ノベル道場/小説の批評をし合おう!

神井さんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:The Last Nightの批評

 こんにちは〜若宮澪と申します、私にとっては凄い性に合う話でつい一気読みしてしまいました……。なので客観的な批評というよりは主観的な感想に近しいものになってしまっていますが、ご了承ください。

 先に投稿者様の質問に、私なりに思った回答をば。

>なぜブクマがゼロなのか?
 これについては先述のヘキサ様の意見に賛成します。
 まず前提として、現時点での「小説家になろう」というサイトは読者層の偏りが激しい、言い換えれば「求めているものを提供しさえすれば下手な料理でも食べてくれる料理店」みたいな状態にあります。逆に言えば、求められていないものを出したところで、それが如何に美味しかったとしても物好きしか食さない。ちょうど、ファストフード店の中で三つ星レストランのフランス料理のフルコースを出すようなものです。中には近くにおいしい料理店がなくて仕方なくファストフード店に来ている客(=「素人の尖った小説」を読みたい層)やあるいは物好きな客(=小説をスコップしまくる層)もいるでしょうが、ほとんどはファストフードが食べたいから来ている客でしょう? そんなところでフランス料理のフルコースを提供したところで、まあほとんどは食わず嫌いするわけで。
 それでも地道にフランス料理のフルコースを提供し続ければ人気も出るかもしれません。でも投稿者様は既に提供するのをやめてしまっている(小説の完結処理)わけですから、「地道に積み重ねて」ブクマを獲得するのも難しい。結果として、読者からはまず「良かった」と思われる以前に「そもそも見られることがない」状態になるわけです。

 ……ここまで長々と書いてきましたけれど、こういった話については「なろう攻略法」みたいなサイトでよく乗っかっています。要は上手い/面白い物語=売れる物語ではないっていう話ですから、ブクマが入らない=描画が悪いと考えなくても良いかと思います。売れたくて書いた、というのならばまた別ではあると思いますが、そうでないのならばそこまで気に病む必要はないかと。

>気になった点など
 あくまでも「私はこの物語が好きな方」という前提込みで。
 ・"()"の用法
  ネルの(" ")の直後に別のキャラの心情描写の()がある、という箇所があり一瞬戸惑いました。あまり"()"を連続させるのはよろしくはないかなと。細かいというか重箱の隅を突っつくような形になってすみません……。
 ・不必要に思える視点
  ネル側の視点が時間軸的に結構飛びまくる上にネルとサマンサ以外の視点(シンシア、サマンサの母と父、完全三人称)がかなり混交されているため、所々「んん?」ってなるところがあったり。特にサマンサの母がネルと対決する終盤の下りは、どちらかといえばネル視点で書いたほうがより「ネルとサマンサの物語」として引き締まるような印象を受けました。下手にネルとサマンサ以外の視点を足してるせいで、やや良さが削がれている感じがします。
 ・ネルの英語の訳出
  これについては完全に私の趣味ですが、もっとネルの皮肉を慇懃無礼な日本語にしてほしい、んでサマンサとの丁寧で親密な日本語と区別してほしい。だんだんと丁寧だった日本語が砕けていくのもよし。微妙な口調の違いとか話し方のトーンの違いもそこで出るので。今でも結構差はありますけど、もーっと慇懃無礼な感じがいいなあ……っていう一読者の思い。

 ただ、ここまでの指摘はあくまでも「物語としての良さ」について私なりに思ったことです。ブクマや評価を得るためのものではないので悪しからず。

上記の回答(The Last Nightの批評の返信)

スレ主 神井 : 0 投稿日時:

