ノベル道場/小説の批評をし合おう!

大陸オオカミさんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:作者さんがたくさんの良い感想をもらえるようになるために、ご協力をお願いします!

大陸オオカミさん、はじめまして。『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーと申します。
上記の感想(No: 3)は、新しく追加した機能「選択肢から簡単に良い感想が作れる!」を使って書いたものです。

感想が欲しい作者さんはたくさんいますが、感想を書くのはとてもハードルが高い行為です。自分の考えを言語化する、しかも作者さんを傷つけずにうまく欠点を指摘し、長所も書く、というのは普通の人はまず無理です。

そこで、選択肢を選ぶだけで、誰でも簡単に良い感想が書ける機能を作ることにしました。
実際に、この機能で書かれた感想を送られていかがでしたでしょうか?
テンプレ感想をもらって人は嬉しいのか? もしあまりうれしくないとしたら、テンプレをどうか改良すれば嬉しいと感じるのか? 知りたいのです。
この点について、感想をいただければ幸いです。

また、もしよろしければ、他の作者さんの小説に「選択肢から簡単に良い感想が作れる!」機能を使って感想を書いていただき、使用した感想を教えていただけるとありがたいです。

私は理想として、「作者さんがたくさんの良い感想をもらえるようになること」「たくさんの良い感想が交換できること」を目指しています。

よろしくお願いします!

上記の回答(作者さんがたくさんの良い感想をもらえるようになるために、ご協力をお願いします!の返信)

スレ主 大陸オオカミ : 0 投稿日時:

お疲れ様です!

テンプレ感想でも、感想をもらうことがなかなかもらえないので嬉しいです!

プロローグについてはイジれるところはあると思うので少し再考してみたいと思います!

ありがとうございました!

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: 灼眼の魔女伯爵~辺境に飛ばされた14歳、『内政チート=現代知識』で領地を無理やり立て直す

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元記事:帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評の返信

 感想を冒頭のみにしすぎて、冒頭ではないときにどうかを書き忘れておりました。申し訳ありません。

 この冒頭はラストで繰り返されるわけですが、ラストなら絵的な描写も効果は充分出せる見込みがあります。なぜなら、主人公やヒロインの人物像はもとより、敵の形状や能力、主人公の能力などを描いてからにできるからです。つまり、ラストでなら「記号」であっても、読者に「絵」のイメージが生じ得るということですね。

 現実でも、例えば猫を見たことがない人がいるとして、その人に「黒猫」といっても通じません。「小型の哺乳類、四足歩行、色は全身が真黒、尻尾は割と長い、脚には爪と肉球」と延々と説明しても伝わりません。

 しかし、黒猫を含め猫をたくさん見た後だと、「黒猫」と言うだけで分かってもらえます。仮に実物でなくても、写真や動画、イラストを見せることで代用できます。

 実物や絵を見せられない文章では手間がかかりますが、訓練や会敵シーンをいくつも描いて行くうちに、名詞という記号だけだったものにイメージが加わります。

 だから、ラストでなら冒頭の描写も絵的な効果をあげることは可能。だけど、冒頭だったから読者がついていけない点があった、ということです。

 なお、あくまでもついていけない可能性です。類似のロボット物映像作品をいくつも見た人なら、かなり想像できた可能性もあります。つまり、想定読者を絞り込むか、不特定多数向けを意識するかで、描写をどうするかの選択は変わってきます。

上記の回答(帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評の返信の返信)

スレ主 大陸オオカミ : 0 投稿日時:

作者です。
流行り病にかかり床に伏せっておりました。返信が遅れて申し訳ありません。

ご指摘ありがとうございます。

色々と文章を整理するように心がけていければと思います。

これからもよろしくお願いします

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: 帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命

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元記事:帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評

