帰還勇者は帰ってきても忙しいの批評
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帰還勇者は帰ってきても忙しい(元記事)
まったくもって初心者です。以前このサイトでいくつか相談を聞いてもらったものの『書いてみてから考えればいっか』と書いてみて、自分なりに面白かったんで投稿したんですが、人からどう見えるかとか全くわかりません!ぜひぜひ意見が欲しいです。
帰還勇者は帰ってきても忙しいの批評
投稿者 お名前無い太郎 投稿日時: : 0
なろう版を拝読させていただきました。
大まかな感想で言えば『あっコレ好きな香りする〜〜〜〜』という予感を感じさせる作品でした。ちなみに当方の性癖は百合(とBL)とふたなりと人外です。
長所。良かった点
他に項目がないのでオリジナリティで代用させていただきましたが、私が一番『この作者、信頼できる』と思ったのは【ディティール】です。
ある限り全話読ませていただきましたが、その中で一番好きなシーンは『狸の精神性は人間に近い』と先輩に言い返すシーンです。最高。控えめに言っても最の高。何がこんなに興奮するかって、この台詞は『化物と人間が同じ精神性(価値観)を有してるわけないだろ!』という前提が無ければ出てこないものです。きちんと異種族・異世界を意識してらっしゃるのですね。こういう芸の細かさ、いわゆるディティールで惹かれたと言っても過言ではありません。他にも『神は心読むのがデフォだから防御壁張るのはマナー』『檻魔法手に入れたけどその世界にプラスチックとスチールは無かったから鉄しか出来ない』『業界用語のくだり』…………それらを目にするたびに「そうそう!ファンタジーってそうだよね!世界観と価値観の差を楽しむもんだよね!」と嬉しくなってしまいました。
独自設定を多く盛り込みすぎると読み辛くなるもの。しかし、大野先生はその配分がお上手です。見習いたいものです。
欠点の指摘を求めていらっしゃるようなので、ひとつだけ。
タイトルを変えてみたらいかがでしょう?
なろうで投稿されてらっしゃるのですよね?
なろうで『勇者』が入ったタイトルを好んで読むのはどんな人でしょうか?
そういった方々は、『勇者』とついた物語にどんな展開を求めているでしょうか?
私はなろう小説を読んだことがありません。ですので、あまり参考にならないかもしれませんが…。
しかし、『カレーが食べたくて注文したら、カレーって名前のシチューが来やがったわ。面白いけど今食いたいのはシチューじゃねえんだよな。帰るわ』という気持ちでソッ閉じしている読者がいるかもしれません。
逆に、『あ〜〜…ハイハイ勇者ね、勇者…。こっちはもうカレー食べ飽きてんだよなぁ…。シチューが食いてえんだわ。じゃあな』と最初から読まない読者もいるかもしれませんね。この作品は立派なシチューなのに…。
私の手前勝手な所感です。参考にならないと思ったら、どうぞ忘れてくださいませ。
良かった要素
ストーリー オリジナリティ
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