 若宮さま、こんにちは。とんでもなく丁寧で、深く読み込んでくださった感想をありがとうございます。読了して頂けただけでも本当に有り難いのに……。読みながら手が震えてスマホを落としそうになりました。本作を「これ以上ない純愛」とまで言ってくださったこと、創作者としてこの上なく光栄で、そして報われる思いでいっぱいです。
 ご指摘くださった点、すべてしっかり受け止めました。視点の混在や括弧の用法など、なるほどと思うところばかりで、今後の修正・改稿の際にぜひ活かさせていただきます。そして「ネルの皮肉はもっと慇懃無礼にしてほしい」という一文にニヤリとしました。ああ、私が力を入れたところをしっかり読んで下さったんだ、と。
 また、LGBTや日系人というテーマについても、表に出しすぎずに物語に溶け込んでいると言っていただけたのが本当に嬉しかったです。自分の中では確かにテーマでもありましたが、「語る」よりも「漂わせたい」と思っていた(というよりLGBTや日系人に限らず、全てにおいて「説明的」になるのが嫌い)ので、それを感じ取っていただけていたことに心から感謝しています。LGBTについては他人事ならば差別する人を非難したり綺麗事が言えるのに、当事者になるとモヤモヤしてしまう……というサマンサの人間らしいところ(メアリー=サマンサの母もある意味そう)が描きたかったのですが、「前面に出しすぎ」というご指摘は改稿前の2022年の時点でもありました。私の癖なのかもしれないですね。

 とりわけ嬉しかったのは、ラストの描写に対して「異郷だけれども心から手放せなかったどうしようもない故郷=日本を思う心」と言っていただけたことです。……それ、まさに私がこの物語を日系人の少女に託した理由そのものでした。読み取ってくださって、感謝致します。ここまで丁寧な感想をいただいたので、この際言ってしまいますが、実はヒロインを日系人にした理由、「ネルのような西洋人にとって日本という国は『極東』、つまり『日のいづる国』だから」というのがありました。「夜明け(吸血鬼は太陽に当たったら終わる=死と再生)」はこの作品の裏テーマでもあるので。でも、これは読者に伝えるつもりはあまりなくて1人でも「もしかしたら」と思ってくれる方がいれば、程度に考えてます。

 こんなにも細やかに、深く読み込んでいただいた上で、作品の魅力や至らなさを言葉にしていただけたこと、私にとっては何よりのご褒美です。感想を何度も読み返しながら、これからも書き続けていこうと思えました。
 本当に、本当に、ありがとうございました。そして、またいつか、どこかで作品を読んでいただける日が来ましたら、それほど嬉しいことはありません。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: The Last Night

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元記事:The Last Nightの批評の返信の返信

物語が進行して読者に主人公への思い入れや好感が発生した後に蔑称なら作中の発言者にヘイトが向くと思うのですが、冒頭いきなりだと作者や作品そのものにヘイトが向いて敬遠されると思います。必要性が薄い部分なら削ってしまうなり、外せないなら後々回想シーンで取り上げるなり。冒頭に残す工夫をするよりも、冒頭から不要なストレスを排除した方が不特定多数の読者向きにはなるかなと感じました。

借り物で残念と言ったのは盗用だのと責める意図ではなく、作品の長所として神井さんを褒めようとしたら他人のアイデアだったので手放しで褒められなくて残念の意味です。大元が他人のアイデアでも明記されてますし、自分なりに消化して作品に落とし込めば問題ないでしょう。

冒頭のみで先は読んでいませんが、ここでの対応具合や熱意を見るに神井さんは多分読者の需要を見誤らなければ人気作を書き上げられる人だと感じました。がんばってください。

上記の回答(The Last Nightの批評の返信の返信の返信)

スレ主 神井 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
確かにその通りですね。「この作者は日系人差別肯定するんだ」「は?日本人ヘイト作品か?日本人が読者なのに何を考えてるんだ?読者への嫌がらせか?」と思われたら(というかもう既に大半の読者にそう思われてますね、きっと。批判的な感想の方が圧倒的に多いので)辛いので、不十分かもしれないですが、前書きやクッション的な心理描写を足すことにしました。