 結構キツいことしか書きませんがご了承ください。
 まず、これだけは言わせてください。アニメや漫画の見過ぎです。
 小説には瞬間的・視覚的に情景のわかる画像・映像はありません。小説には小説の、読み手がイメージしやすい順番・書き方があります。あらすじにはあらすじの、導入部なら導入部の書き方があります。読んでいてその時にほしい情報と不要な情報があります。
 文字・音声だけで伝えるとき、読み手が受け取りやすい基本的な順番はこうです。
◆自然に読める順番◆
―――――――――
①舞台設定(時代・舞台)
②見た目(景色・時刻・動かないもの)
③動き(行動・台詞・動くもの)
④補足説明(感情・情報)
―――――――――
 基本は最初に①舞台設定を説明して、読者に心の準備をさせます。次に、②遠くからの見た目や景色を描写します。この時、時刻の情報もないとイメージがしにくいです。そしていよいよ、③人物の行動や台詞を描きます。そして、状況に合わせて④補足説明や、なぜそんなことを言ったのかという感情の説明をします。
 ①舞台設定は一度提示したらあまり変わらず、②見た目⇔③動き⇔④説明の3つ。この3つが作者の持ったカメラの位置に合わせて行ったり来たりするのが理想です。アニメのような導入を描きたい場合は、②最低限の見た目の印象と③ワンアクション、④少々の説明にした方がいいと思います。
 また、あらすじは作品のジャンル、メインの部分を強調するのがいいです。バトルものならバトルのカギ、恋愛ものなら恋愛する人物の性格なんかがいいですね。
 以上のことをふまえて私が書いてみた『あらすじ』『導入部』の一つの形がこちらです。

◆あらすじ◆
――――――――――――――――
――人の形をした人造兵器『帝国の守護者』――
 自らの命をかえりみず敵を葬る超能力者。
 尊く輝き、儚く散る彼女らは、まさに戦場の花。

 悲しき彼女らの一人と出会った男、雄一。雄一は護衛の少女『アスカ』とともに巨大な陰謀に飲み込まれていく。

 2040年代、第二次世界大戦100年後の未来。出会うはずのなかった二人が、運命の10日間を駆け抜ける。

――これは、愛を失った男と、恋を知らぬ少女の軌跡。
―――――――――――――――――――
◆導入部◆
 ビルだったものが墓標のように立ち並ぶ灰色の大地。そこへ一つの青い炎が、一筋の光となって、彗星のごとく降り注いだ。

――いっけぇぇぇぇ!!――

 すでに死んだ街にとどろく爆音。機械仕掛けの悪魔は、有害な物質を撒き散らし、色だけが美しい地上の花火となった。

 第二次世界大戦の終結よりはや100年。国を立て直すため、技術者の教育に力を入れた『帝国』。帝国は、科学において世界をリードする存在となった。そんな帝国の首都、帝都は富と繁栄と技術の象徴として、世界中に認知されていた。
 しかし、それはすでに過去の話である。現在の帝都は戦闘によって、瓦礫の山と化していた。帝都を故郷としていた男はこの光景に胸を痛め、復興を夢見て戦っていた。そして今現在、彼は落ちていた。

 時刻はまもなく明け方。一日で最も寒く、闇が光へと変わり始める時間帯だ。ここは帝都。かつての栄光の面影だけが残る場所だ。廃墟となった元・高層建築物たちは、恥に頬を染めるかのように朝日を浴び始めていた。
 この地の復興を夢見た男は今、戦闘ロボットに向かって落ちていた。そのロボットは心臓部たる動力コアをむき出しにしていた。男の狙いはココだ。空気を震わせる絶叫。

「――これでぇぇ、終わりだァァァァァ!」

 男の雄叫びが空に轟いた。咆える男の振りかざした右腕には青い炎。それは男が大切なものを守るために手に入れた力だ。男の姿はボロボロで見るも無残な姿であったがその一撃には関係ない。撃ち込まれる蒼炎。

「いっけぇぇぇぇ!!」

 男はほえた。今まで多くの死を運んできた機械仕掛けの兵器は、その男の全力によって砕け散った。男の耳をつんざく爆音。破壊したロボットの爆炎により男は宙に投げ出された。地上からの高さは男の死を確定させるには十分なほどにある。

