ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:何故かイケメン女子にちょっかいかけられてます

なるべく続きを読んでもらえるように書きました。
読みやすいのか?面白いのか?などが全くわからないので教えて欲しいです

上記の回答(何故かイケメン女子にちょっかいかけられてますの批評)

投稿者 ふんどし幼女 : 0 投稿日時:

第1話読みました。
淡々としすぎてるし、主人公感情ないのか?って思ったし、作者はこれ本当に好きで書いてるのかなって疑問に感じました。
作者さんはこれ本当に好きで書いてるんですか?
なんだか、読んだ感じ「ラノベを書け」って言われて好きでもないラノベを無理やり書かされた感が漂います。
勘違いだったら申し訳ないのですが、もっと自分の「好き」を押し付けるようにエネルギッシュに書いた方がいいのでは、なんて思っちゃいました。
面白さや続きの読みたさはともかく、入口は入りやすいと思います。
このサイトの作品を見たらわかると思いますが、他の作品はあまり読んてようと思えません。
その中で作者さんのタイトルだと「1話くらい読んでみようかな」って思えました。
気軽に読める感じで、いいタイトルだと思います。
以上です。

長所。良かった点

タイトルのわかりやすさ

良かった要素

ストーリー

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元記事:何故かイケメン女子にちょっかいかけられてます

なるべく続きを読んでもらえるように書きました。
読みやすいのか?面白いのか?などが全くわからないので教えて欲しいです

上記の回答(何故かイケメン女子にちょっかいかけられてますの批評)

スレ主 砂糖水 : 0 投稿日時:

読んでいただきありがとうございます。
主人公が淡々としていると言われ読み返して見たら確かにそんな感じに見えますね。
主人公に関してはどうゆう感じにした方が良いのか分からずに書いてる感じはあります。
それと客観的に見てそんな風に見えてたとは驚きました。
無理矢理書いてるって訳では無いんですが、そう見えるのなら、もう少し改めて自分の好きを押し付けるように頑張ってみます。

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元記事:コタが語る

こんにちは、そしてありがとうございます。 日本語は私の母国語ではありませんし、実は本当に苦手なんです。 それでもライトノベルを書こうとしているのは、私の書くものの多くが、英語圏の読者が本当に求めているものではないためです。 このシステムには感心しています。 でも、話がそれましたね。 私の作品に批評をお願いします。 特に文法や構文を改善したいのです。 よりスムーズに流れるようにしたいのです。
この物語は、様々な少年格闘漫画から大きな影響を受けており、また、BL的な側面も含んでいます。

上記の回答(コタが語るの批評)

投稿者 読むせん : 0 投稿日時:

読みにくい!! :-c

『 車輪の国、向日葵の少女 』というアダルト・ゲームの冒頭を参考にしてみては如何でしょうか?
冒頭を書き出しておきます。
ーーーーーーーーーー
1,まずは自己紹介をしよう。
2,俺は森田健一(morita ken ichi)
3,SF小説と姉が大好きだ。
4,いつも読んでいる本の中で『日本』という国が出てくる。
5,貴方(ann ta)も知っているかもしれないが、面白おかしく不思議な島国だ。
6,なにが面白いかって?
7,例えば現実じゃあ、人を殺したら『一生子供を持てない義務』を負うだろう?
8,そして『特別高等人(tokubetu koutou nin)』という、おっかねぇ( 恐ろしい)連中の保護観察を受ける事になる。
9,でも『日本』は違う。
10,人殺しは首吊って殺されるんだそうだ。
11,もしくは十年か、二十年か、はたまた一生か分からんが、とにかく刑務所という所に入れられる。
12,刑務所は牢屋や監獄とも言うらしくて、俺達の国には無い物だから面白い。
13、この刑務所って場所が曲者で、人殺しも盗人も痴漢親父も皆ここに入る、犯罪者のテーマパークみたいな感じかな?。
14,もう少し軽い罪・・・・車のスピード違反なんかは国に金を払えば良いらしい。
15,首吊りか、刑務所か、金か・・・
16,俺達の国には罪に応じた罰が、多種多様に細かく定められているけれど、日本には大きく分けて、この三つしか無いらしい。
17,そんなので人が更生するのか?って、俺達なんかは思うだろう?
18,まぁ逆に人殺しに子供を持てないようにするだけで、世の中は大丈夫なのか?と問い詰められたら、怪しいもんだ。
19,利己的な遺伝子がどうとか、犯罪形而上学 がどうとか、宗教的他者と自己の対立とか言っている、頭の偉い人たちが決めた法律に、俺達は「なんとなく」従っている。
20,「なんとなく」・・・・というのは、日本に生きている人達も一緒なんだろうな。
21,だから、もうすでに決まっている法律や制度については、俺もよく語れない。
22,問題は『日本』にしても『この国』にしても、そんな世の中で、どうやって生きて行くのか?と。
23,俺みたいなペーペー(新人)が、どうやって姉と一緒に愛を叫ぶのか?と、そういう話だ。
24,ーーーー近い未来で。
25,ーーーーそう遠くない場所で。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翻訳するとどう訳されるのかは不明ですが、こう書き始めています。