吸血鬼の設定については理解力が至らず申し訳ありません。批判的な感想の方が多かったので「人のふんどしで相撲をとっている」ことを指摘されたのかと思いました。
褒めようのない作品だったと思いますが、褒めようとして下さったのはありがたいです。
実はなろうだけではなくpixivやアルファポリスやカクヨムにも掲載した作品なのですが、全てブクマゼロorスパムアカウントしかブクマしてないので、「読了してくれる人、ましてや、褒めてくれる人がいたら奇跡」くらいに捉えておこうかと思います。
ありがとうございました。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: The Last Night

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元記事:The Last Nightの批評の返信の返信

もう少し建設的な意見が出ないものかどうか、しばらく思案してましたが。

どうも批判が冒頭に集中しているようなので、もし手を加えるつもりならそこだと思います。ボーイミーツガールって出会った時からがスタートじゃないですか。先にサマンサのいじめ描写をやってしまうとそこで心折れる読者が出てくるかもしれない。必要最小限で飛ばしまくってさっさとネルと会わせちゃいましょう。あと、家庭環境が複雑なら友人関係のほうはあんまりひどくしすぎなくてもいいかもしれない。東洋人差別は「うわーこれホントに欧米らしくてありそう」と思えたので、そこ(人種差別)に集中して、あんまりサマンサ本人の性格が暗いとかそこに焦点を当てすぎなければ主人公の好感度もコントロールできるかも、と思います。

あと、改稿するとしても描写の水増しはあんまりおすすめしません。私が言った「長編ほどハッピーエンド希望」というのは根拠のない感想ではなく、実際にある読者の傾向だからです。読者は「付き合わされた時間が長ければ長いほど見返りの期待が欲しくなる」ものなので、今作はこれ以上陰鬱なシーンを伸ばしたら読者が離れる可能性があります(だから映画ってバッドエンドでも歓迎されるんですよ、たかだか2時間程度しか付き合ってないわけなので)。

上記の改稿案などが難しいようなら、この作品はここまでと見切りをつけて次回作から気にするようにすればいいと思います。

あ、最後に気になった点なんですが「男女両方の特徴を持つ」ってそれだと最初は男として育てられませんかね、ついてるわけなんだから。それで他人より少し小さい気がする→初潮が来て家族総出で大慌て→親が無理やり女性として育てようと周囲を押し切る、って感じになりそうなんですが、なんかここだけ作者の都合っぽい何かを感じました。ちょっと気になったのでそこだけ失礼します。ではでは

上記の回答(The Last Nightの批評の返信の返信の返信)

スレ主 神井 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。改めてのアドバイス、本当に感謝いたします。確かに冒頭ダラダラダラダラやりすぎたなーっと思います。
いじめ描写とかしつこ過ぎたかもしれません。
もうちょいあっさりさせられるように検討してみます。

最後のご指摘について。ネタバレになるのでその辺(ネルの体や性自認)は言及したくなかったんですが、ここまで来たので言います。
「男女両方の特徴を持つ」とは描きましたが、ネルは「着いてない」です。「男性的=ペニスが着いてる」というイメージが私にはなくて。ペニスがなくても男性的な印象になることはあるというのが私の認識でした。
サマンサ視点で「ネルの体は男性に『なろう』としていた」とあるのと、ネルのセリフで「僕は生まれたときからこうだったわけじゃない」とあるので、元々ネルの体は完全な女性です。少なくとも人間時代はそうでした。男性化してるのは吸血鬼ゆえです。一応「吸血鬼には性別がない。吸血鬼になった瞬間に生殖能力を失うから。吸血鬼は老いないし死なないので、子孫を残して命をつなぐ必要がないため」という裏設定があります。あとは、人ならざる者になったことで強い願望(男になりたい、自分は男だ)で自分の身体を変えていけるようになったからです。つまりネルは現代でいうところの性同一性障害ですね。両性具有や半陰陽ではなく。(あまりこういうタグ付けみたいなことはしたくないんですが)