「あぁ……終わった」

 絶対絶命のピンチ。死を覚悟する男。だが、男は一人で戦っていたわけではなかった。

「ゆういちぃぃぃぃ!!!」

 彼の元へと走るのは共に戦ってきた少女だ。彼女の背には白い翼。天使のような少女が男の元へ飛びあがる。

「ぜっっったい! 離さないっ!」

 少女は決意を示した。見事、受け止められた男は少女とともに地上へ降り立った。
 男の姿はボロボロだ。彼が愛用していた白衣とジーンズ。それも今では男の顔と同じようにホコリとドロにまみれ、傷だらけとなっていた。男の道のりが過酷であったことの証だった。

「ハァ、ハァ……終わったわね」
「はぁ……はぁ……もう、終わった。全部……だから、もういいんだ。お前は好きに生きて」

 男は下手くそな笑顔を見せた。

「アンタ……変わったわね」

 憔悴した少女の声。お前のおかげだ。相棒のおかげで少しだけ変われた男はうなずいた。

――これは、孤独を抱えていた男と恋を知らなかった少女の物語。二人が出会い仲間とともに駆け抜けた、10日間の記録である。
 ◇

 こんな感じです。いかがだったでしょうか。かなりアレンジを加えたのと、全部読んだわけではないので適当に想像して書いた部分があります。
 設定やストーリーにあなたの個性は出ています。あとは、いかに読者が受け入れやすい形で表現できるかです。カッコイイ言葉や体言止めを使うのは最低限にしたほうがいいです。頑張ってください。

上記の回答(帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評の返信)

スレ主 大陸オオカミ : 1 投稿日時:

この度は読んでいただきありがとうございます。

作者です。

色々と知らないことばかりで、今回ご指摘いただいてなるほどな!と思うことばかりでした。

これからもよろしくお願いします。
また直したら連絡させていただきます

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: 帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命

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元記事:帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評

長所その一 リアリティの高さ

描写力の高さや作家の知識に裏打ちされたリアリティに舌を巻きました。神風の語源が蒙古にあることを知っている人とかなかなかお目にかかれません。
そして何より、キャラクターのリアリティがとても高水準です。プロの作品を読んでいるのかと錯覚しました。
キャラクターのセリフひとつひとつに命が篭っており、それが作品の良いリズムになっています。大変素晴らしいですね。

長所その二 テンポの良いストーリー

スタートが盛り上がる戦闘シーンに始まり、ヒロインの登場で少し落ち着いた後に始まるカーチェイス。そして少しずつ明らかになる世界観。読んでいてとても心地が良いですね。
今のライトノベルの終着駅がアニメにあることを考えますと、この長所は商業的に見てもいい武器になると思います。

16話までしか読めていないのであまり踏み込んで批評が出来ずに申し訳ありませんが、この作品は大変高水準の作品だと思います。
次回作(外伝?)の執筆もぜひ、頑張ってください!

上記の回答(帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評の返信)

スレ主 大陸オオカミ : 0 投稿日時:

ありがとうございます!
SFという設定なので、細部にもこだわっていました!

そこに気づいて頂きありがたいです!
これからもよろしくお願いします!

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: 帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命

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元記事:転生プログラマのゴーレム王朝建国日誌

ピロシさんからの紹介で来ました!
読み進めたくなる展開になっているか、キャラクタが魅力的にかけているかなどをご教示頂けると幸いです。

上記の回答(転生プログラマのゴーレム王朝建国日誌の批評)

投稿者 大陸オオカミ : 3 人気批評! 投稿日時:

どうもピロシです!
読ませていただきました!

