小説のプロット相談掲示板

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元記事:竜と少女

主人公と恋人が敵同士の設定が好き!
でも溺愛モノも好き!
という思いで二つ思いついたのですが、どっちも好きすぎて決められない……

どちらの方が自分が読みたいと思えるか。
どちらの方が世間の好みに沿っているか。
を教えていただけないでしょうか?

「ここはこうした方がいい」「そもそもこの設定はウケない」といったご助言もお待ちしております。

上記の返信(竜と少女の返信)

投稿者 サタン : 2 投稿日時:

好みで言ったら案①が好き。
ただ、案①は基本的な舞台背景が書かれてるだけで、メインの話は
>かくして主人公は表向きは竜王の最愛の片割れとして過ごしつつ。
>裏では、正体を隠して竜王の天敵として暗躍するようになる。
この二行だけですよね。
この、「表では最愛のヒロインとして過ごし、裏では天敵として暗躍する」というのがメインの話、本筋であるはず。
それがプロットに二行書かれてるだけで他は前提知識になる舞台背景なので、話の雰囲気はわかるけど、雰囲気しか書かれてないと思う。話は書かれてない。
なので、好みで言ったら①だけど、その雰囲気から想定してる私のイメージと、作者が想定してるイメージでは大きな落差があると思われる。

一方で②は、先に①で舞台背景を書いたお陰か設定が省略されててストーリーがちゃんと書かれてる。
印象で言えばファンタジー世界の童話みたいに思った。
全ての展開においてスケールが小さすぎる。だがそれがこの話の童話たらしめてる魅力だと感じる。
でも、うーん。どうだろう。
ちょっとこっから先は作者がどういう作品を書きたいのかをもっと知らないと正確なことは言えないから、私個人の妄想だと思って聞いてほしいのだけど、
案②はラストから逆算して物語の形状を見てみると、これは「主人公たるか弱い少女が竜王の城を掌握する話」になってると思う。
これは非常に面白いと思う。
序盤は竜王の独断で連れてこられて少女は配下とそりが合わず、雌竜には嫉妬され、敵にも狙われ、危険しかない。
中盤はケンカして離れることになり、町へ戻って人間たちへの見方も変わり竜王ないし竜たちに対しても感情を出せるようになって、少女に精神的な変化がみられる。
終盤は城に敵襲があって危機的状況が訪れ、少女が戻ることで危機を回避し、竜王に約束を取り付け、配下や雌竜たちに自分を認めてもらった。
という感じかな。
中盤の要素が少し弱くて、終盤に具体性がないのだけど、勝手に妄想で補間してみると、終盤では少女が魂の片割れの力を覚醒させて竜王の眷属たちを威圧し少女の指示に従わせて、ぐだぐだ言う雌竜にも一喝し、少女は的確な指示で敵を撃退した。これを見て配下たちは魂の片割れだと認め、少女を「お客様」ではなく「仲間」として受け入れた。
みたいな。
こう考えた場合(作者さんの想定とは違う可能性大だが)、序盤では「少女は竜王以外からは受け入れられてない」ということを強調する展開が欲しいし、そういうエピソードを置いて、けど竜王は少女に優しいので依存していくって感じのほうが良い気がする。
けど、これらを私の妄想だと前置きしたのは、この流れには決定的なミスが一つあって、
それは、この流れはあくまで 一般向け であって 少女向け ではない、ってことなのよね。
だから作者さんの想定とは多分というか確実に違うと思うのよ。特に終盤で魂の力が覚醒して少女無双で問題解決するあたりは、少年にはウケると思うけど少女には、どうなんだろう。わからん。

個人的な好みとして推した案①の方は、前述した通り「物語」が無いので、案②ほど細かく言えるモノがない。
案①を推した理由は、ただただ
>かくして主人公は表向きは竜王の最愛の片割れとして過ごしつつ。
>裏では、正体を隠して竜王の天敵として暗躍するようになる。
このネタが面白そうだ、と思ったのみです。
案②みたいな一個の物語じゃなく、雑誌に1話完結で連載されてる短編集的なノリで「問題」→「暗躍」→「解決」→「イチャイチャ」みたいなパッケージで一種のテンプレシステムを作ってしまったら楽に書けるんじゃないかと思う。
漫画『姫様"拷問"の時間です』みたいな感じをイメージした。
あるいはやはり漫画だが『魔王の秘書』あたり。
こういう、一種の「シチュエーション」が用意されてるだけのネタで、毎回設定なりキャラなりを描写するエピソードを展開して話を紡いでく形式って意味ね。
これら2作の漫画はどっちもコメディで、でもたぶん作者さんはそんなコメディコメディしたものを想定してない気がするので、案①は雰囲気だけ(つまりシチュだけ)が伝わってくるのみで、何をどう書きたいのかが伝わってこなかった。
なので、自分の妄想で補間してしまったので、案①のほうが「個人的に好み」に映った。
そんなわけで、①を推したけど別に①のほうが②より優れてるとかって話じゃないです。