ちょっとわかりにくかったですね。ご都合主義と思う読者様が増えると困るので、その点もっとわかりやすくするように工夫してみます。

ありがとうございました。

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元記事:The Last Nightの批評

 こんにちは。サラッとですが、読ませて頂きました。あまり深く読み込めてはいませんので、勘違いや見落としによる的外れな感想があればすみません。

 さて、読ませて頂いた感想としては「暗すぎて辛すぎる」でした。
 いや、いいんですよ。暗い物語も、バッドエンド風味で終わる物語も。読者にとってのハッピーエンドより、キャラにとってのハッピーエンドが良いと私も思います。ただ、それを差し引いても暗すぎるなと感じました。

 主人公のサマンサがいじめられる描写や、ネルの抱える過去などはとても過酷です。その中で交流を深め、異種族間の禁断の恋に落ちていくのは王道です。だからこそ、もうひと捻りほしかったなぁと思いました。耽美に振り切るとか、より悲劇に振り切るとか。最後にちょっと上向いた気がしても、全体を見ると陰鬱で重いだけで物語が終わったような後味があります。

 テーマのブレも気になりました。この物語には「吸血鬼×少女の恋」「いじめ」「人種差別」「母との関係」「LGBT」といった要素がありますが、どこに一番着目してもらいたかったのでしょうか。恐らく作者様は「全部内包している」と考えておられるのでしょう。ですが、個人的にはとっ散らかって関連性のないもののように見えました。問題ばかり上げて、結局何も解決していない会議に三時間参加した消化不良感があります。いじめとか母との関係を修復する物語にしろというわけではなく、これだと極端に言えば「嫌なことからの死に逃げを肯定する物語」のようにも見えるから、別の視点からの読者が納得できるアプローチがほしいと思いました。こういう死で終わる物語であるなら、なおさら「ふたりにはこういう道しかなかったんだ」という説得力が必要です。
 要素はそれぞれが絡むことで物語が深みのあるものになります。「いじめ」と「母との関係」に悩む少女と、自身の「性と体の不一致」に悩む吸血鬼少年が出会うことで、どんなドラマが起こるか。このふたりにこういう試練を与えたら、ふたりはどう乗り越えるだろうかという作者様の中でのシミュレーションが足りないのかなと思いました。

 私はあまり登場人物に感情移入はせず、隣で見守るようなスタンスで読むタイプなのですが、サマンサとネルのことがよく分かりませんでした。全体的に、キャラクターのセリフも場当たり的に言わされているようなぎこちなさを感じます。作者のキャラや設定への解像度の高低は、作品に如実に表れて読者に伝わります。作者がキャラを理解していけば、行動や言動に説得力を持たせられるように書けると思います。

 描写はそれなりに書けていると思いますが、個人的にこういう物語ではお耽美的な描写がもっと欲しいかなと思います。
 例えば、ネルの容姿をただ「美しい」と書くのではなく「朝露に濡れた白薔薇のような肌」「夜明けの一瞬を切り取ったようなアッシュブロンド」「月のない夜闇の瞳」といった比喩で表してほしいです。情景も同じように、ちょっとやりすぎかなくらいの比喩表現で耽美的な雰囲気を作れば、好きな人には刺さるんじゃないかなと思います。好みとセンスの問題ですけれどね。

 あと個人的に気になった点は、以下の三つです。
・視点がコロコロ変わる(若宮様と同意見です)
・いきなり英文・仏文が出てくる意味(現代英語と古典英語の違いを示したいのだろうけれど、私は英語が堪能でないためパッと見で「何で急に英語?」になった)
・AIの使用について
 描写をAIの力を借りたとありましたが、純粋な疑問なのですが著作権とか怖くないのかなと思います。批判とかそういう意味ではなくて。AIが作成した文章を作中に使ったとすると、それは誰かが書いた創作物から引っ張ってきたもの(盗用)なのか、それともツギハギしたもの(再構築)なのか、作者様は分かるのかなとよく考えます。どうなんでしょ、そこんとこ。読んだ限りでは普遍的な表現が多かったので、明確な盗用を疑われるようなことはないかと思いますが……AIがどのように使われているのかは分からないので、ちょっと気になった戯言です。

