ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:僕と幼なじみとそれから……

エブリスタのファンタジーコンテストの応募作ですが、ファンタジー要素はあまりありません。
自分の中では、結構上手く書けたと思うのですが、自己完結していないか不安です。お手柔らかにご批評賜りたいです。

上記の回答(僕と幼なじみとそれから……の批評)

投稿者 YM : 1 投稿日時:

人様の小説に感想を書かせていただくことは初めてなのでとてもs.s様のプラスになるようなことは言えませんが、初心者目線での率直な感想を述べさせていただきます。
 
とても面白かったです。三ページ目から終盤に掛けての話の持って行き方は見事で、一気に読み進めてしまいました。
中でも四ページ目の回想シーンがうまく、ここから次の場面に映るまでにはすっかり主人公に感情移入することができました。

そして終盤。
七ページ目のラストを読んでも首を傾げていたのですが、八ページ目を開いた瞬間には鳥肌が立ちました。

中身の無い内容&稚拙な文章ですいません……昔から読むのは好きなのですが、感想を書くのは苦手なもので……。

ですが本当に面白かったです! 次回作も楽しみにしています!

長所。良かった点

一ページごとに話が大きく進むので、まるで坂を駆け下りるように、終盤に向けて一気に読み進めることができました。

良かった要素

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元記事:宝ヶ崎学園のトレジャーハンター(序盤のみ)の批評

ああ、YMTHさんの言わんとする所がなんとなくわかる気がします。(いや全く違ったら申し訳ありません)

私は他の方の作品の良し悪しを語ったり、明確なアドバイスが出来るほどの技量も経験もないので、私の意見や提案は軽く聞き流す程度にしてください。

一章の冒頭での学園の説明ですかね。
物語の始まりから設定の説明が続くことは、あまり良しとしない、みたいなことをそこかしこで言われているイメージがあります。(この作品については、個人的にそこまで気にはならなかったですけどね)

そこで提案なのですが、学園の規模の説明は実際に入学してから学園を歩き回るシーンの中で語ったりするのはどうでしょうか? 実際に主人公が目にして、その規模の大きさに改めて驚かされるという描写を交えながら読者に説明、といったように。

部活動の特異さなんかも、実際に健兄なんかに連れられて紹介されながら、「事前に調べてきたけれども、実際に目にするとマニアックな部活動が多いな……」や、「青春部はやっぱり美男美女が多いながらも、先輩への態度や規律なんかはしっかりとしているなー」みたいな。
そこから強制的に入部させられる流れなんかも簡単に書けそう。

んー、いかがでしょうか?

上記の回答(宝ヶ崎学園のトレジャーハンター(序盤のみ)の批評の返信)

スレ主 YM : 0 投稿日時:

お返事遅れてしまい申し訳ありません! そして読んで頂きありがとうございます!

なるほど、確かに学園の施設に関する描写はいざその場所についてからでもいい気がしますね。ですがユウさんにあまり気にならなかったと言って頂けたので、ひとまずはこのまま書き進めてみようと思います。

お忙しい中わざわざ有難うございました。この道は色々と苦悩困難がある道だとは思いますが、お互いに少しでも望む結果に近づけるよう頑張りましょう!

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 宝ヶ崎学園のトレジャーハンター(序盤のみ)

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元記事:宝ヶ崎学園のトレジャーハンター(序盤のみ)の批評

すみません、先にお詫びしますが、オブラートに包むといっても、どういう匙加減かがよく分からない馬鹿者なのもので、率直に申し上げてみます(とにかく褒めるんだ、に徹するのなら嘘混ぜれば言えるんですが、そういうことは希望されてないみたいで)。

まだ7千字ちょっとなのに、既に進め方や小ネタ含めて宝の持ち腐れがあちこちにあるように感じます。実にもったいない、損してるんじゃないでしょうか。そのため、本来出せた面白さが殺されてしまっているような印象です。

まず「プロローグ」ですけど、ここに書かれた情報を私ら読者が冒頭で知っておく必要があるんでしょうか。宝物がある、という話っていろんな人が書いてるわけで、まず宝物というアイテムだけでは引き付ける力が弱そうです。しかも、結局見つからなかったと来ている。これって、第二章以降で開示しても充分なんじゃないかと思います。