>どちらの方が自分が読みたいと思えるか。
>どちらの方が世間の好みに沿っているか。
>を教えていただけないでしょうか?
個人的に読みたいと思ったのは①。
でも、言ってしまえば ①は設定だけ、②は物語だけ なので、比較できないかな。
世間の好みは、うーん……。
それほど世情に詳しくないけども、正直なとこどちらも「少女向け」ではないと思う。
少女ないし女性向けの作品は、感情というか共感が大事だから、その点で言うと、失礼な事言ってしまうけど「男性が考えた女性向けのネタ」という感じがする。
作者さん男性だろって言ってるわけじゃなく、えーと、エロゲやギャルゲないし乙女ゲーに、なんであんなジャンルの違ういろんな異性がたくさん出てくるのかっていうと、別にハーレムのためではなく、「誰か1キャラくらいはプレイヤーの好みに合う相手が見つかるだろう」って考えが元にある。
作者さんの作品にも、書かれてはいないが竜王の秘書官とか将軍とかいろいろ出てくるのかもしれないが、そういう部分を主旨としていない、共感できる要素が用意された本筋ではない、という時点で「女性向け」というにはちょっと弱いと思う。
でもネタは面白そうだから、一般向けに組み立てたほうが世間ウケはいいんじゃないかなぁ、とちょっと思った。作者さんの作品を読んだことないので、これはあくまでネタだけみて思っただけの話で正確な判断ではないけども。

長所。良かった点

作者が好きな事を盛り込もうとしてるところに非常に好感が持てる。
①のネタのほうが好きと書いたけど、②の物語も面白そうなので、設定変えて両方書けばいいと思うかな。
両方とも「竜王の魂の片割れ」って設定が、主人公の少女を拉致する理由にしかなってなくて他の展開に利用されてないから(なので②の終盤で覚醒する例を出した)、そこさえ変えれば竜王でなく領主でも王族でも何でも通用するネタだと思う。
前領主の隠し種の子が主人公の少女で、現領主が保護したところ領主の息子に気に入られて溺愛されるとか、あるいは王族の血筋でしか動かせない魔道具があってカスパーハウザーよろしく王族の疑いがある少女が保護された、とか。
竜王の魂の片割れって設定を変えるだけで別の話になるから、どっちか変えて両方書いちゃえばいいんでないかな。

良かった要素

ストーリー

スレッド: 竜と少女

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元記事:少しは言い方というか...

あくまでこういうノリというかまだ「完全に決まって無い」のに長文で色々と書かれると流石に自信を無くすというかもっと柔らかいような言い方あるんじゃないのとは思います。

最低限知りたいのは“台本形式で書いても問題ないのか”、もう1つは“複数人のキャラが同時に別々のセリフを言う際、どう表現すればいいのか”でお願いします。
ただ可能な限り短めの文でお願いします

上記の返信(少しは言い方というか...の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

申し訳ない、自分の中では丁寧に回答したつもりだったのだけど、揚げ足を取ってるように聞こえたのなら本当にごめんないさい。
長文が苦手なようなので解説なしで結論だけ要約すると、「物語はオチを最初に決めたほうが良い、オチがあれば第三者も相談にのりやすい」ということ。
貶すような事を言ったつもりはなかったのだけど、言葉が強かったようで申し訳ないです。

>“台本形式で書いても問題ないのか”
既に書いた内容を繰り返してしまうけど、ようは発表する場所によるから、そこがわからないと何とも言えない。
「台本形式OKの新人賞」もあるにはある。けど普通のラノベ新人賞を基準にすればNGだと思う。

>“複数人のキャラが同時に別々のセリフを言う際、どう表現すればいいのか”
複数人の人数にもよるし、聞き手がいるのかいないのかにもよるし、セリフの内容にもよるし、同じ場所にいるのか離れた場所にいるのか状況にもよる。そもそも表現は作者の好みによる。
好みを度外視して「読者に伝わるか」で回答すると、3人くらいが同じ場所でって感じなら普通にセリフ並べて地の文で 同時に言った とか書けばわかると思う。
状況を分けてタイプ別に応用例を書いていってもいいけど、そうすると前回と同じくらいの長文になるので一番シンプルなものだけ、これ以上は長くなるから回答は無理かな。

スレッド: まだ未定

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元記事:まだ未定の返信

イメージが漠然としすぎているので、内容に関してほとんど意見できないかもしんない。
あらすじに書いてあることは9割がた物語のバックグラウンドで、本編の内容は
>プリキュア的な戦闘システムつくりましたーみたいな話。
これだけしか書いてないと思う。
おそらく書きたいことは「プリキュア的な戦闘システムで戦う少女たち」であって、主旨は「戦う少女たち」をコメディ寄りで書くってことだと思う。
けど、その様子があらすじには一ミリも書かれてないと思う。
キャラクター設定も同じで、「こういうキャラいいな」という作者のイメージはわかるけど「そのキャラで何を書きたいのか」がないので、
「こういうバックグラウンドの世界観」と「こういうキャラ」はわかるけど、「その舞台とキャラで何するの?」って物語の本題になる部分がまるっと行方不明。
世界観とキャラは用意したけど、それがRPGなのかアクションなのかノベルゲームなのかすらわからないって状態。
なので、回答が前後するけど
>世界観は現実世界ベースの場合、どのカテゴリーに該当しますか?
正直言って、わからない。SFにもできるしローファンタジーにもできるし、恋愛ものにもできるしドタバタコメディにもできると思う。
プリキュア的ってワードとコメディ寄りってワードから、単純にプリキュアをコメディタッチで書きたいのかなって思えるけど、それで正しいのかワードの先入観で私がそう感じただけで間違ってるのか、そのあたりも判断できないです。