 偉そうに長々と書いてしまい、すみません。合わなければスルーして下さい。
 バッドエンド風味のハッピーエンドは、純粋なハッピーエンドよりも難しいです。読者を納得させられるような説得力のあるストーリーと展開を用意しなければなりませんから。だからこそ、サマンサは陰鬱な出来事を淡々と受け入れるだけに見えて、あまり好かれないかなと感じました。
 ストーリーや展開も、もう少し山や谷を作ることを意識すればいいかと思います。
 創作活動、頑張って下さい。

上記の回答(The Last Nightの批評の返信)

スレ主 神井 : 0 投稿日時:

さそり様
このたびは本当に丁寧な感想をありがとうございました。

「暗すぎる」「重すぎる」というご指摘、まさにその通りで、私自身も“読者が納得する形での破滅的な愛”にどう落とし込むかが課題だと感じていました。

私としては、吸血鬼と人間の恋愛を描くなら「人間が吸血鬼になる」「別れる」という王道の結末以外では、“心中”という選択肢があるのではと考えました。(あくまで私個人の感覚ですが)
この物語の発想自体、「ぼくのエリ(Let the Right One In)」から着想を得ていて、私はあの2人は最終的に心中すると思っている派です。(実際の映画や原作小説では2人で旅立つところで物語が終わります)だからこそ、“吸血鬼と心中する人間”という構図を描いてみたいという思いがありました。

人間同士なら「共に生きる」ことができても、“死者”である吸血鬼と“生者”である人間は、死によってしか結ばれないのではというのが、この作品の根底にあります。

ちなみに、このシリーズにはムーンライトノベルズで投稿した長編が2作(いずれもネルの過去話)あり、それらを含めてひとつの物語として構成しています。現在執筆中の現代パロでは、吸血鬼は登場せず、ネルもサマンサも現代を生きる“人間”として描かれます。そちらでは「共に生きる」ことがテーマになっており、心中とは無縁の話です。私が「死なない話を書こう」と思ったわけではなく、自然とそうなったので、逆にこの『The Last Night』では「生者と死者」という存在の違いが2人の結末を心中へと導いたのだと思っています。

「要素が散らかって見える」「死に逃げのように見える」というご指摘も本当にありがたかったです。私は「どこにも属せない2人」を描きたくて、「移民としてアイデンティティを喪失したサマンサ(日本でもカナダでも受けいれられない)」と、「身体と精神の不一致に苦しむネル(加えて、時代に取り残されていく存在としての吸血鬼)」というキャラクターを組み立てました。ただ、それが読者にとって分かりづらい、詰め込みすぎに見えるというのも納得です。もう少し2人の関係に内包される形で、テーマを統合して描いていけたらと思います。

ネルやサマンサの内面についても、言動の自然さや説得力を持たせるために、もっと心理描写を丁寧に積み重ねていきたいです。

AI使用についてですが、確かにご不安に思わせてしまったかもしれません。実際には、ChatGPTに「こういう状況をもっと精密に描きたい」と相談し、その回答を元に自分の表現に合うと思った部分を参考にして取り入れる程度で、執筆自体はすべて自分で行っています。AI生成物そのままのコピペや転載などは行っていませんが、表現のインスピレーションの一環として使っている、という認識です。

ご指摘いただいた「なぜいきなり英語やフランス語が出てくるのか?」という点について、私なりの理由を少しだけ補足させてください。

まずひとつは単純に私自身の趣味です(笑)。フランス文学や耽美系作品、特に『風と木の詩』などの影響を受けていて、あの独特の雰囲気を文章で出したいという思いがありました。