長所。良かった点

ナイス・ガッツです。

良かった要素

キャラクター 設定 オリジナリティ

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元記事:Call of world

あまり読まれてないんで読んでもらいたいです。
そのため、とにかくまずは小説が上手くなりたいので、欠点を教えてください。
あと、長所もあったら教えてほしいです。

上記の回答(Call of worldの批評)

投稿者 s.s : 0 投稿日時:

♯1を読みました。

まず、序盤での世界観説明、悪手です。
読者は設定でなくドラマを見たいのです。なので、劇的な引き込まれるプロローグを書かなくてはいけません。
現状のプロローグは引き込まれるプロローグとは真反対的なものです。

では、引き込まれるプロローグとは何か。例えば鬼滅の刃のプロローグでは、優しい炭治郎の家族が死に、妹が凶暴化しているとこから始まります。これは読者の同情を誘い、これからどうなるのだろうか?と読者が先の展開を気になるようになっていて、引き込まれるプロローグと言えます。

多くの読者は上記の説明地獄により読むのを断念してしまいます。改善するのなら、設定説明などは後でもできるので、三人が楽園に向けて歩くシーン、ないし、二人の前に怪我をした女の子を登場させるシーンから始めると良いと思います。

正直、ここを改善すればより多くの読者に読んでもらえるようになると思います。

そして、情報量が序盤から多すぎます「世界の声」「凪の国」「矢の組」そして、登場人物が一気に三人出されます。
これでは読者は疲れてしまいます。先ほども言いましたが、読者が読みたいのは設定ではなく、ドラマなのでこれも悪手です。
説明は後から少しずつ出した方が良いかと、この場面では、キャラクター三人の説明に徹した方が良いと思います。

あと、名前が似通ってるのも読者のストレスとなりえます。「サガ」「シュラ」「ライカ」「セツ」おんなじ音が入っていたり、語感も似ています、もう少し名前に変化を持たせても良いと思います。

セツとの戦いは良いと思います。戦闘の緊張感やキャラクターの熱い思いが伝わってきました。

最後の引きも良かったです。楽園とは名ばかりの荒んだ都市にて、三人の侍が世直ししながら「世界の声」の謎を暴いていく。ワクワク感があります。

タイトルについてですが、SFとは言え侍ものなので、タイトルがcall of worldは侍とはちょっと合っていないと思います。ここは「楽園大合戦」とか「近未来の刀」や「二度目の戦国」みたいな侍を彷彿とさせるタイトルの方が良いと思います。