>その1:台本形式で書いても大丈夫??
趣味で書いて個人で公開する分には何も問題ないです。
しかし、ご自身で「台本形式」と書かれてるように、それは小説ではなく台本なので、あくまで「小説の新人賞やコンテスト」ではカテゴリーエラーとなってしまいます。だって小説のコンテストに小説じゃないものを送り付けるわけだからね。
でも、世の中には台本OKなコンテストもあります。
例えば漫画の原作やアニメの原作などを前提としたコンテストで、この場合は逆に「小説形式でもOK」な形なので、台本での応募も多いと思います。
ただ、そういうコンテストはそもそもプロ・セミプロが参加したりして、まったく未経験の一般人が選考を通るってことはほぼ無いんじゃないかと思う。

>その3:戦闘シーン 参考になる書き方
「参考になる戦闘シーン」を探すのではなく、「参考の仕方」を考えてみるとよいと思う。
>表現が凝りすぎて正直わかりにくい
とあるけど、そもそも「表現」の部分は読者の目に見える部分で、言い方はアレだけど言ってしまえばそれは「上っ面」の部分しか見えてない。
「この派手な表現は何を書きたいのか」を考えてみると、例えば「ただのパンチでトラックが吹っ飛ぶような人間離れした怪力を表現してる」と考えた場合、参考にするべきは「同じような表現」ではなくて、「人間離れした怪力を自分の作品ではどう表現するか?」という思考の部分。
この場合、参考作品では「パンチでトラックを吹っ飛ばす」ことで「人間離れした怪力」を表現してる。でも自分の作品は魔法少女だから、魔法少女っぽさで「怪力」を表現すべき。じゃあ「最初は非力な少女を書く、魔法少女に変身して怪力な場面を書く」いや、これだと仲間の魔法少女と差別化できないから「仲間が頑張っても巨大な岩を動かすことが出来なかったが、非力な少女が変身して試すと岩は動くどころか軽いビンタで粉々になった」とかのほうがいいな。とか、こうやって「参考」にする。
こういう思考の部分で参考の仕方を考えると、漫画「刃牙」とかまったく違うジャンルの戦闘シーンからでも参考にできる。
ともすれば、そもそも戦闘なんて皆無な推理小説から、犯人を追い詰めてく推理ショーの部分を「敵の優位を一個づつ潰していって追い詰めてく魔法少女の戦闘シーン」に仕立てることもできる。つまり、推理小説でも戦闘シーンの参考になる。

ただ、こう言うのも自分を上げてるようで嫌らしいんだけど、この「参考の仕方」は初心者にはちょっと難しいことを言ってると思う。
頑張れば出来ると思うんだけど、たぶん無理だとも思う。
その場合は、似たようなシーンをそっくり真似たほうがいい。
あまり難しいことは考えず、パクるくらいの気持ちで真似たほうが勉強になるだろうし表現の一つとして身に付くと思う。
「このシーンは近いんだけど、もっとこういう感じなんだよなー」とかも考えず、ちょっとでも近ければスッと真似て書いてしまうのがいい。

ここまでの「参考の仕方」を言い換えると、つまるところ「その戦闘シーンで何を書きたいのか」が明確に出来ていれば参考はたやすい。
「何を書きたいのか」が不明瞭で漠然としたイメージしかないため、そのイメージを補間しようとして「合うもの」を探しているので「あれもちがう、これもちがう、もっとシンプルでシュールなのは無いか」となってるに過ぎないと思う。
例えば前述した私の例では、「非力な少女が変身するとパワー系に特化した物理魔法少女になる」ということを言いたいシーンの作例になる。
スレ主さんが書こうとしてる物語の戦闘シーンは、たぶん「敵が出てきて倒すだけ」になってる可能性がある。
だから、最初の戦闘では魔法少女の個性を読者に知ってもらわなければならないので、「魔法少女が持ってる個性・特殊能力」が、まず「その戦闘で書きたいこと」になる。
「その特殊能力をどう表現するか」という戦闘シーンになるわけですね。
であれば、だいたいどの作品も最初は「主人公の個性」で戦闘を乗り越えて主人公の能力紹介をするものだから、序盤の戦闘(魔法少女の人数分の回数)は、適当な能力系漫画やアニメや小説などの序盤の戦闘が参考になると思う。
「どうやって主人公の能力を表現しているか」という思考を参考にするわけです。

上記の返信(少しは言い方というか...)