えっと、初めの7行にわたる主人公の自分語りがすこし長ったらしいと思いました。
>俺、折笠拓海は~
 というのを
>俺の名前は、折笠拓海。コミュ障なこともあって今まで彼女いない歴=年齢という残念なIT企業サラリーマン戦士、29歳だ。社交辞令でイケメンと言われるが、俺は信じない。本当なら、俺は今、こんなことになっているはずがないんだから。

 とか。もう少し簡潔に文章をまとめてみるのもアリかと思います。

 あと、スマホで見ると、かなり文字がガチガチに敷き詰められている所と、序盤の主人公の自分語りのようにスカスカなところと落差が激しすぎるので、そこは上手く地の文を挿入してみたり、主人公が死を受け入れるか、現状が理解できずに苦しみながら葛藤を描いたりとかした方がいいのかなと思います。

 読みやすさもWEB小説に求められるものですので、その辺りもほかの作品を読んでみたりとかいろいろ工夫してみるのもいいかもしれません!

長所。良かった点

設定ですね。

やはり、ブラック企業のイメージが強いIT企業の社員を主人公に置くというのは良いです。ただ、プログラマーという所以外にも、ブラック社員として培った繁忙期スキルや上司のパワハラ(完全に想像ですが)への対応スキル、どこでも寝れるぜとかいろいろ設定の幅が広がりそうです!

完結期待しています! 頑張ってください!

あっ、ちなみに上のコメントに企業戦士と書いたのは、戦士が→戦死と書けて見たからです(笑)

良かった要素

ストーリー キャラクター

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

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元記事:流血御伽伝グリム 赤ずきんと魔銃の騎士

急募!
今月末〆切のmf文庫新人賞に応募予定なのですが、正直言って全く自信がありません。
どこをどう直したらいいか、自分だともう良く分からなくなりました。

どんな些細なことでも良いので、何かしらの改善案等をいただきたいと思います。

上記の回答(流血御伽伝グリム 赤ずきんと魔銃の騎士の批評)

投稿者 大野知人 : 1 投稿日時:

 まず先に謝っておくと、俺も五月末に自分の狙っていた賞の締め切りに出したばかりなので、ちょっとSAN値低めの状態でこの批評を書いています。
 また、締め切り云々に関係なく、やや趣味の問題に近い部分で十二田さんの作品に『ちょっとこういうとこ苦手だな~』という部分があり、出来る限り趣味の事については『趣味の事です』と書きますが、やや辛口目の意見になるかも知れません。申し訳ない。

 その上でもう一つだけ。作品内容には関係ないですが、『批評依頼』にあげる場合は、賞応募などと同じ『ネタバレまで含めた作品全体のあらすじ』を付けることをお薦めします。書籍化作品についている『アオリ』のようなものでは、作品が分かり難いです。

 さて、本題。
 まず冒頭のモノローグが読みにくいです。情報に具体性が無いうえに、やたら滅多ら倒置法を用いるから、『何があるか』分かっても『何が起こってるのか』全然分からない。
 あとこれは個人的な趣味ですが、クトゥルフネタと混乱したモブのセリフ以外で『筆舌に尽くしがたい』とか『名状しがたい』とか『えもいわれぬような』とかいうのは良くないと思う。それを文章にするのが我々の仕事です。
 あとこれも俺の読解力の問題かもしれませんが、『お前の飲んだワインは、俺の喰った婆の血で造った』という言葉に、『一回婆さんを咀嚼した後ゲロって作ったのかな?』と思いました。文章そのものが説明的過ぎて、ポエミーな感傷よりも生理的嫌悪感が出ます。

 前の作品でも指摘しましたが、一章冒頭から『赤いフードの付いたコート』というやたら長い名詞節が短い間隔で連打されています。前にも書いた通り、『別の言葉で言いかえる』などの方法を取らないと、読みにくいですよ。
 もう少し言えば『赤いフード』なのか『赤いコート』なのか『赤いフードの付いた赤いコート』なのかも分かり難いので、『フードの付いた赤いコート(フードはコートのパーツなので、恐らく赤い)』と書くのが親切かと。

 あと、『フードをかぶっている』のに『肩まであるブラウンの髪』という表現にも少し違和感。
 絵面的に見えないものは、無理に描写しなくても良いと思う。っていうか、今回の赤ずきんの場合『色気がある』という描写をしているので、何かの拍子にフードが取れて『○○はこの時ようやくカトレアの髪の毛をじかに見て、肩まで伸びているそれのウェーブ掛かった色気に一瞬見惚れた』みたいにした方が、ネタとして美味しいかも。