第一章は主人公の特徴や性格をイベントで示してくれてまして、説明に堕すことなく進めてくれてあります。が、主人公以外の情報が多い。これから通う学校がどういうところで、入部しようとしている部活がどういうもので、とかとか。第一章のメインは「遅刻を回避すべく必死な主人公」じゃないでしょうか。

主人公、物凄くうっかり、かつ慌て者なところがよく“説明”されてますよね。小中学校時代の黒歴史は、健兄の台詞による説明でいいと思います。一つ一つ描写しても、所詮過去の話ですし、健兄の台詞で語ったことにより、ドジが広く知られてしまっていることも暗示できている。

入学式の集合時刻勘違いからロードバイク入手までは会話劇でいいと思います。そこからが問題というか、もったいない気がします。学校到着まで、いろんなアクシデントがありますよね。明示されているのは「ラウ〇ドワン1のバスと間違え」→「バランスを崩してゴミ捨て場にトップスピードでツッコんだり」です。間違えたから余計に焦り、ゴミ捨て場に突っ込んでしまったように受け取れます。その姿のまま学校に入って行って注目を浴びちゃうわけですよね。

なんで説明で済ませちゃうんだろうと思いました。学校に入るとき、例えば「鼻血垂らした、生ゴミまみれで(4月なのに)ハエがたくさんたかっている男が校門を入って来るなり『青春部はどこだあっ!』と叫んで、周囲を驚かせた(あるいは、無言でずかずか入って来て、周囲が避けて道ができる)」等々のシーンが作れちゃうだけのネタが仕込まれてるじゃないですか。

そういう派手なことをさせるには、前段のロードバイクを必死に飛ばすシーンが必要ですよね。なりふり構わないの度が過ぎれば、アクシデントも起こるのも自然な流れです。そこを説明で済ませちゃったので印象が薄くなり、汗だくですぐには動けない程度にばてていた、くらいが妥当な描写になってしまっているようです。

主人公の「遅刻できない」という必死、それによる混乱が学校到着でも続いているとしても、それを鎮めるイベントもちゃんと用意されています。健兄らによる、タクシーで学校まで来た、の台詞ですね。ここで主人公が正気に返る段取りが用意してあるじゃないですか。しかし、

> 本来なら心をときめかせていたであろう大理石の校門や、そこから靴箱まで綺麗に並ぶ桜の木々を楽しむ余裕も今はない。

という、後から考えてのことながら、冷静な観察の描写がありますし、

> 道行く同級生から怪訝な視線を送られる。……まずい、このままじゃ折角間に合ったのに結局変な人物だと思われてしまう。

という部分だと、リアルタイムで冷静に観察できてしまっています。この後の、タクシーでくれば良かったんだと主人公が自分に飽きれるシーンの効果を削いでしまっているように思えます。

それに、繰り返すようですが、説明がしばしば挟まれて、テンポを乱している印象も受けます。例えば、

> 「あ、いたいた。ちょっと大輔~」
>  僕らが溜まっていた校門の反対側から、そんな可愛らしい声と共にトタトタと女の子が走って来た。
> 「……あれ? つかさ?」
>  その子の名前は大森つかさ。肩まで伸びたセミロングの茶髪と左目の下にある泣きぼくろが特徴的で、同年代より少しぷっくらな体をした愛嬌ある女の子だ。
>  健兄と同じく幼稚園からの幼馴染で、今日から僕と同様にこの宝ヶ崎学園に入学する新入生である。
> スクールバスの停留所の方から来た所から、きっと先ほどのバスに乗っていたのだろう。
> 「お、つかさじゃないか」
> 「あ、健兄久しぶり。うわ~、少し見ない内にまたムキムキになってる~」

です。地の文をほとんど抜いてみます。

> 「あ、いたいた。ちょっと大輔~」
>  可愛らしい声と共にトタトタと女の子が走って来た。
> 「……あれ? つかさ?」
> 「お、つかさじゃないか」
> 「あ、健兄久しぶり。うわ~、少し見ない内にまたムキムキになってる~」