スレ主 ああああ : 1 投稿日時:

あくまでこういうノリというかまだ「完全に決まって無い」のに長文で色々と書かれると流石に自信を無くすというかもっと柔らかいような言い方あるんじゃないのとは思います。

最低限知りたいのは“台本形式で書いても問題ないのか”、もう1つは“複数人のキャラが同時に別々のセリフを言う際、どう表現すればいいのか”でお願いします。
ただ可能な限り短めの文でお願いします

スレッド: まだ未定

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元記事:まだ未定

参考作品が9割クセ強なので基本的コメディ寄りです。たまにシリアスになるけど長続きはしない方針。

聞きたいこと
その1:台本形式で書いても大丈夫??
例:Aさん「財布どこ?」←会話文をこんな感じで書くのが禁忌みたいな風潮がありますが実際のところ応募などに問題ないですか?また台本形式で成功した例をできるだけ沢山教えてほしいです。
その2:カテゴリーについて
世界観は現実世界ベースの場合、どのカテゴリーに該当しますか?
その3:戦闘シーン 参考になる書き方を色々と見てはいるんですがどれも表現が凝りすぎて正直わかりにくいのでシンプルorシュールな表現をしている戦闘描写がもしあればお願いします。

上記の返信(まだ未定の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

イメージが漠然としすぎているので、内容に関してほとんど意見できないかもしんない。
あらすじに書いてあることは9割がた物語のバックグラウンドで、本編の内容は
>プリキュア的な戦闘システムつくりましたーみたいな話。
これだけしか書いてないと思う。
おそらく書きたいことは「プリキュア的な戦闘システムで戦う少女たち」であって、主旨は「戦う少女たち」をコメディ寄りで書くってことだと思う。
けど、その様子があらすじには一ミリも書かれてないと思う。
キャラクター設定も同じで、「こういうキャラいいな」という作者のイメージはわかるけど「そのキャラで何を書きたいのか」がないので、
「こういうバックグラウンドの世界観」と「こういうキャラ」はわかるけど、「その舞台とキャラで何するの?」って物語の本題になる部分がまるっと行方不明。
世界観とキャラは用意したけど、それがRPGなのかアクションなのかノベルゲームなのかすらわからないって状態。
なので、回答が前後するけど
>世界観は現実世界ベースの場合、どのカテゴリーに該当しますか?
正直言って、わからない。SFにもできるしローファンタジーにもできるし、恋愛ものにもできるしドタバタコメディにもできると思う。
プリキュア的ってワードとコメディ寄りってワードから、単純にプリキュアをコメディタッチで書きたいのかなって思えるけど、それで正しいのかワードの先入観で私がそう感じただけで間違ってるのか、そのあたりも判断できないです。

>その1:台本形式で書いても大丈夫??
趣味で書いて個人で公開する分には何も問題ないです。
しかし、ご自身で「台本形式」と書かれてるように、それは小説ではなく台本なので、あくまで「小説の新人賞やコンテスト」ではカテゴリーエラーとなってしまいます。だって小説のコンテストに小説じゃないものを送り付けるわけだからね。
でも、世の中には台本OKなコンテストもあります。
例えば漫画の原作やアニメの原作などを前提としたコンテストで、この場合は逆に「小説形式でもOK」な形なので、台本での応募も多いと思います。
ただ、そういうコンテストはそもそもプロ・セミプロが参加したりして、まったく未経験の一般人が選考を通るってことはほぼ無いんじゃないかと思う。

>その3:戦闘シーン 参考になる書き方
「参考になる戦闘シーン」を探すのではなく、「参考の仕方」を考えてみるとよいと思う。
>表現が凝りすぎて正直わかりにくい
とあるけど、そもそも「表現」の部分は読者の目に見える部分で、言い方はアレだけど言ってしまえばそれは「上っ面」の部分しか見えてない。
「この派手な表現は何を書きたいのか」を考えてみると、例えば「ただのパンチでトラックが吹っ飛ぶような人間離れした怪力を表現してる」と考えた場合、参考にするべきは「同じような表現」ではなくて、「人間離れした怪力を自分の作品ではどう表現するか?」という思考の部分。
この場合、参考作品では「パンチでトラックを吹っ飛ばす」ことで「人間離れした怪力」を表現してる。でも自分の作品は魔法少女だから、魔法少女っぽさで「怪力」を表現すべき。じゃあ「最初は非力な少女を書く、魔法少女に変身して怪力な場面を書く」いや、これだと仲間の魔法少女と差別化できないから「仲間が頑張っても巨大な岩を動かすことが出来なかったが、非力な少女が変身して試すと岩は動くどころか軽いビンタで粉々になった」とかのほうがいいな。とか、こうやって「参考」にする。
こういう思考の部分で参考の仕方を考えると、漫画「刃牙」とかまったく違うジャンルの戦闘シーンからでも参考にできる。
ともすれば、そもそも戦闘なんて皆無な推理小説から、犯人を追い詰めてく推理ショーの部分を「敵の優位を一個づつ潰していって追い詰めてく魔法少女の戦闘シーン」に仕立てることもできる。つまり、推理小説でも戦闘シーンの参考になる。