 描写が長いと感じる部分もチラホラ。『不敵な表情』と言ってしまえば『相手に全く怯むことなく挑みかかるような生意気な表情』であることは大体わかるので、かなり尺を圧迫しているように思えます。

 「少女はそれを払いのけて、男の懐に飛び込んだ。そのまましゃがみ込むと」という表現。懐に飛び込んだ時点で、しゃがんでません? っていうか、しゃがまずに懐に飛び込めるような身長差なら、しゃがまずとも足に組み付けるように思う。

 細かいですが『酔っ払いは度肝を抜かれた』が正しい表現です。『酔っぱらいは度肝を抜いた』だと、オッサンが誰かを驚かせたことになります。
 『盛大な溜息をついた』→『盛大に溜息を吐いた』地味ですが、日本語において『溜息』はサイズを測り得る物としては扱われないので、この場合『溜息』に掛からず、『ため息を吐く』という動詞に掛かります。

 ハンス登場のしばらく後、『ロゼッタは言った』のすぐ後のセンテンスで『ハンスとカトレアに出来上がった料理を届けて、ロゼッタはそう言ったのだった』と書いてあり最初の『ロゼッタは言った』はいらないんじゃないかと思います。

 これ、途中途中で書いてるんですが。『行方不明になった人間に会うことが出来るが、会いに行った人間も行方不明になる森』って、『会うと皆殺しにされる妖怪』と同じで、噂を伝える人間が居ない以上は成立しない噂話ですよね?
 その理論が存在する以上、初っ端からロゼッタが滅茶苦茶怪しいです。穿ちすぎかもしれませんが。
 作品の性質上、『意志を持ったバケモノの行動』というのがわかる訳ですが、だとするとロゼッタが伝えた噂話は余りにも断定形すぎる気がします。もう少し曖昧な噂話でも良いかも。

 『母の顔が上下に裂けた。それが化物が大きく口を開けているのだという事が、ロゼッタは分からなかった』この文章、読みにくいです。『母の顔が上下に裂ける。母に化けた怪物が大きく口を開けているというその事態が、ロゼッタには理解できなかった』などのように書いた方が良いでしょう。
 何が問題かというと、二文目冒頭の『それが化け物が』という文面が、読者を混乱させることになって居ます。主語が二つあるように見えるんですね。『が/を/に/は』などは出来るだけ連続しないように使い分けましょう。
 
 地味ですが。カトレアがロゼッタを追いかけるシーン。「アレだ! 稜線の向こう側!」と言っていますが、稜線(或いは尾根)というのは遠景で見た時に『山の頂点から麓/隣の頂までの線』を指す言葉です。
 尾根道、などという言葉もありますが、かなり大雑把な位置を表す物ですのでこういった使い方はよくないかと。

 「大したことねぇって――あ、あなた腕が」。ロゼッタを庇ったカトレアの腕が噛み千切られるシーン。口調が移ってます。『動揺して口調が移った』のであれば、地の文に書いた方が良いと思います。このシーンのロゼッタはパニックに陥っているので、明記しないと『キャラぶれかな?』と思われるかも。
 これは趣味の話ですが、カトレアがコートを着ている以上、『コートの腕部分ごと腕が食いちぎられる』→『コートの腕部分が無くて、(自分の)血を浴びたまま、真っ白でキレイな腕が再生している』というカトレアを対比的に描くことで、カトレアの色気と再生能力のグロテスクさを綺麗に描ける気がします。

 地味ですが。『化け物はその巨躯に似合わず軽妙な動きで』と書いてますが、『軽妙』ではなく『軽快』の方が良いかと。軽妙、というのは主に技術などに対する言葉です。

 カトレアが短剣からハサミに持ち替えるシーンが無く、大分違和感。
 あと、×『ハラワタをかっ捌く』→〇『腹をかっ捌く』ですね。『はらわたを引きずり出してやる』という言葉と混同しがちですが、『掻っ捌く』に『切り開く』という意味があるので、『ハラワタを掻っ捌く』は変です。