会話は途切れなく続いているはずです(間があるとすれば、ちょっと大輔と呼びかけられて、主人公が応答するまで)。でも地の文での説明のほうが長いくらいになっています。テンポのいい会話の感じがしなくなっているような印象です。

「大輔」と呼びかけて「つかさ」と応答したこと、つかさが「健兄久しぶり」と言っていることから、3人の関係性は(この段階で必要な程度に)きちんと示されていると思います。詳しい話は後でいいはずです。

また、ヒロインの特徴を一気にいくつも示されても覚えられません。読んでいて、まだヒロインに感情移入してませんから、詳しく描写されても印象に残らないのです。

たぶん、初登場キャラの外見特徴は1つ示せば充分で、せいぜい2つまででしょうか(物凄く怖いのが特徴と例外は除く)。例えば「セミロングの茶髪を揺らせながら走って来た」とかです(たぶん、特徴的な部分を動かしたり変化させれば自然と印象に残りやすい気がする)。

これは自分もしばしば反省することなんですが、作り手は自分が考えたものを書き連ねるのが楽しすぎて、つい説明が過ぎてしまいます。書いてて楽しいから、読者も面白がるだろうとなんとなく思ってしまう。でも、受け手(読者)は作る過程の楽しさを共有してくれるわけではありません。面白いところだけ見せろ、それも楽に読めるように、と言って来るのが読者ですし、読者はそう望む権利があると思います。設定したことは書きたいでしょうけど、冒頭のツカミではぐっとこらえる必要があるように思います。

上記の回答(宝ヶ崎学園のトレジャーハンター(序盤のみ)の批評の返信)

スレ主 YM : 0 投稿日時:

 手塚満様。読んで頂き本当にありがとうございます。自分で書いた文章だとどうも修正箇所を上手く上げることができなかったので、第三者様視点からの感想は大変参考になりました。
 
 なるほど、確かに一章で書きたい事は「遅刻を回避すべく必死な大輔」です。手塚満様のおっしゃるとおり、それ以外で後に説明しても問題のないものは基本省いたほうが良さそうですね。

・本来なら心をときめかせていたであろう大理石の校門や、そこから靴箱まで綺麗に並ぶ桜の木々を楽しむ余裕も今はない。

 この描写は校舎に関する情景を書いていなかったと後から付け足した一文だったのですが……ご指摘頂いてから改めて読み返してみると確かにテンポに間を空けてしまっている気がしました。
 他にも会話文など、テンポよく書きたい時はそのテンポにあった書き方が必要なんだな~と感じました。数年前の書き始めて間もない時に『情景描写が全くできていない』とトラウマになるレベルでご指摘を頂けた機会があったので、少し状況説明に対して敏感になっていたのかもしれません。今回頂いたご指摘を参考にもう一度自分なりに添削をして、より読みやすい文章に出来るようやってみます!

 それと最初のプロローグなのですが、あれは一章の終盤に「この学校には宝物など隠されていない」と確信している大輔ともう一人登場する新入生の子に健兄が「この学校には……伝説の宝物が隠されている」と告げる展開を書きたかったので、それも盛り上げるためにも冒頭に持ってきたのですが、あまり効果はなさそうでしょうか?

それと色々なサイトに「小説は最初の一ページで決まる」などと沢山書かれていたので、冒頭に読者の興味をそそるようなモノを書きたくてあのプロローグを冒頭に置いてみたのですが、あれだとむしろ冒頭の展開が長引くだけでしょうか?

 図々しく申し訳ありません。宜しければそのプロローグと一章の終盤の展開についてのご意見を頂けないでしょうか? 宜しくお願いします。

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元記事:宝ヶ崎学園のトレジャーハンター(序盤のみ)の批評の返信の返信

プロローグが関係してくるのが一章の終盤ということでしたら、少々まずいと思います。プロローグの意味が分かるまでは、読者としてはお預け食らってるようなものですから。印象的なシーンではなく、情報の説明のみですから、おそらく忘れてしまいもしそうです。

作者視点ではプロローグの意味は分かっている(一章の終盤に関係するということ)。だけど、読者は作者から教えてもらわない限り、知る由もありません。読者に対する効果は薄そうです。