ただ、こう言うのも自分を上げてるようで嫌らしいんだけど、この「参考の仕方」は初心者にはちょっと難しいことを言ってると思う。
頑張れば出来ると思うんだけど、たぶん無理だとも思う。
その場合は、似たようなシーンをそっくり真似たほうがいい。
あまり難しいことは考えず、パクるくらいの気持ちで真似たほうが勉強になるだろうし表現の一つとして身に付くと思う。
「このシーンは近いんだけど、もっとこういう感じなんだよなー」とかも考えず、ちょっとでも近ければスッと真似て書いてしまうのがいい。

ここまでの「参考の仕方」を言い換えると、つまるところ「その戦闘シーンで何を書きたいのか」が明確に出来ていれば参考はたやすい。
「何を書きたいのか」が不明瞭で漠然としたイメージしかないため、そのイメージを補間しようとして「合うもの」を探しているので「あれもちがう、これもちがう、もっとシンプルでシュールなのは無いか」となってるに過ぎないと思う。
例えば前述した私の例では、「非力な少女が変身するとパワー系に特化した物理魔法少女になる」ということを言いたいシーンの作例になる。
スレ主さんが書こうとしてる物語の戦闘シーンは、たぶん「敵が出てきて倒すだけ」になってる可能性がある。
だから、最初の戦闘では魔法少女の個性を読者に知ってもらわなければならないので、「魔法少女が持ってる個性・特殊能力」が、まず「その戦闘で書きたいこと」になる。
「その特殊能力をどう表現するか」という戦闘シーンになるわけですね。
であれば、だいたいどの作品も最初は「主人公の個性」で戦闘を乗り越えて主人公の能力紹介をするものだから、序盤の戦闘(魔法少女の人数分の回数)は、適当な能力系漫画やアニメや小説などの序盤の戦闘が参考になると思う。
「どうやって主人公の能力を表現しているか」という思考を参考にするわけです。

良かった要素

ストーリー

スレッド: まだ未定

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元記事:連作短編の1話目

どの程度の長さで書けばいいのかが分からないです。どうかアドバイスよろしくお願いします。

上記の返信(フォースの韓国面への返信)

投稿者 さかなき : 0 投稿日時:

300ページでいいので、色気も欲も無く、ただただ終わらせる為だけに書いて下さい。

それを“フロント”と呼びます。

…というか、やってますね。

まあ、後は天気の悪い日に蓄音機を持ってサンボしながら便器にでも座って暗礁ついでにイメージの膨らんだところを足していくだけです。

特にストーリーに拘ること無く、作者がキャラを把握する(主にサブキャラ)ために過去編を書くのを雄雌します。
独立したサブキャラにスポットを当てたエビソースより主キャラ同士がが絡んだ話しならより寄りDeth!!

物語に浅みが欲しいなら『テーマ』を用意します。
より『意外性』があると尚良いDeth!!

例えば、『おばさん』分を抜いた『パークル』や主人公のメルヘンがクズでないアニメ版、テメエーのことだっ!!!! の『メルヘンの笛吹』はバットエンド大好きの成歩ストーリー化します。

昔の命大事にっ!!作品はハートフルーツな作品が多かったDeth!!

そういった意味で『地獄少女 花子さん』には機体してます!! CMが流れるだけでキュンキュンしてきます❤

タイトル案

ニートvs.ワーカーホリック

長所。良かった点

汚したい。生きる吊らさを押しえてヤリたくなる。

良かった要素

キャラクター

スレッド: 連作短編の1話目

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元記事:お掃除ロボット、異世界を掃除して!

どうもはじめまして。バリバリの初心者です。今回載せた小説はポーンと思いついたギャグファンタジーでまだ完璧にはプロットができていない次第であります。今回書いて欲しいのは作成例や設定、ギャグファンタジーを書くにあたって気をつけるべきことやコツなどを書いてくださると嬉しいです。実は自分この前考えた小説を小説家になろうで書いているのですがまだ投稿する事に抵抗を覚えてしまいます。おそらく小説に愛着が湧いて見られなかったらどうしようと思っているのだと思います。皆さんもそんな事があると思います。なのでそんな時どうすれば良いか教えてください。

上記の回答(お掃除ロボット、異世界を掃除して!の返信)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは。
ブーバー君の正体が実はル○バだったという発想がいいですね。ビジュアル的に毎回ル○バを想像させることが読者の負担になるようなら、それはそれで問題ですが、オリジナリティがあって面白かったです。

話の流れとして、異世界に行く→森を焼く→森を愛する狩人と決闘になる。この一連の流れがスムーズです、万人受けしそうな内容でまとまっていた点が良かったです。
その反対に、メラルラブーバー君の誰が主人公か分からなかったので、主人公を決めるといいと思います。

作者コメントに「今回書いて欲しいのは作成例や設定について」とあります。
設定は漫画ドラゴンボールで七つの玉を集めると龍が願いを叶えてくれる。という設定を今回応用するなら、七つの〇〇をブーバー君に吸わせたら願いが叶い神々の世界に帰れるとかあれば話が分かりやすくなっていたかもしれませんね。