そしてふたつ目は、キャラクターの時代性を表現したかったからです。ネルは外見こそ10代ですが、実際は19世紀生まれの吸血鬼という設定です。彼の言動に古風なニュアンスを持たせたいと思ったときに、現代日本語の文体ではどうしても限界がありました。
(例えるなら、「ネルは昔の人だから」といっても、いきなり彼に『妾は…』とか『儂が…』とか言わせたら変ですよね。そうではなく、彼の育った文化圏や精神性に即した“時代の響き”を表現するには、元の言語のまま載せるという選択が自然だった、ということです)
私は翻訳を学んできた身でもあるので、「訳された言葉」だけではどうしても伝わらないニュアンスがあると感じています。だからこそ、読者には「訳文」を添えつつ、「ネルは本来こういう言い方をしている」という“本物の声”を少しでも感じていただけたらと、原文も併記しています。
もちろん、英語やフランス語に馴染みのない読者の方にとっては「何で急に外国語?」と思われることもあると承知していますので、必ず日本語訳は明示するようにしています。読みづらさを感じさせてしまっていたら申し訳ありません。

このたびは貴重なご意見を本当にありがとうございました。ひとつひとつ、今後の創作に活かしていきたいと思います。
またどこかで作品を読んでいただける機会があれば嬉しいです。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: The Last Night

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元記事:The Last Nightの批評

はじめまして神井様
『The Last Night』を拝読いたしました。
投稿してもブクマが入らないとのことです。
投稿サイトにいる大多数の読者はどんな人たちか、ちゃんと想像しないといけないですよね。そこには中学生の女子もいますし、高校生もいるでしょう。もちろん大人もいます。そして、大多数の読者が楽しんで読んでいる小説とはどのようなものかを考える必要があります。

思春期の女子が読むようなものは、甘くスイートで、少しせつなさがあったり、想いを告げられないもどかしさや、キュンキュンするような純粋さを感じる恋愛かもしれません。大人の女性であれば、婚約破棄や浮気されたけど王子様的な新しい男性が現れる話などでしょうか。オフィス・ラブや危険な恋愛なんかもあると思います。私自身は男性で年齢もだいぶ上なので詳しくはわかりませんが、大多数の読者はスマホで手軽に読める、ゲーム代わりの感覚で読んでいると思われます。

そういった作品と、神井様が書かれているものを比べてみてください。ムーンライトノベルズのほうも見てきましたが、小説的には少数派です。この点を、おそらくは低く見積もっているのではないでしょうか。ご本人は理解しているつもりでも、その理解が弱いと感じます。

ほとんどの小説には、注意書きなんて必要としない場合が多いです。読者側も、「注意書きなんて読まなくてもいいだろう」という感覚で読んでいます。前書きにどれだけ注意書きを入れようと、読者は大多数派なのです。
「こういう小説を書くな」ということではありません。ただ、マイナリティ側にいるという自覚が欠けているように思います。少数派であるなら大多数派を知り、理解する必要があると思います。どんな読者がいるのか、読者から自分はどう見られているのか、です。

だから一度、書店に足を運んで恋愛小説のコーナーを見てきたほうがいいと思います。何冊か買って読んでみてください。そういった人気作を書けということではなく、読者を知ってほしいということです。

では、神井様のような小説が需要がないのかと言えば、そんなことはないと思います。ただし、ネットでは厳しいかもしれません。たとえば、公募で受賞できるレベルの作品でも、驚くほどPVが伸びないことがあります。書籍向きの小説はネットでは読まれにくいことも多いです。

勝負の場を公募に移すのも一つの方法かもしれません。今はまだ、少し甘さが残る状態で書かれているように思います。借りてきた設定ばかりで書いている印象もありますので、独自の世界を構築して公募に挑戦してみてはどうでしょうか。より厳しいところに身を置くことも考えてみてください。必ず応募先は見つかると思います。長く創作を続けてきて評価の場に立たないのは、ある種の逃避かもしれません。そろそろ、ぬるま湯から出てみるのも良いのではないでしょうか。結論としては、ネットには需要のある小説を置き、裏では公募に挑戦するのが最適解かもしれません。

あと気になったのは、文章はしっかりしているのですが、小説としての技術が足りていないように思われる点です。たとえば、登場人物の性格設定と恋愛感情の描写です。サマンサは気丈で芯の強そうな性格です。死にたいと思う女の子とは思えず、ストーリーと噛み合っていない印象でした。