文章的には悪くないのに、プロローグとはいえ小説本文に含まれているから、余計なものに感じてしまう面が多々あると思います。冒頭は、読んですぐ分かって目を引き付けられるものだけにして、興味を掻き立てて頂くと、残りも読みたくなります。

あのプロローグは、なろうサイトでは「あらすじ」(実は宣伝文句)に置かれるタイプの文章、説明だと思います。この物語が何にまつわるものかということですね。プロローグ最後を、例えば「しかし、宝物に挑む執念の男が現れる。」みたいに締めくくればいかにもなあらすじになりそうです。

今のあらすじですと、全文で「宝ヶ崎学園に隠された伝説の宝物を探す物語。」のみです。これでは、タイトルに目をとめてくれた人を本文ページまで引き込むには弱いんじゃないでしょうか。目次も「プロローグ」「第一章」で内容的な暗示はありません。あくまでも、なろう受けで考えてですが、プロローグはあらすじに移したほうがいいんじゃないかと思います(目次に意味ありげなダブタイトルを付けるとさらに効果的)。

―――――――――――――――――――――

以上とは無関係ですが、説明過多について、どうしてだろうと少し分析的に考えてみました。つい説明や描写が過多になってしまうのは、書き始めの頃の手厳しい指摘があったわけでしたか。
しかし、今の作品を拝読すると、説明・描写技術は充分にお持ちのようです。と、感想だけ言っても曖昧かもしれません。少し、文章に即して優秀性を説明してみます(ただし、この部分は割愛したほうがいいとは思う)。

>  この高校は二年ほど前に例の噂で全国的に注目を集めた学校だが、実はそれ以前からも少し変わった学校と言う事でネットでは話題になっていた。

プロローグから宝の件で引き継いでの紹介でスムーズに導入しておいて、その高校の一般的な特徴も、一般的な高校の差異で説明すると述べているわけですね。これから何を話すかが明快です。

>  まず驚くべきは、その施設の大きさ、そして充実さである。

特徴の大要を簡潔に述べています。もう少し簡潔にするなら「~、施設の大きさと充実ぶりである。」くらいでしょうか。

>  普段登校する本校舎は各学年に二階ずつ分けられた六階建てで、二階から伸びる渡り廊下を進んだ先には各分野の授業を円滑に進める為の教室などがある旧校舎がある。

イメージする起点を本校舎にまず置いておき、「進んだ先」と表現し、てカメラ視点を旧校舎へと移動させてますね。イメージしやすい表現です。
(私などだとつい、「~六階建てで、それと旧校舎が渡り廊下でつながってて、旧校舎では各分野の~」などとやってしまいそう)。

>  そこまでは一般的な学校と同じだけど、この学校は全寮制のため、その校舎の隣には僕らが日々の生活を送る寮が存在するのだ。

「そこまでは~だけど」と言うことによって、ここからがその高校独特の部分になると示せています。続いて「全寮制」という、ここ以降の説明の要となる大枠が提示されている。何を読み取ればいいかが明確で、楽に読ませる工夫が感じられます。

>  その寮は一階が男女兼用の公共スペースとなっていて、二階からはツノが生えている様に二つの建物が伸びており、左が男子塔、右が女子塔と分かれている。

説明の流れが一階から上へと移動しています。これも一読してイメージするのが楽です。
また、さりげなく「男女兼用の」と言ってあることによって、共学であることも示せています(男子校か共学かのイメージの揺らぎがここで解消される)。共学と説明してもいいんですけれど、描写に混ぜて紹介できているのがポイントだと思います。こういう手法を使ってもらえれば、説明のくどさが和らぎます。
2階より上がツインタワーであると示すのに「ツノが生えている様に」はなかなかいい比喩だと思います。イメージがくっきりする。ただ「伸びており」という動きを感じる表現には、状態的な表現「生えている」を「生える」と動的にしてもいいかもしれません。

>  それからサッカーグラウンドや野球場などの運動設備は勿論の事。一度に百人まで入浴出来るらしい清潔感のある大浴場、ボーリング場に室内プール、そして校舎裏には宝ヶ崎学園が所有する山や釣りの出来る川もあるらしく、実にその敷地の大きさは七万平方メートルにも及ぶらしい。