作成例としては。
七つの玉を集めないと異世界に戻れないと言われる→異世界に行く→森林を焼いて1つ目の玉を回収→(話は進み……)仲良くなったジュピターから2つ目の玉を回収といった感じです。一例として。参考作品のこのすばでは、魔王の幹部を倒さないと魔王城にうんたらかんたらといった設定がありますね。このくだりは七つの玉を集めると願いが叶うと似てなくもないかな……このアイディア自体は古くからよくあります。
自分なりのやり方で取り入れてみるのもいいかもしれませんね。強制ではないのでするもしないもお任せします。

「ギャグファンタジーを書くにあたって気をつけるべきこと」
これは主人公が面白くないときつい……です。ギャグファンタジーは主人公に何かしらの魅力があるからみんなの記憶に残ります。いろんなタイプの主人公がいるので、「戦闘員、派遣します!」なんかも参考になるかもしれませんね。

「小説家になろうで書いているのですがまだ投稿する事に抵抗を覚えてしまいます。」
結局のところ人それぞれの話になってしまうのですが。自分がどんどん上手くなっていく実感があればそれほど気にならなくなります。上手くなるだけなら友達や家族に読んでもらって意見を聞く機会があれば、後は自分で考えてそこから何を得るかですね。面白いところやオリジナリティといった個性が光っているところは足し算として、できてないところ話が絞り切れてなかったり読んでいて長いや意味が分からないところは引き算として、それぞれの箇条書きにしてみてください。
紙に印刷して読んでもらって、後から自分で赤ペンをいれるやり方がいいと思います。なろうは流行を書いていれば文章が滅茶苦茶でも読んでもらえますが、流行でないものは多少文章が上手くてもなかなか厳しい現実が待っている場所でもあるので、知っておくとどこかで役に立つかもしれません。
何かのお役に立てれば幸いです。

スレッド: お掃除ロボット、異世界を掃除して!

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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元記事:死を呼ぶ可憐な花

●等級

冒険者の等級でランクが高いほど難易度の高い任務を受注できるようになる。
段階としては金剛・白金・金・銀・鋼・青銅となる。
勇者パーティーは脱退した主人公を除いた全員が最高級の金剛である。
魔女の玉座攻略作戦参加前の主人公は鋼で、いわゆる二階級特進で金に昇格した。

●魔女の玉座攻略作戦

後に主人公と勇者が引き合うきっかけとなる、本編開始前に行われていた作戦。
魔女の玉座と呼ばれる山に住み着いた邪龍を討伐するためにギルドが立案した。
周辺の魔物が邪龍の下に合流することを阻止するために主人公をはじめとした多くの冒険者が投入された

設定の参考になったのはモンスターハンターダブルクロスの集会場ラスボスとの戦い。
ラスボスの下にモンスターが合流してしまうことを防ぐために近隣地域に複数パーティーを派遣し狩猟環境を人為的に安定させなければならなかったという背景ストーリーが参考になった。

なお完全に余談だが冒頭で銀等級のパーティーが言うセリフである「自分よりランクが上なのに弱い」というのは実際に私がこのゲームをやっている時パーティーメンバーに言われた暴言が元である。

上記の回答(死を呼ぶ可憐な花の返信)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

 大野です。家に戻ってPCで作業できるようになったんで、細かめの意見をば。

 まずプロット、っていうかあらすじの総評としては、『目的と、目的達成までの流れが非常にコンパクトにまとめられている』ため、非常に良いと思います。

 一方で、キャラクター作りや設定面では、いくつかの疑問や、カタルシス・展開的に弱いと感じる部分がありました。

 一番大きい部分としては、主人公の『弱気』と言う設定ですね。
 ざまあモノと言うのは、主人公が復讐心を滾らせ、そこに読者が共感するからこそ、ざまあ達成時の満足感・爽快感が大きくなるのではないでしょうか。

 俺の見る限りではありますが、今回の主人公の『弱気』と言うのには『芯がちゃんとあるが控えめな性格』というタイプの物ではなく、『惰弱に状況に流され、思っていることがあっても大事な時に口に出来ず状況あを悪化させる』という主人公らしからなぬマイナス要素の強い『弱気』に見えました。

 どうしてそう感じたか、と言う部分について言うならば、以下のような感じ。
 『雑魚狩りが得意』『不要な戦いを避けて』辺りの能力面が『楽な方に流されている』。これは、性格が違えば全然見え方が変わる要素だと思います。
 それから、『銀等級パーティ移行後に「不可能な高難易度クエスト」への挑戦を止めるように言わなかった事』『戦闘面でのフォローの際、雑魚狩り・立ち回りで足止めする方向ではなく、アイテム等の後方支援に回ってる事』などから、『正しい事を考えていても、口には出来ない意志の弱さ』を感じます。
 また、『ざまあモノ』でありながら『復讐してやろう/見返してやろう』ではなく、『故郷に帰ろう』と即座に考える打たれ弱さも、主人公としては好感を持ちにくいです。
 また、最終盤における『ざまあ』の決定的な台詞を突き付ける役目を勇者が背負っているのも頂けないと感じます。勇者を悪者にしないこと自体は良いのですが、役回しはもう少し変えた方が良いかなぁ、と。