恋愛感情の描写については、互いに愛し合っているという実感が伝わらないまま、物語が進んでいるように感じました。これは、気持ちの変化を伴うシーンが描かれていないためだと思われます。小説では、登場人物と一緒に「共体験」させることで読者に感情移入を促します。ただ「好き」と書くだけでは伝わりませんし、心情を描写で表現してもそれは情報として伝えているだけとなります。読者が登場人物と共に体験できなければ、描写は単なる説明にとどまってしまいます。

このままの路線でいくにしても、読んだ人に文句を言わせないくらいの筆力は必要かもしれません。あれこれ言われないだけの実力を身につけてほしいと思います。

いずれにせよ、投稿サイトにはスマホを片手に、思春期の女子がゲーム感覚で読めるお気楽な物語を楽しみに訪れているということ、そしてそういった読者が非常に多いのだということは忘れてはならない点です。

また、作者というものは視野が狭まり、独りよがりになってしまうことがあります。他人からすれば明白な違和感にも気がつけなくなります。たとえば、本作のように英語タイトルにしたり、注意書きを大量に入れたりすることは一般的ではありません。大多数の読者からみたらどう見えるのかということを意識してみてください。

最後に改善点を列挙します。

・タイトルは日本語が望ましい。
・注意書きは書かない。(なくても大丈夫なように書く)
・英文・仏文は挿入せず、日本語だけで伝える工夫をする。
・心の声としてのカッコ()の多用は避ける。
・視点は長いスパンで統一し、不要な視点は入れない。
・わかりやすいログラインを意識する。
・物語全体の構造を整理する。

私は「英語禁止」「人気ジャンルに挑戦」の縛りでトレーニングしたほうが良いと思います。読者側からどう見えているのかは常に気にしてみてください。

以上です。
参考になる部分だけを受け取っていただけたら幸いです。
頑張ってください。応援しております。

上記の回答(The Last Nightの批評の返信)

スレ主 神井 : 0 投稿日時:

高瀬さま
このたびは『The Last Night』に丁寧なご批評をいただき、誠にありがとうございました。

お読みいただいたうえで、サマンサの気丈で芯のある性格が伝わったこと、とても嬉しく思います。まず、それだけで作者としては救われる思いです。彼女を「陰鬱すぎる」「ひたすら卑屈なだけ」と受け取られたことも少なくなかったので、今回のご指摘は励みになりました。

また、英語タイトルの印象についてもご指摘ありがとうございました。確かに英語のタイトルが敬遠されるのは理解できます。読者にとってタイトルの第一印象は大きな要素ですので、邦題の検討も含めて改めて見直したいと思います。

いただいた批評から、投稿サイトでの読者層や読み方の傾向を改めて実感することができました。PV数やブクマ数と作品内容の深度・誠実さが必ずしも比例しないことについても、これまでの経験から私自身感じていた部分でもあり、冷静に受け止めるべき点だと再認識しました。このThe Last Nightよりも明らかに出来が悪い、もはや出来が悪い通り越して最悪と思えるような作品でもブクマ数が40以上獲得できたことも過去にありましたので…。それでも私の中でその作品への評価は変わらないのですが…。
まだ筆力は道半ばではありますが、自分の描きたい主題と丁寧に向き合いながら、読みやすさや伝え方も意識して、今後さらにブラッシュアップを重ねていきたいと思います。

貴重なご助言をありがとうございました。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: The Last Night

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投稿者 えんがわ 返信数 : 0

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元記事:ウィンストン

まだ未完成ですがよろしくお願いします。実話も交えたフィクションです。

上記の回答(ウィンストンの批評)

投稿者 甘粕 : 0 投稿日時:

全話読みました。とても文体も引っかかりななくて 読みやすく、爽やかな印象を受けました。その爽やかさが、登場人物をさらに引き立てていると感じています

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: ウィンストン

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元記事:恋人を寝盗られた挙句【10年早い】と言われたので10年間死に物狂いで修行しました。〜最強になったので復讐します〜