些細なことですが「勿論の事『。』」は「勿論の事『、』」でしょうか。長めの一文ですが、目も滑らずイメージもしやすい。大きさ・規模のイメージが揺らぎやすい大浴場は分かりやすく人数で示してあり、他の大きさが分かる施設は名前だけ示してある点がなかなかのものだと思います。
ただ、この一文はちょっと違和感が生じそうです。「らしい」「らしく」のせいです。他はほとんどが断定しての描写なのに、ここだけは推測になってしまっています。直前での寮の説めは断定的で、こっちが推測のため違和感が生じそうです。なお、直後の校風紹介の「そうだ」なら伝聞で、違和感はありません。
もしかすると、「入学前の主人公があまりにはっきり知っているのはおかしい」と感じて、断言を控えたのでしょうか。今は学校が自校のサイトを持っているのが普通ですから(作中の高校にもあると描写されている)、これくらいは知っていてもおかしくありません。断定で一貫させるか、伝聞形式(ネットで知るのも伝聞の一種)を用いてはどうかと思います。

>  そしてこの学校は『型にはまらない個性のある人材の育成』という理念の元、生徒の自主性、協調性の尊重を重視している。

箱物(ハードウェア)の紹介が済んで、校風(ソフトウェア)となるわけですね。私なんぞですと、箱物それぞれに目的(ソフトウェア)を付して書いてしまいそうです。しかし、そんなことをすると何が言いたいか分からなくなりがちです。そこを避けて、きちんと分けて書いてあるため、物心両面が分かりやすくなっています。

>  その結果、これだけの施設があるにも関わらず面倒くさい校則は殆どなく、更には申請する事でそれらの施設を自由に使う事も出来るそうだ。

ハードウェアとソフトウェアの描写が済んで、ハードウェア+ソフトウェア=システムを簡潔に表現しています。やりたいことがやれる高校ということが、具体的なイメージとして伝わってくる構成になっている点が、説明として優れているように思います。

>  そして、もう一つ。
>  この学校には、他の高校にはない変わったことがある。

そうしておいて、この作品のポイントになる特徴があると示しているわけですね。「そして、もう一つ。」で区切って一呼吸置いているため、注意を引き付けるように書けています。しかし何かは伏せておいて、登校スタートのシーンが始まる。この後を読ませるための「なんだろう?」という興味を掻き立てる段取りが出来ています。

なかなか凄いですよね。これだけ書けると、書いていて面白いんじゃないでしょうか。思い浮かべたことがうまく言語化できるわけですから。それだけに、何を書くかをコントロールしないと、ついつい説明や描写を連ねすぎることになってしまう恐れがあると思います。書こうと思えば書けるんですから、今度は読者の負担を考えて、何を書かないかを工夫するレベルに達しているんだと思います。

上記の回答(宝ヶ崎学園のトレジャーハンター(序盤のみ)の批評の返信の返信の返信)

スレ主 YM : 0 投稿日時:

ご返信ありがとうございます。

なるほど……自分のイメージではプロローグに置いておくことで終盤の盛り上がりに繋がると持っていたのですが、確かに冒頭でこんな事言われても頭に残る人のほうが少なそうですね。
 この点に関してはとにかく冒頭は削れるだけ削り、一章の中盤辺りにプロローグの内容をつかさとの会話の中で提示するような形にしてみようと思います。

 まさか自分の文章をここまで細かく分析して頂けるとは思っていませんでしたので……いくら感謝しても足りません。本当にありがとうございます。
 こうして改めて文を噛み砕いて頂いた事で、自分の地の文、情景描写の特徴などが少しわかった気がしました。今回ご指摘いただいた点をこれからの執筆に役立て、とりあえずはテンポの良い物語を書けるようにやっていこうと思います!