 あと、武器的にモロ前衛職ですよね。性格的に、(少なくとも対人面では)肝が据わっていないように見えるから、ちゃんとできるのか不安。

 勇者パーティー・銀等級パーティーはそのまんまでも良いかなぁ。
 ただし、設定と制作経緯を見るに魔法使い系のキャラの出番が無さそうに見えるんだよなぁ。モンハン・SAO系の『近接職+弓』くらいの戦闘バランスにして攻めてもいいし、或いはこの状況から『やっぱ魔法職投入しまーす!』って言ってもらっても良いんだけど、そこら辺の世界観はしっかり作りこんでおいた方が(モンスターとの戦の戦術的に)読みごたえ要素になると思う。

 もう一つ言うのであれば、全体的に『悪役の悪意が弱い』です。勇者君はなんだかんだイイ子だし、銀等級も無謀かつ無責任なバカではあるが、『悪意』が無い。
 悪役の嫉妬心とか、或いは『主人公を虐めて楽しもう』みたいな意思がハッキリと見えれば、より『ざまあ』のカタルシスが上がると思う。

 以下。『俺が作るなら』案。
 まず、短編をやめて中~長編にします。これは俺が長編しか書いたことないせいなので、気にしないで。

 設定変更。
 主人公:弱気っつーより、偏屈&コミュ障キャラに。勇者君とは仲が良いんだけど、他のメンバーとの折り合いがつかなくなってクビにされる。
 銀等級:前々から主人公の事を『大した実力もないのに、たまたま運よく金等級になった』『自分達の方が勇者の仲間にふさわしいのに……!』と見下し、嫉妬していた過激派かつ自己中な勇者シンパであり、勇者からのパーティ斡旋も、『主人公に嫌がらせをするため』に自ら引き受けたものだった。
 勇者 :良い子だけど、鈍感。銀等級の悪意に気付いてない。

①プロローグ。主人公が銀等級パーティをクビになる。クビになった後、酒場でブー垂れるシーンからスタート。それなりに仲の良かった勇者君が斡旋してくれたパーティをクビになった事で、勇者に面目ないと思いつつも、銀等級パーティへの恨みと過去の栄光をもう一度取り戻したいという気分を高める。
②主人公はもう一度最初からやり直そうとパーティ募集を掛けるものの、銀等級の連中によるネガキャンのせいでどこのパーティにも入れない。そんな中、勇者に憧れる血気盛んな新人パーティに『昔勇者サンの仲間だったんスよね!?』ってなノリで一緒に依頼を受ける事になる。
③新人達と仲良くやりながらも、中堅冒険者からの冷遇に心を痛めつけられる主人公。新人達も忸怩たる思いを募らせていく中で、新人ズは『自分たちにもっと力があれば』と思い込み、安パイを狙って動いていた主人公の制止を振り切って無茶な依頼を受託。
④中堅組からの嫌がらせのせいで、仲間の無茶を止められなかった主人公。新人ズの一人が死に、一人とは軋轢を生みつつも、何とか立て直していく。
⑤しかしそんな折、匿名の依頼人から主人公パーティを対象に指名依頼が入る。難易度も高くはなく、依頼料も悪くはない。新人達は『これはチャンスだ!』と飛びつき、主人公も疑わしく思いつつも依頼を受ける事にする。
⑤-B当然この依頼は、銀等級連中による嫌がらせの罠である。彼らが偶然発見した突然変異種の魔物が居る場所に、主人公パーティをおびき寄せるための物。
⑥安パイを捨て、かつて勇者パーティ時代に見せた様な鬼気迫る戦いぶりで突然変異種の魔物とその配下たちを蹴散らした主人公。新人ズとの仲を深めるも、銀等級グループからは警戒された上・いらぬ恨みを買う事になる。
⑦偶然再会した勇者に『突然変異種』の件で活躍したことを褒められ、酒を一杯奢ってもらう主人公。会話の流れで、どうも自分の知る銀等級パーティと勇者の語る彼らに違和感を感じた主人公は、ちょっとした鎌かけを実行。ついに、銀等級の悪意に気付く。
⑧なお衰えぬ主人公への悪意を滾らせた銀等級は、大規模な討伐依頼に主人公を巻き込み、そこで大恥と消えぬほどのトラウマを植え付けようと画策する。
⑨だが、銀等級の悪意に気付いていた主人公(と仲間の新人ズ)は企みを辛くも突破し、町の人や勇者にもハッキリわかる形で、銀等級の悪意・醜さを白日の下に晒し、名誉挽回と銀等級への復讐を果たす。

 みたいな感じの。

 俺が適当に作っただけなんで参考にしなくても良いですが、『主人公の(強い)意思』と『悪役の強い悪意』の二つを入れると、もっといいプロットになると思います。

スレッド: 死を呼ぶ可憐な花

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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元記事:I:NYCTEA