 『一瞬で間合いを詰めると右斜め上から大鋏を振り下ろす。ルーガルーは大きく横へ跳躍して躱す。
 そこへハンスの銃撃が襲う。
 カトレアの攻撃から逃げるルートを予測して、逃げ道を塞ぐように銃撃を加える。
 ルーガルーは身を捻って躱そうとするが、魔銃の弾丸は足先を掠める。ルーガルーの動きが一瞬止まる。
 そこへカトレアの斬撃が襲う。』
 カトレア・ハンスが怪物と対峙するシーン。現在形の文章を連打していて、読みにくいです。
 『ルーガルーに隙を与えまいとハンスは銃撃した』とか、『弾丸が足先を掠めて行った』『一瞬止まったルーガルーの動き。そこへカトレアの斬撃が~』のように、過去形・過去進行形・倒置文などを用いて、同じ文尾が連続しないようにしましょう。

 あとまあ、これは趣味の問題ですが。ハンスについて『銃撃』と書くなら、カトレアも『攻撃』ではなく『斬撃』や『打撃』にした方が良いと思う。特に次第に追い詰められていくシーンでの対比などでは、読みにくくなる要素です。
 もう一つ趣味の問題。『斬る』を多用する傾向にありますが、『切る』や『伐る』なども入れてバリエーションにすると、読みやすくなると思います。

 全体的に『○○な表情の××(人名)を~』みたいな文章は多かったけど、『××の表情が○○に変わる』系の文章は少なかったかも。両方使いこなせると、リアリティが出ると思います。

 取り合えず第一章まで読み、批評を書きました。締め切り明けの燃え尽き症候群が終わったら、二章以降も批評を書くかもしれません。いえ、多分書きます。6/17くらいまでには書きます。6/30が締め切りでしたよね?

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 流血御伽伝グリム 赤ずきんと魔銃の騎士

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元記事:冒険者だった

引退から始まるハイファンタジーです。大きな挫折を経験した人に共感してほしいと思って書きました。
キツい批評でも歓迎です。よろしくお願いします。

上記の回答(冒険者だったの批評)

投稿者 朝樹 : 1 投稿日時:

 僭越ながら、批評を書かせていただきます。

 冒頭(1-1)部分が、うーん……ってなりました。ごめんなさい。
 人魚(セイレーン)、合成獣(キマイラ)、氷柱蝙蝠(ツララコウモリ)、ジャミング……等々、漢字で書いたカタカナルビが最初っから多すぎて、読むのを敬遠するやつだ、と思いました。
 その後に「人の才能は~」と続くのも、私はあんまりでした。まだどんな人物かもわからない主人公の独白な上、単なる設定の説明なので、物語読みに来てるのにいきなりお勉強させられてるみたいな気分でした。
 でもマンドラゴラの罵詈雑言は面白いですね。死なすぞてw

 マンドラゴラを引き抜きにかかるシーンから始めてもよかったのではないでしょうか……と書こうとしましたが、他の方が仰っていたので割愛。
 総合判定などは、冒頭では不要な設定のように感じます。おぼえておかなくても問題ない設定は、極力目立たないように書いてくれたほうが親切かと。

 まさかのマンドラゴラがヒロインだと……。むっちゃ斬新ですね。
 「くぁwせdrftgyふじこlp!!」とか不覚にもふふってなってしまった。
 地の文の硬さで主人公の真面目さが出てて、ぐいぐい来る(?)ドラ子に振り回されてる感じがいいですね。自分は好みでした。
 ですが、エバンスとドラ子が仲良くなるのが早すぎるような気がしました。1-4でノートンがエバンスに嘘をついたのを、ドラ子が「エバンスのために」わざわざ暴いてるんですよね。「落ちぶれたクズヤローをからかって楽しいか」と庇ってすらいる。ドラ子がなんでエバンスを気に入ったような振る舞いをしているのか、ちょっと疑問でした。
 「師匠、すいませんでした。帰ったら続きお願いします」というのもちょっと唐突に感じました。エバンスの感情の流れがいまいち掴めないといいますか。このあたり、冷静ぶってる性格が出てるのかもしれませんが……もう少しドラ子のことを認めるような独白があってもよかったのでは。