 最後に、「上手く言語化出来ている」というお言葉は本当に嬉しかったです。こんな事を言ってしまうと自分がとても単純な人間の様に思えてならなくなってしまうのですが、今回頂いたご返信で自分のモチベーションがとてもあがりました。
 技術面からメンタル面、なにから何まで本当にありがとうございました。

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元記事:宝ヶ崎のトレジャーハンターの批評

まず一番気になった部分ですが

>唯のために自分も唯の父が残した宝を見つけ出すと入部を決意する。

これで最後なのが疑問です。私は当然最後は宝が見つかって終わり、今後の部活動に関してはそれぞれ思うことを決意すればよろしいと思っていたのですが、これは「未完」と同等の扱いになりませんか……? ネットでの未完作品可の公募でない限り、明らかに大きくマイナスになります。

>一つ目はプロローグです。これは冒頭から大輔とつかさの入学式シーンから入ってしまうと引き込みが弱いと思い後付けしたものなのですが、冒頭の引き込みとして機能しているか、いきなり時間軸が変わっているせいで混乱しなかったをお聞きしたいです。

最後のニュースに一瞬??となりましたが、その後すぐに事故の被害者が学園の関係者とわかったので問題ないと思いました。よい感じに読者の興味を引けているのではないかと思います。

>二つ目は大輔が青春部の廃部を知った後、唯と出会う場面についてです。。この物語は序盤では大輔と誠二が宝探し部を抜けるために奮闘する話ですが、最終的には両親を失った唯のために大輔が葛藤する物語へと変わっていきます。そこで主要人物である唯はなるべく早く登場、そして大輔に対しては好意を持ってもらいたいと思いこのような展開にしてみました。
しかしこの時点での話はあくまで青春部の廃部を知った大輔がどうするべきか悩むシーンです。ここで唯を登場た事で本編進行の妨げになり読み進める気持ちを低下させていないかをお聞きしたいです。

本文より抜粋、「偶然訪れた天真爛漫な少女との出会いに感謝をしつつ」ここを「廃部に落ち込み荒みかけた心を少しばかり癒してくれた、天真爛漫な少女に感謝しつつ」とすると、主人公がいっときの安らぎを得られたことがもう少しわかりやすくなり、決して不要ではないシーンだと印象づけることができるのではないか、と思えますが、どうでしょうか。

>三つ目は茜に茶道部と騙されて入部させられ、逃げる大輔を捕まえにきた裕太と銀次の二人についてです。
この二人は宝探し部の異常性を伝えたい、それと物語の進行上という理由で無理やりに登場させたのですが、これ以降の登場は物語の終盤にちょろっととしてか現状では考えてありません。(この後の新歓バーベキューの時にもこの二人を扱いきれていないと感じています)
この二人に関して感じた事もお聞きしたいです。

ですねー……役割・性格がほぼ変わらないのならいっそのこと一人だけにする、という選択もありなのではないでしょうか? 大輔を一人で取り押さえることができるやや体格のいい人、というくらいで(どこか読み落としで、そうすると修正しづらい矛盾が出ることになっていたら申し訳ないですが)。そのくらいしか案が浮かびませんし、正直、小説一巻分のメンバーとしては人数オーバー気味になっているような気もします。

最後は彼(ら)も結局「仕方ない、最後まで付き合うか」のような心境になりそうですし、時々地味に働いてくれてるとか、地の文でこっそり「裸芸人の先輩」呼ばわりすることで空気ながらも存在を主張できるかもしれません。体格のいい裸芸人ってそれだけで小ネタが湧くかもしれませんし。

>この他にも宝探し部の設定。終盤健吾の背中から飛び出した唯の紹介の仕方が強引すぎないか。大輔と誠二の新歓を抜けようとして結局満喫してしまったというギャグの一連の流れとテンポは大丈夫かと沢山あるのですが、それらを書き出すとキリがないので一先ずここで締めさせていただきます。

ギャグはハイテンション過ぎて突き抜けた良さがあると思います、この路線はymthさんの持ち味としてうまく持続させたほうがいいように思えます。

上記の回答(宝ヶ崎のトレジャーハンターの批評の返信)

投稿者 YM : 0 投稿日時:

hyxa様、コメント本当にありがとうございます! この悩みで数日物語を書く手が止まっていたのですが、とりあえずこのまま書き進めてみようと思います!

