
>「……それもちょっと失礼だな……」

短いシーンが重なり、そこでの会話劇、という視点でみれば、読んでいて楽しくなれる。
そういう会話シーンは生み出せる方なんだろうと思いました。

実は「黄金の王子とメイドさん」という作品の方は読了させていただきました。
8話が唐突に終わってしまった感はありましたが、全体的に良かったです。
王子とアンの関係性が伝わってきました。
なので、恐らく、キャラの心情はうまくまとめて表現できる方なんだと思います。

この先の舵の切り方や、書き続けるか否かについては、現段階では私からはなんとも。
なんとなくですが、「黄金の王子とメイドさん」の↓のように、
>この話は、そんな王子とメイドのアンとの、他愛ないやり取りと心の交流を描いた物語。

「これはこういう話」と簡潔に伝えられる柱があった方がよいようには思います。

以上、失礼な書き方になっている点もあったかもしれませんが、何かの参考になれば幸いです。
執筆、頑張ってください。

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