それと、あらすじとプロローグで語っていることが同じなのもあんまりよろしくないかと、どちらかで語れば良いと思います。

設定自体は良いかと思います。私的にはSFや侍ものが好きなのでワクワクします、他の読者がどう思うかは定かではありませんが。

総評です。文章やキャラクター、設定などは良いですが、説明過多のプロローグで多くの読者を振り落としている、実にもったいない作品だと思いました。
プロローグを改稿するだけでだいぶ変わると個人的に思いました。上から目線失礼しました。執筆頑張ってください。

それと、サイトの都合上、拙作が目立つ位置に来ると思いますが、コメントしないでください。

良かった要素

設定 文章 オリジナリティ

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元記事:Call of worldの批評

♯1を読みました。

まず、序盤での世界観説明、悪手です。
読者は設定でなくドラマを見たいのです。なので、劇的な引き込まれるプロローグを書かなくてはいけません。
現状のプロローグは引き込まれるプロローグとは真反対的なものです。

では、引き込まれるプロローグとは何か。例えば鬼滅の刃のプロローグでは、優しい炭治郎の家族が死に、妹が凶暴化しているとこから始まります。これは読者の同情を誘い、これからどうなるのだろうか?と読者が先の展開を気になるようになっていて、引き込まれるプロローグと言えます。

多くの読者は上記の説明地獄により読むのを断念してしまいます。改善するのなら、設定説明などは後でもできるので、三人が楽園に向けて歩くシーン、ないし、二人の前に怪我をした女の子を登場させるシーンから始めると良いと思います。

正直、ここを改善すればより多くの読者に読んでもらえるようになると思います。

そして、情報量が序盤から多すぎます「世界の声」「凪の国」「矢の組」そして、登場人物が一気に三人出されます。
これでは読者は疲れてしまいます。先ほども言いましたが、読者が読みたいのは設定ではなく、ドラマなのでこれも悪手です。
説明は後から少しずつ出した方が良いかと、この場面では、キャラクター三人の説明に徹した方が良いと思います。

あと、名前が似通ってるのも読者のストレスとなりえます。「サガ」「シュラ」「ライカ」「セツ」おんなじ音が入っていたり、語感も似ています、もう少し名前に変化を持たせても良いと思います。

セツとの戦いは良いと思います。戦闘の緊張感やキャラクターの熱い思いが伝わってきました。

最後の引きも良かったです。楽園とは名ばかりの荒んだ都市にて、三人の侍が世直ししながら「世界の声」の謎を暴いていく。ワクワク感があります。

タイトルについてですが、SFとは言え侍ものなので、タイトルがcall of worldは侍とはちょっと合っていないと思います。ここは「楽園大合戦」とか「近未来の刀」や「二度目の戦国」みたいな侍を彷彿とさせるタイトルの方が良いと思います。

それと、あらすじとプロローグで語っていることが同じなのもあんまりよろしくないかと、どちらかで語れば良いと思います。

設定自体は良いかと思います。私的にはSFや侍ものが好きなのでワクワクします、他の読者がどう思うかは定かではありませんが。

総評です。文章やキャラクター、設定などは良いですが、説明過多のプロローグで多くの読者を振り落としている、実にもったいない作品だと思いました。
プロローグを改稿するだけでだいぶ変わると個人的に思いました。上から目線失礼しました。執筆頑張ってください。

それと、サイトの都合上、拙作が目立つ位置に来ると思いますが、コメントしないでください。

上記の回答(Call of worldの批評の返信)

スレ主 みけさんば : 0 投稿日時:

批評ありがとうございます!
やはり、世界観はおいおい説明する方が良かったですかね……。
確かに、ドラマを見せることに徹したほうがいいのかなと思いました。

もっと情報量をおさえ、必要な時にのみ説明をするよう、心がけます。

タイトルに侍要素がないのも確かにまずかったですね。

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元記事:ZODIAC PRADOX EXTREAM/CHAOSPHERE!