最後についてのご指摘頂きありがとうございます!ラストの展開に関してなのですが、誠に恥ずかしながら私は続編のことも考慮してこの展開を考えていました。と言いますのも、私はこの物語の終了条件を唯が父の残した宝を見つける事だと考えていましたので、本当に宝を見つけられてしまうともうこの物語はこれ以上膨らませる事ができないと思ったからです。そこで一巻のラストでは【唯の覚悟を聞いた大輔が、自分も唯の為に全力で宝を見つけると決める】→【宝は見つかったが、それは健兄によって用意された偽物だった】→【大輔は唯ががっかりすると思ったが、唯は笑顔でこれからも探していけばいつか見つかると笑顔で言う】→【大輔はその笑顔を見て、これからも自分は唯の力になりたいと、宝探し部への入部を決意する】という形で物語を締めようと考えていました。
 
 ですがご指摘頂いた通り【近年新人賞に応募される作品は連載小説の一巻のようなものばかりだ】と下読みの方もも愚痴を漏らしていたのを見た覚えがあります。自分としては大輔が自らの意思で宝探し部への入部を決意する事でこの話は完結したと浅はかながら思ってしまっていたのですが、やはり新人賞に応募するのであれば【一巻】としての完結ではなく【物語】としての完結で仕上げた方が良いのでしょうか。そのあたりに関しましてまだまだ疎いので……よろしければ助言を頂けますと幸いです。宜しくお願いします。

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元記事:平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。

流行りのものからはかけ離れているので、つまらなかったり主人公に共感できなかったりしないか不安です。また文章表現としておかしなところがあればご指摘願います。

上記の回答(平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。の批評)

投稿者 読むせん : 0 投稿日時:

なかなかいい感じ。
ーーーーーーーーーー
気になった点
・前世の私と今の私の境界線。
・全体的に描いても良い部分がスカッと無いのが惜しい

前世の私はレオンハートへの憧れで生き延びたっぽい。

 けっこう延命治療とかは高価なので、親に治療費捻出させたり介護させるのがつらいからと覚悟を決めて自殺しちゃう人はいます。
 なので、可能なら人体実験に近いきつい薬での治療を受けるとか、失敗の可能性の高い手術に挑んで生還するか死ぬかして欲しいかも。

前世のわたしは、挑戦する事を恐れず、希望を得るために戦って死んだ。とかどうよ?

でもって、犬に噛み殺されてしまうのを受け入れて生きるのを諦めそうになった時に前世を思い出し、「ガチでレオンハート様と恋できるチャンスじゃねーか死んでたまるかあああああ」って頑張って欲しい。
ーーーーーーーーー
前世を思い出す前は、勉強を怠けていたとかの差分もあるとうれしい。

サボって遊びにいた時に野犬に襲われたが、今となっては妃の座を射止めるために美も智もパラメーター爆上げしてくれるわラッシャァァァァァ!!
ってなって、家族もヒロインの努力を応援するようになる。

勉強させる余裕のある、そこそこ裕福な金持ちの娘( 貴族ではない)で、ゆるーい玉の輿フラグを建ててもいいと思う。
あと、家の境遇は軽く触れても良いと思う。

 子供も家計を支えなくてもいい資産があると生意気にも女だてらに勉強したいと願う娘のリクエストを飲んでくれるような両親は、親ガチャSSR引きです。
 それか平民でも女でもガンガン勉強できる文化レベルで、学力ライバルが大量にいるとかのシチュエーションかな?ってなりました。
ーーーーーーーーー
>レオンハート様にしか興味がなかっためゲーム内の背景が見れようが感動することはない

ここも気になった。この世界はレオンハートの世界ですから、もっとレオンハートと紐づけしてしまっていいと思う。たとえばやけど
・・・・・・・・・・・・・・・
ファンタジーっぽい学園なんて、だいたい何でも同じような造りの物だと思っていた。実際、ゲーム中はレオンハート様の背景なんてどうでもよかったし。
 でも、いざ学校に着いた時、レオンハート様の背景でしかなかった見覚えのある瀟洒な造りの門を見た瞬間、わたしの頬に涙が流れていた。

 いかにもな権威を表すような高い門の向こう、汚れたら掃除が大変そうな純白の建物も、建物の要所にほどこされた優美な装飾も、すこし野暮ったいくらいクラシカルなデザインの学園制服も。馬鹿みたいに晴れた空の色も、祝福するように花びらを撒き散らす植林された木々さえも、本当にトキメキ学園の、レオンハート様の背景「そのまま」だった。でも、ここは夢なんかじゃない、画面越しの二次元ですら無い。