 リョーマという名前を「どこかで聞いたような名だが」と言っていますが、あのテニス漫画のこと指してるんでしょうか……だとしたらエバンスがそうツッコミ入れるのはおかしいのでは。現代からの転生者ではないわけですよね。(作中人物の知り合いの名前を思い出してるとかならいいんですが)
 所々、メタネタ的なものが入ってるのも、硬派な文体のハイファンタジーものとしては没入感の妨げでした。「以後この表記は省略する」や「後にこの判断は以下略」など。エバンスではなく作者が成り代わって語っているように見えて、置いてけぼりを食らいました。

 カタカナルビの多さと、「――」を多用しているのが少し読みにくく感じました。
 たとえば「学園(アカデミー)」や「万能型(マルチ)」などは、わざわざカタカナルビを振らなくてもいいのでは? と思いながら読んでいました。

 ドラ子からの手紙の合間に入るシーンは、何のシーンだったのでしょうか……。正直、ドラ子が姿を消したところで、読む気力が失せてしまいました……。
 一年以内に山の登頂……の前に、しばらくバイト生活をしなければならない……。なんだか途方もない感じが……というか、この物語はどこに向かい始めたのか……。
 エバンスとドラ子の信頼関係? 的なものが築かれるのも、私としてはエピソード不足でした。

 自分のことを棚に上げて、いろいろ書いて申し訳ありません。
 少しでもお力になれれば。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883862491

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 冒険者だった

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元記事:寒空の下、真っ赤な君を探したい

ノベル道場を初めて利用させていただきます。そのやまと申します。

初めて長編を書いたのですが、他者からもし感想がいただければと思い、利用させていただきました。
よろしくお願いします。

上記の回答(寒空の下、真っ赤な君を探したいの批評)

投稿者 いーぴん : 0 投稿日時:

 2話まで読みました。良いお話だったと思うのですが、欠点の指摘歓迎とのことなので、読んでいて少しだけ気になった点をお伝えします。

1.文章の改行、1話の長さ
 これはただの好みなのかもしれませんが、一行ごとの改行はちょっと多いかなぁと感じました。あと1話の分量はもう少し減らした方が良いかもしれません。

 1話の分量に関しては、web小説の特性が理由ですね。読む側からすると、1話分読み切れなかった場合、次に読む時に「前回はどこまで読んだっけ?」と画面をスクロールしながら探さないといけなくなります。1話が短いと、冒頭だけ見れば既読か分かるので楽なんです(*^^*)
 また、「あの場面を読み返したい」「この人誰だっけ」等、再読の必要が出た時も、該当のお話を探しにくくなります。

2.話がなかなか進展しない
 個人的な好みのお話になってしまうのですが……。座敷わらしの噂、視界が赤く見える、幽霊っぽい少女……何かが起こりそうな面白い設定がこんなにあるのに、何かが起こりそう止まりで、一向に何も起こらないところが少し焦れったく感じました。

 会話シーンの長さもそれを助長しているように思えます。一方で、この会話シーンが作品全体の雰囲気作りに大きく貢献しているのだろうとは感じました。作品から発せられるモノトーンがかった印象は、主人公の内面とも合致していて素敵だとも思います。
 でも、それらを考慮しても会話シーンが長く感じました。例えるなら、日常会話をそのまま切り取って小説に張り付けたような感覚です。これが小説の会話シーンとして精練されれば、作品全体がより魅力的なものへと変わるのではないかと思います。

 色々書きましたが、楽しく拝読させて頂きました。長所は別欄にまとめますね!

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://novelup.plus/story/617590318

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 寒空の下、真っ赤な君を探したい

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