どうもこんにちは。
最近「小説家になろう」で連載を始めたのですが、
「面白い」「つまらない」以前に
『読んですらもらえない』
(投稿数が多過ぎてランキング以外の作品は流れて埋もれてしまう)
という事実を不覚にも失念していました。
なので読んで戴き皆様の忌憚なき意見を頂戴したと想います。
宜しくお願い致します。

上記の回答(ZODIAC PRADOX EXTREAM/CHAOSPHERE!の批評)

投稿者 三毛猫ミィーミ♪ : 1 投稿日時:

はじめまして三毛猫ミィーミ♪と申します。
途中までまで読ませて頂きました。
それと、評価させて頂きました。
何故読まれないのかはと思い読ませて頂きました。私が思ったのは、あらすじのせいではないかと思うのですが?
私もフレに何度かあらすじ修正させられました。
最初のあらすじでを読ませて頂きましたが、この小説の簡単な内容を紹介した方が良いと思いました。
私もフレに言われましたが、ほとんどの人があらすじをみてから読むそうです。
どんな内容なのかなと……
だだ若干行間が空きすぎてるかな?部分的に私には読みづらかったです。
ストーリーの内容や描写などは悪くないと思いましたのでまずあらすじをちゃんと書いてみてください。
私もそれほど文章力ない方なのでこんな事しか書けませんが応援していますので頑張ってくださいね。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: ZODIAC PRADOX EXTREAM/CHAOSPHERE!

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元記事:ヤンデレな魔法少女が公安警察にいる

最近の若者の読みやすい形として、最初の方はかなり文体を崩してみた、(自分にとっても)ある意味試験作です。読みやすいか、など、長所も教えてください。

指摘は豆腐メンタルなので柔らかにお願いします

上記の回答(ヤンデレな魔法少女が公安警察にいるの批評)

投稿者 手塚満 : 0 投稿日時:

小説の創作相談掲示板でのご質問を見かけまして(情景 動作描写について どう身につけるか )、まず小説を拝読してみようと思いました。一応、冒頭からラストまで通読しました。

読んでみての全体的な印象ですが、視覚的、聴覚的なものが全く思い描けないのが気になりました。主人公以外のキャラもいるし、台詞もあるんですけど、劇中に存在していることが感じられません。延々と独白のみがあるような感じです。主人公の思考のみを伝えられている気がします。言い換えると、例えば視覚描写は目隠しされて見せられ、聴覚描写は耳をふさがれて聞かされている感じです(聴覚描写自体、あまりない印象でもある)。

その独白もほとんどが物思い、愚痴のように感じられます。それ以外は、知っていることを脈絡なく語っている。なぜそんな解説を入れてあるのか戸惑いますし、読み手を意識している様子が感じられません。

読み手は、作品固有の前提知識ゼロで読み始めます。単発作品ですから当然ですね。作者さんについても知らない。読み始めてみると、まるで主人公や作品舞台を知っている人に語っているかのようです。本を開いたら何やらぶつぶつ言っている人がいて、それで察しろと言われた、という印象です。段落が長めなのも、もしかすると主人公の思考だから、切れ目が作りにくいせいかもしれません。そのためか、どうもテンポに難が感じられますし、抑揚、緩急も弱く、のっぺりしてしまっているようです。

我々読者は自分で作品を選んで読み始めるわけではあるんですが、だからといって既に作者と同じように主人公や作品の舞台などに思い入れを持てるわけではありません。読者は作者から見て、物凄く怠惰ですし、おそろしく無知です。極めてわがままでもあります。でも当然なんです。勉強したいんじゃないですから。単に楽しみたいだけなんです。見ず知らずの人の愚痴なんて聞きたいわけじゃない。

作者さんは書き始めた時点で、既にキャラは作り上げています。ストーリーも、少なくとも構想はある。もしかすると、ラストまで事細かに想定済みかもしれませんね。要は作品を熟知している。主人公は自分のことのようにのように知っているし、他のキャラも友人、あるいはとても嫌いな人というレベルで知っている。作品の舞台もまるで目に見えるように分かっている。