ここは本当に、レオンハート様のいる世界なんだ、そして私はレオンハート様と本当に恋する事が許されたヒロインなんだ。

学舎に備えられた鐘が、耳が壊れそうなほど大きな音を立てて鳴らされる。それすらもゲーム内の効果音にそっくりなのに、組み込まれた合成データではない本物の音で、あまりの大音量に空気がビリビリと震えているのが、わたしの全身にまで伝わってきた。

その振動が、わたしとレオンハート様との恋は、世界の全てに祝福されるべきだと、
勇気を出して踏み出していいんだよと、背中を押してくれた気がした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
くらい書いてもええんちゃう?ってなった。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いけど、天然痘のみにくい痘痕も、惚れた相手にあればエクボみたいなもんですから。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。

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元記事:風の舞う地

もってぃ と申します。
前回、要望を「長所を教えてください!」として批評を得られなかったので、あらためて「たのもー!(ボコボコにしてください)」にして再投稿です。

架空のファンタジー世界での戦記物となっております。
大河ドラマ的かつ群像劇です。少し硬派な感じとなるように書いています。
できれば各章ごとに、物語としての展開と、表現・構成についてのご指摘を頂ければ、と思っております。

あと群像劇ですので、登場人物についての率直な評価や演出上の改善点などもご指摘頂けると嬉しいです。

上記の回答(風の舞う地 の批評)

投稿者 篠宮ソラ : 0 投稿日時:

ごめんなさい………プロローグと1話だけで力尽きました………
自分もついこの間批評を貰ったばかりなんで、あまり強くは言えないですが、最初から地の文で世界観を語るのは正直読む気が失せてきます。まだ会話文で言ってくれた方が理解しやすいかな。

後、主人公が5人もいる群像劇は正直分かりづらい。視点移動もしなくてはならないし、誰が誰でもはっきりしないうちからはあまりしない方がいいと思う。どちらかと言えば話より章ごとで切り替えるべきかも。

文章力は自分より遥かに高いですし、世界観はとても好きです。滅びに向かう中で最後までどう生きるのかわからない主人公達へのワクワクが伝わります。

これからも頑張ってくださいね

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 風の舞う地

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元記事:魔王に全てを奪われました、勇者です

力磨きをしたくてとりあえず書くことを目的に書いたので、途中までと言えないほど最初の部分しかないのですが、魔王が勇者の身体を乗っとるシーンで、
先ほど見つめていたロウソク……から「クハハ」の辺りで、あれ?勇者が何かおかしい?という弱ミステリー的なものがうまく出てるかという不安。

最後の、我々は入れ替わったというセリフのセンスに対する不安。もっとマシなものがあるのでないかと…。

あとは、描写力がそもそもあるのかとか、一ページ目終わりの部分がちゃっちく感じないか、などが自分で思い付く不安要素です。

あまりに途中な内容ではありますが、今の自分の技術的なものはこれ以上はないだろうという感じがするなので、ダメなところは遠慮なく指摘して欲しいです。ちなみに完全な活劇ものを意識して書きました。

上記の回答(世界観が読者の期待からズレている、惜しいご作品)

投稿者 風来亭ねのん : 1 投稿日時:

率直に申し上げまして、このご作品は、タイトルとあらすじで惹いた読者の興味に、書き出しで応えられていないため、読まれにくい小説になってしまっていると思います。

タイトルには「魔王」と「勇者」という言葉が出てきますし、あらすじでも同様のワードが並んでいます。
ここから読者が期待するのは、ハイファンタジーな世界観であると想像します。

しかしながら、書き出しである0章の世界観は、「パイプ椅子」、「スーツ姿のメガネ男」、「ペン回し」など、ハイファンタジーからはほど遠い、現代的なものです。

想像していたものと書き出しで提示されるもののギャップから、読者がご作品を読むモチベーションを下げているのではないかと想像されます。

SFを描かれたいのでしたら、あらすじで世界観の補足をし、現代的な世界観と魔族・魔王・魔法などが存在するファンタジー的な世界観が共存している理由を作中の早い時期に述べられるなど、工夫が必要かと思いました。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 魔王に全てを奪われました、勇者です

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