物語の冒頭や戦闘シーンに少し力を入れたつもりです。ですが、もっと良くしたいです。

上記の回答(恋人を寝盗られた挙句【10年早い】と言われたので10年間死に物狂いで修行しました。〜最強になったので復讐します〜の批評)

投稿者 えんがわ : 0 投稿日時:

読みやすさがあります。これは武器になると思います。

ただ、なんとなく、現時点では動機部分が弱いです。
女が寝取られた、という事実だけで「復讐」という言葉を使うのはなんだか大げさすぎてコミカルな感じすらします。
女性問題を動機にするのが悪い、というわけじゃないです。
その女の人への主人公の愛情や思い入れを感じる描写、二人でデートや心を通わせたエピソードなど、そのようなものが作者さんの頭の中では前提としてあると思うんですが、それが作中の文章では書かれてないです。だからなんとなく寝取られた部分しか、伝わらないです。欲を言えば、親友だってどういう人かわからないし、窓ガラスを割ったのを忘れたとかいうところも良くわからないです。
厳しく言うと、序盤の加速で失敗している気がします。
ただ、作者の書きたいのはダンジョンのバトルがメインだというのを感じたし、そこまでテンポよく運んだのは、ある意味正解な気がします。

ただ、このまま進んでも、キャラが動く際の復讐の動力源がこちらまで伝わってきません。なのでどうしても主人公への共感や一体感がいまいちなまま展開が進む恐れを感じます。どこか途中で女との過去のデートやいちゃいちやのようなエピソードなどを挟んだりの掘り下げは必要な気がするし、そこらへんを書いたり考えたりした後に、改めて冒頭を練って書くと良くなるかもしれないです。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 恋人を寝盗られた挙句【10年早い】と言われたので10年間死に物狂いで修行しました。〜最強になったので復讐します〜

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元記事:アビス·コンプレックス

ヒーロー物を書きたくて書いてみましたが、なんか捻くれたような、ダークヒーローみたいなものになってしまいました。どうにかアクションに力を入れてみたのですけど、話のテンポが損なわれていないか心配です。
あと造語がいくつか出てくるんですが、今のままだと説明不足すぎでしょうか? 良ければそこも教えていただけるとありがたいです。
まだ2話までしか投稿していませんが、よろしくお願いします。

上記の回答(アビス·コンプレックスの批評)

投稿者 武石雄由 : 0 投稿日時:

二話読ませて頂きました。じわじわと来るダークヒーローぽい雰囲気は、好きな人は多いのではないでしょうか。ただ、二話だけなので推測するしかない部分が多く、そのためご自分でも気にされている造語や世界観がいまひとつ把握できませんでした。

:例えばクラーケン、米帝支配下の日本、魔術、龍理?等々。それぞれ会話の中とかで自然に交わされるならまだ流せるのですが、いずれも地の文の中で中途半端に説明しようとして、なんというかリズムをぶつ切りにしている感があります。色んな独自の設定は流れの中で追々説明していけばよい、とは、私自身いろんな方から受けたアドバイスです。
:視点と時系列の切り替えが今一つはっきりしてない気がします。最初のタツイチのシーン、途中で視点が主人公に変わっているのがわかりにくく、一瞬殺されたのはタツイチの幼馴染かと思ってしまいました。また、二話までの話もどこが素の時間でどこが回想シーンなのか。もう少しわかりやすい方が読みやすいかと。
:戦闘シーンそのものはわかりやすかったです。でも、漫画の中の格闘シーンに作者が添えるナレーションのような気がしなくもないというか。躍動感よりは解説ぽい雰囲気を感じました。

とはいえ二話しかないからまだまだわからない、というのが一番かと。そういう意味ではもう少し話が進んだら、もう一度読ませていただきたいです。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://note.mu/nanashigure/n/nba4807e5230a

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: アビス·コンプレックス

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