ですから、冒頭から主人公が地の文含めて何を言って、も思い入れ、感動共感などが生じるでしょうし、どんどん語りたくなってくるかもしれません。実際、物凄い量を語っている。かつ、おそらく作者視点では、主人公をよく知ってもらえるという期待もあるのかもしれない。

ですが、逆効果です。読者からしたら、主人公は赤の他人ですから。自分から見に行ったとはいえ、いきなり内心のみを延々と語られても、なんのことやら分からず、理解は深まりません。興味を持とうとしても持てない。もし、目を引くイベントなどを通じて、キャラが外から見て注意を引きつけられると、誰で何をする人なのか知りたくなります。その後でしたら、主人公が「実は私は」と語り始めても、知りたい気持ちが生じているから聞きたくなります。興味が先、知識欲は後なんです。

しかし、目を引くイベントになりえる事件はラストで起こっています。順序が逆です。作者視点では、主人公の紹介からも充分にできるなど、準備万端整って、主人公にゴーサインを出せたとお考えかもしれません。が、読んでいる側からしたら読み続けるモチベーションが既に枯渇しています。あるいは、「そこから物語が始まるんだろ、なのに終わりかよ」という印象です。

この尺ですと、このサイトでは長編分類(原稿用紙換算100枚以上)になると思いますが、内容的には短編でしょうか。解説、独白が多く、ドラマパートが少ないからですね。おおむね、イベントを通じて最後にキャラが立つようなやり方が適すると思います。実際、最後にキャラが立つようなイベントはあります。おそらく、主人公が自分の意思での決定的な行動が初めて起きています。

ですが、そこまでのイベントらしいイベントのなさから、文章量的には長編でも長めにすら感じます。手短に言えば、退屈ということです。だから、主人公のキャラが立つイベントが起こり、これからだという感じがようやくしたら、もう終わっているという物足りなさを感じてしまうわけです。しかも、主人公がかなり唐突な心境変化をしており、キャラがブレて終わったような印象も生じてしまっています。

なぜそんなことになっているのかですが、おそらく作者さんが主人公を愛しすぎているからではないかと思います。作者たる者、キャラは大事にせねばなりません。だけど、終始猫かわいがりではいけません。それでは盛り上がりを作れない。実際の猫だと、危なっかしいことをするから注目してしまうわけですね。膝の上でおとなしく撫ぜられているだけだと、猫を注視したくはなりません(よほどの猫好き以外は。この場合、猫好きは作者さんに相当するかもしれない)。

御作では、ずっと回想的な語りになっています。50年代日本にいて、リアルタイムで、主人公の目の前でドラマが進行、展開していながら、どこか他人事です。この先の歴史も熟知しているかのようでもある(回想では普通のことだけど)。それを感じる表現としては、「50年代初頭の共産党は、力に頼っていた。」(その感情は時代が連れてきたもの)などがあります。50年代初頭に50年代初頭とは、普通は言わないでしょう。しかも過去形です。他にも技術レベルについての説明なども似たような印象です(元の世界と比べているんだけど、その後の技術進歩が念頭に置かれている印象が生じている)。

回想的に語ると、当然ですが主人公は語っている時点(物語の時間より後)まで無事に存在できてますよね。少なくともそういう印象が生じる。これはラストでの主人公の選択(死が暗示される)には意外性を与える可能性があるとはいえるものの、そこまではハラハラ感を著しく下げます。無事である印象なんですから、当然です。

そしてラスト直前まで、主人公が全くブレません。ダメージすら負った感じがないし、後悔も気持ちの切り替えも感じられない。回想的だからですね。回想的と感じる理由の一つが、淡々とした説明です。誰が何をして、どうなって、が克明、冷静に語られています。自らに極めて苦しいはずの毒を作用させても口調が少しも乱れず、まるで医学書の疾病の症状進行みたいな語り口になっています。

