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商店街での死闘(仮) (No: 1)
スレ主 ラ研の無惨 投稿日時:
目的:趣味で書く
要望:欠点の指摘歓迎!
カテゴリー:ラノベ(中高生向け)
あらすじ
買い物をしに商店街へ出かける川島心。本屋で漫画を買って帰ろうとしたら中学時代彼の担任だった内田綾子と遭遇する。
彼女は車のカギをなくしてしまったようだ。十分で見つけないと遅刻すると言い、慌てる彼女を見かねて心は嫌々カギの捜索へ。
通いなれた肉屋や魚屋の主人に話を聞いたりするが有力な情報は手に入らず、五分が経つ。
すると近所の悪ガキである正志がカギを持っている現場に遭遇。
心はダメもとでカギを返してもらうように交渉するが正志は言うことを聞かずに逃げる。もう時間がない。急いで追う心。
元陸上部の速力を生かす心と、地の利を生かす正志。しかし正志は調子に乗りすぎたがゆえに前方不注意で魚屋の親父に激突。説教が始まり心はその隙に追いつきカギは奪還された。
キャラクター
川島心
今年高校に入学した高校生。目立つのが嫌いな性格で、面倒くさがり。
中学時代は陸上部所属。短距離走は得意な部類。
内田綾子
中学時代の心の担任の先生。明るい性格であり、学校の先生にしては妙に呑気。
でも仕事に対してはまじめであり、遅刻の危機に真剣な態度で立ち向かう。
正志
近所でそこそこ名の知れた悪ガキ。心もそのいたずら被害に遭ったことが何度かあり、悪い意味で顔なじみである。
作者コメント
どうもこんにちは。プロット相談掲示板では初めまして。マリン・Oと申します。
リアルが多忙な中、なけなしの習作プロットを作ってきました。
分量は原稿用紙20枚以内といった位です。
このプロットの主人公は長編の方で使い回すことを検討している主人公です。
このサイトに掲載されていたキャラクターの作り方の練習方を試してみようと思って作ったプロットになります。
内容がありきたりすぎないか、と思ってここに掲載するのを少しためらったりもしましたが迷いに迷った末、一応掲載することにしました。この掲示板はまだまだ利用者が少ないようですので。
よろしくお願いします。
商店街での死闘(仮)の返信 (No: 2)
投稿日時:
内容が「鍵を探す話」で、それをそのまま書いてるだけなので、起伏がなく面白味に欠けるというのが正直な感想です。
ストレートに「鍵を探す話」でまとめる場合、目的「鍵を見つける」に対する障害を置かなければ盛り上がりませんが、直接的には「探すけど見つからない」というネタが真っ先に思い浮かびます。御作では「情報を探すが手に入らない」と表現されてる部分ですね。
他には「見つけたけど別物だった」「同じモノが大量にあってどれが本物かわからない」といったネタがよくありますが、10分という制限が表現の幅を狭くしてしまっています。
そして御作では「見つけたけど逃げられる」というネタを採用されていますが、結局のところ「探すけど見つからない」「見つけるけど逃げられる」「偶然のトラブルで鍵を入手」という展開なので、ハッキリ言えば「鍵を探す話」という主旨に対してドストレート。
なんのヒネリもないため面白味がないので、このままで書く場合はもう一味「人の話を聞かないまま探しに行った心は、戻ってくると、既に車に乗ってる綾子を見つけた。綾子は普通にスペアキーを使って車を動かしたのだった。自分の苦労はなんだったのかと気が抜けて、先生の言う通り人の話はちゃんと聞こうと心は反省した」といった感じでオチをつけたら良いのではないかなと思う。
内容がドストレートだから、オチで「鍵がないという前提を否定する」ってな適当なヒネリでもまとまりが良くなります。
要するにもう一味オチをつけたら良いのではないか、という助言です。
また、内容を全体的にいじる場合。
「鍵を探す」という内容自体に面白味が薄い(鍵が見つかればそれで終わりで得られるものが何もないため)ので、大枠はそのままで「鍵を探す」というコトを別モノに置き換える、という手段もあるかと思います。
例えば「心と正志は二人とも綾子に好意を抱いている」と設定した場合、「どっちが鍵を見つけ届けるか」は「綾子に感謝されるための恋の競争」というテーマに変わります。
「世話になった元担任で好意を抱いてる心」と「その担任にいま世話をかけてる悪ガキで好きな子に意地悪しちゃう正志」という対立が作れるし、「鍵を見つける」というテーマだけでなく「恋の行方はどうなるか」という見方もできるようになるので、面白さが広がります。
もちろんその場合もオチを一捻りして「心は鍵を届けて感謝されるが、綾子は婚約者とのデートに遅刻しそうで慌ててたと判明し、傷心して車を見送った」とかすると一気にまとまりますね。
内容が10分の出来事と短く、掌編ほどのサイズになるんじゃないかと思うので、オチで一気にまとめる手段が有効ではないかなと思います。
そう考えると「鍵を奪取した」で終わるのはヒネリがなく、展開もドストレートすぎて面白味がない、という判断になってしまうかなと。
長所。良かった点
主人公と、ヒロイン役と、障害役というキャラの配置はとてもシンプルで無駄がない配置だと思います。
この三名なら、私は「恋の競争」と例えで書いたけど、なんでもマッチするんじゃないでしょうか。
良かった要素
キャラクター
商店街での死闘(仮)の返信の返信 (No: 3)
投稿日時:
いつもお世話になっております。サタン様。
感想に関しては……やはりサタン様の言う通りですよね。これだけでは起伏が足りなすぎると薄々私も思っていました。
カギを探すことにストレートすぎるのは、やはりオチなどを工夫する必要があるようですね。
サタン様の挙げた例は面白いのですが、どちらも心のキャラクターがぶれてしまいますね……
キャラクターの欄で書いた通り心は面倒くさいことが嫌いなキャラと設定しています。綾子のこともテンションがやたら高いことを内心ではうざがっているというイメージで構想していました。(これについては説明不足で申し訳ございません)
そのため「心が人の話を聞かないまま探しに行く」よりも「綾子がスペアキーのことを後になって思い出す」というドジをする方が私のイメージでは起こりやすいかなと思います。
もっともこの展開の場合だと、心は自分に全く非のない徒労を負わされることになってしまいますが……
このルートの場合でも悪くはないとは思うのですが、全く報われないのもかわいそうなのに何か小さいご褒美でもあげた方がいいのでしょうかね?