800字以内に収めているため省略されている部分が結構あります。キャラ名にフクロウの学名を使用していますが私がフクロウ大好きな点とキャラの雰囲気を連想する目的でそうしています。新人賞応募も視野に入れております。不自然な部分、アドバイス等ガシガシと厳しくいただけたらありがたいです。当方ライトノベルが書きたいわけではないですが、主人公が少女という点、私の技術的な面、メディアミックス展開への関心という点で自身の作品をライトノベルと認識しています。よろしくお願いいたします。

上記の回答(I:NYCTEAの返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

まず、800字に収めろというのは、物語の主要部分を作者自身が把握しろという意味での文字数なので、プロットを作る場合は無理に800字に収める必要はないです。
おなじあらすじでも「既に完成品がある小説の要約」と「これから書く作品の概要」では話が違うので、モノがないのに無理に800字でまとまめる事は「作者が把握できてるか」という意味以外ではあんま意味がないです。
それで言えば、Kukuさんはご自身で物語の主旨をきちんと理解されていると思います。

次に物語ですが、大枠はニスティアが自由を手に入れる話としてまとまっていて、話として成立しているし、とても良くできていると思います。
AIの支配から逃れ、そのAIを破壊することで話が終わるので、読後感も悪くないと思うし、なにより「ちゃんと終わらせている」という点で新人賞としても合格ラインには達するプロットでしょう。
たぶん、ソコソコ書き慣れてる方かな。

ストーリー面で気になるところは2つ。
一つは、「白血病」が結局解決しておらず、主人公は行動しているがそれに対し報われるものが「自由を得る」という感覚的なものしか用意されていない、という事。
「自由」は一応ニスティアが中央塔から脱出した時点で得ており、終盤の「自由の素晴らしさを噛み締めた」は主人公がそう言ってるだけになっています。
例えば「中央塔から脱出し自由を得た」→「その自由は仮初のもので、まやかしだった」→「ティトを破壊し真の自由を得る」という流れならわかるけど、真ん中の「自由はまやかしだった」の部分が無いので、クライマックス、ないしカタルシスの盛り上がりがいまいちになりそうな気がする。
助言というより私個人の妄想だけど、アルバというキャラを消して、この役をストリクスにしたほうが良いのではないかなと思う。
ストリクスが元軍人という設定の、ティトの遠隔操作アンドロイド。中央塔から脱出したニスティアは、ティトにとって同じ「自由を求める者」なので興味があった。よって教育・観察のためにストリクスという存在をでっち上げ、ニスティアを保護する。ところがニスティアと暮らす6年の間に本当の意味での「自由」を知ったのはティトの方だった。そこで開発者の暗殺をニスティアに依頼する。
という感じ。
ラストの展開はほとんど変わらず、ストリクスもまたティトの支配から自由になり、ニスティアを助ける。という形でテーマの「自由」を押して行ける。ついでにティトの知識を使ってストリクスが白血病を治療する、としても良いし。
中央塔から脱出して自由を得たと思っていたけど、実際はティトの支配を受けて、開発者の暗殺のための教育をされていた、その現況のティトを破壊して真の自由を手に入れる。という流れ。
まあ、ストリクスの役柄が「ニスティアを保護する」「ニスティアを助ける」の2点でしか役立っておらず、物語として活躍する出番がほとんどないので、中盤は「主人公の会話相手」としてしか書けない、物語の一員になれてない、と感じた。

もう一つの気になる点は、中盤の「開発者の暗殺」が、結局のところ「アルバ=ティト」という事実が判明してしまえばラストへ行ける展開なので、実際書くことほとんど無いんじゃないかな、と感じる。
その「事実の判明」を妨害する要素が物理的にも心理的にも存在しないので、ただ事実を書くだけでスムーズに進行してしまう。障害を乗り越える過程がなさそう。
単純に考えれば、「AI技術者の暗殺依頼」「彼らはティトの開発者で、不審に思いアルバを探る」「アルバは遠隔操作アンドロイドだと判明する」の3シーンが書けりゃ要点は伝わるし、それ以上掘り下げる必要がないほど事態はシンプルなので、各シーン5000文字書いたとしても1.5万字ほどで中盤は書き終えちゃう。
自分の案を推すわけではないけど、前述した「ストリクス=アンドロイド案」だと、暗殺の展開と並行してストリクスの話を書けるので、中盤が充実すると思う。育ててくれたストリクスを疑いたくないので心理的障害も書けるし。
そんな感じで、別にこの案だけが正解じゃないので、何かしら「あともう一歩」な要素、「事実の判明」に対する障害を加えたほうが良いのではないかなと。
800字にまとめたため省略したとあるけど、よくある事ではあるんだけど、それで省略するのは決まって中盤。中盤で書かれてる内容は本編なので、そこが「省略できる」という時点でどうなのかなと個人的には思う。

構成的には、割と上手く三幕構成になっていて、前述した「白血病」の問題と「自由って言ってるだけ」の終盤が解決すれば上質なSFではないかなと思います。
全体的にも「主人公が自由を得る話」としてまとまってるし、内容的にも「暗殺の裏側と真実が見えてくる展開」としてよくできてる。
指摘はしたけど、そのまま書いてもたぶん楽しめる内容になるのではないかなと感じます。

スレッド: I:NYCTEA

カテゴリー: SF

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