これでは迫真感がないですよね。これ、回想的な語り口にしたからだけではないと思うんです。根っこには「主人公を苦しめるのは忍びない」という作者さんの意思があらわになってしまっているんだと思います。主人公を愛したまま書いたための害です。そのため、主人公や他のキャラが作者と意思や知識、構想を共有しているような印象すらあります。我々読者に迫真性を感じさせるには、キャラをとことん突き放し、キャラ自身に走らせる必要があるように思います。

主人公を好きすぎるから主人公の語りで満足してしまい、愛し過ぎているからピンチに陥らせることができず、苦痛を苦痛として描くことができない。要は過保護。だから主人公が作者から独り立ちできない。主人公以外のキャラは、主人公のために作者の指示通りに動いてしまう。読者は主人公が作品世界の神から手厚い保護をずっと受け続けていると感じてしまう。いくら状況的に過酷にしても、ラストを悲劇で終わらせても、それでは読んで感銘を受けるのは難しい。

いろんな問題が表面的には見え隠れしていますが(上記であれこれ申し上げたことに限らない)、根っこは一つで主人公に対する作者の過保護だと思います。だから、冒頭からラストまで、作者さんがいかに主人公が好きかという感想しか書いてない印象です。読後感を簡潔に申せば、過保護な主人公が登場して、過保護であることを確認させて終わった、というものになります。

読者としては、作者さんがいかに主人公を愛しているかを聞きたいのではないのです。どうして主人公が好きになったか、その過程を見せて欲しいのです。そうすれば、好みに左右はされますが、読者も主人公に感慨を抱ける可能性があります。そういうスタンスをキープして書き切るのがまず必要と思います。文章技術的なことは、その後で考えるべきだと思います。
(以上、創作相談掲示板への回答も兼ねています。)

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元記事:静心にて、花の散るらむ: 歌姫による戦争継続のメソッド

ミリタリーとしての本格的で圧倒的な描写と読んだ人の心に刺さる物語性です

上記の回答(静心にて、花の散るらむ: 歌姫による戦争継続のメソッドの批評)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは
物語はまだまだこれから面白くなるのですが、1話から#02-02:まで読んだ感想になります。小説コンテストで良い結果になれば素晴らしいですね、応援しています。
同時応募はだめですがもしあれならコンテストの後で、評価シートの貰える新人賞に送ってみるのもいいのでは。

今回作品を読んで一番感じるのはこの作品をもっと大勢の人に読んでもらい、反対意見や業界の方からの意見を集められたほうがいいです。相手の上手い下手は関係ないので、プロを目指すなら本屋に自分の本が置いてあると思って、紙に印刷して、自分から周りの人に読んでもらうのもいいですし。誰と出会いそこで言われたことに何を感じるかで、今後が変わってくる時期にあるように思います。

1話は、特筆すべきはスケールの大きさです。そして通信システム音がよく書けていました。反対に、150隻消えると国が滅びるのではと敵味方ともにこれが軍事作戦としてどうか。キャラが状況についてくるだけになっていました。

2-3話は、コンサートを違う角度から見せることができていてワクワクしました。そして最前列に座っているマリーには文章の勢いと共にリアリティを感じました。
反対に、これは意地悪で言っているのではないのですが、戦艦にできることは ストライクウィッチーズのような人型にもできます。このあたりは最終話まで絡んでくるので、上を目指すなら必ず聞かれてそれなりの説得力が必要になってきます。
なのでここで書かなければいけないのは、なぜ人型ではなく戦艦かについてでは。よく書けているのですが、コンセプトを見直し順を追って拾えていないことが他にもあるように思いました。

4-5話は、特に5話はキャラも内容も魅力的です読んだなかで一番よく書けていて、物語に引き込まれる上手さがありました。反対に、艦船は短期間で作れないものです一方的なのに戦争終結していない、このあたり説明できていない不明瞭な点が多くあります。ここまでで多くの文字数が使われています、そろそろ先延ばしにせずに話を分けたり順を追って書く必要があったように思いました。

以上になります、応援しています。

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