サタン様の出した内容をいじる例に関しては、そもそも心の設定が変える必要がありますので、面白そうだけど見送らせていただきます。
まあサタン様が挙げた例え以外にも使えそうなものはありますし、もう少しじっくり検討してみます。
※余談です
ちなみにこのプロットは知り合いからお題を出してもらって書いたものです。貰ったお題は「教師 車 商店街」でした。
商店街での死闘(仮)の返信の返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
>面白そうだけど見送らせていただきます。
いや。プロット板で例を出すと皆さん勘違いされるんですが、私が出す例は「こういうところが不足してるよ、改善の一例としてこんな感じがあるね」という単なる例であって、アイディアの提案じゃないので、むしろ一度見ただけの私が適当に書いた案を採用されたら物語が変になるでしょう。
私が言ってるのは「オチをちゃんと考える」「テーマを別ものに置き換えてみる」という手段なので、私が出した例はあくまで例として、あんま気にしないでください。
問題を指摘しても「じゃあそれどうやんだよ、言うのは簡単だよな」って話なので、具体例として簡単なものを書いてるだけです。
逆に、私の例を真に受けないで下さいw
>全く報われないのもかわいそうなのに何か小さいご褒美でもあげた方がいいのでしょうかね?
それは作者の好み次第だと思います。
物語としては、主人公よりも読者に何か得られるものがあればそれで面白味が出てきます。
例えば「教訓を得る」「カタルシスを得る」という感じですね。
こうした得られるものがあると、「この物語で作者が言いたいのはこれか」とわかりやすいので、楽しみやすくなります。
ついでに。
>貰ったお題は「教師 車 商店街」でした。
「お題」というのは、結局そのテーマが書ければ良いので、お題そのものを出す必要はない、と考えると思考が広がりますよ。
例えば「教師」は別に先生を出す必要はない。「悪ガキと見下してた正志に教えられた」とか、誰かに教師役をやってもらえばいいだけだし、文化祭か何かを想定して「その日の学校は親しんだ商店街のようだった」と書いてもテーマを回収できてます。
な、なんと…… (No: 5)
投稿日時:
お題はそんなに自由に考えてしまってもいいものだったとは……
ネット上で拾ったお題はどれもキワモノすぎると思っていましたが、サタン様の言うように「お題そのものを出す必要はない」と考えて作るべきだったのですか。
我ながら大分感性がやせていますね。こんな感性でよく3年も続けられたものだ……
商店街での死闘(仮)の返信 (No: 6)
投稿日時:
キャラクターの育て方として、取り合えず動かしてみるというのは、とても素晴らしい方法だと思います。
その場合は細かいプロットを作らずオチも考えないで、登場人物の行動するがままに任せた方が良いでしょう。
ですが、せっかくプロット相談掲示板に投稿したのですから、今回はもう少し詰めてみましょう。
やはりオチが弱いですね。
「商店街での追い掛けっこ」なんて、なんだかワクワクシチュエーションじゃないですか。ここを掘り下げていけば、オチらしきものが見えてくるんじゃないでしょうか。
起こりえる事件や事故(自転車が将棋倒しになる、知り合いの小母さんに捕まって世間話に付き合わされる、など)を羅列していって、有効な物をチョイスすれば良いでしょう。
私はひとつ思いついたんですけど、キャラや場面設定に合わないかもしれないので、取り合えず伏せておきます。
まずはマリン・Oさんに、頭を悩ませひねり出して欲しいですから。
サタンさんも仰ってますが、10分縛りはストーリーの幅を狭めてますね。
自動車のキーの紛失というのは、結構な大ごとですから、なくてもいいと思います。
もし時間的制限を付けるとするなら、ショッピングセンターなどは、買い物をすれば一定時間、駐車料金が無料になりますが、超えると料金が掛かります。それまでに見つけ出して欲しいとか。
不都合なマクガフィンは、躊躇せず入れ替えましょう。
あと気になったのが、面倒くさがりの主人公がウザい先生のためにキーを取り返そうとするだろうか、という点です。
マリン・Oさんの中で、この辺りの流れは出来上がってるのかもしれませんが、一応私からの提案です。
心と内田先生が一緒にいるところに、キーを持った正志と遭遇
「あっ、逃げた! 川島くん追って」
「なんで俺が?」
「先生、ヒールなのよ。あなた陸上部だったでしょ、早く!」
「マジかよ…」
で、悪ガキに翻弄される内に、段々ムキになって追い掛ける、みたいなね。
呑気な内田先生のキャラに合ってないかもしれませんが。
ちなみに、ハイヒールを履いての自動車の運転は違反になる場合もあるので、お気を付けを。
良かった要素
ストーリー