小説のプロット相談掲示板

さる・るるるさんの返信一覧。得点の低い順1ページ目

元記事:ある大学生の生態 メイドカフェ編の返信の返信

さる・るるる様、初めまして。レスを頂きありがとうございます。

>>単純に面白そうか→つまらないです。

どうやらここまでのレスをまとめるとつまらないというのが民意のようですね。
ただありきたりだから、という理由ではないから説得力を感じるご意見です。
(私はありきたりだから、というのはつまらない理由にならないと思っています。最初の回答者様に無礼な態度で返信を書いたのはそれが理由です)

>>キャラが弱過ぎ。もっとヤなキャラに大振りすべきです。

どうやら過激すぎて受けないというのは余計な心配だったようですね。
むしろ弱いとまで言われるなら、もっと不謹慎な方向へ振りたいと思います。

>>このプロットの最大の欠点は、南条瑞華の問題を、洋久の叔母がしゃしゃり出てきて、解決させてしまったトコです。

この欠陥に関しては田中一郎様も似たような指摘をしていましたね……
書いていた段階では小野寺が主人公を食っているとは少しも思っていませんでした。

>>では、この物語の本当の勝利とは、何でしょうか?
>>瑞華が、男性への苦手意識を払拭することです。つまり、引っ込み思案の瑞華が、最後に、勇気を振り絞って、洋久に、声をかけることだと思います。

そうですね。仰る通りです(汗)そちらの方が読む側も面白いと思います。

>>そこで、理解しやすいかなぁと思い、設定を勝手に拝借しました。
>>もし、人の話を、勝手にイジ繰り回すな!と不愉快になられたら、すみません。

いや、大変助かります。
奈波や美樹が全く出てこないところは少し気になりますが、キャラクターの設定を遵守した上で書かれているので、好感の持てるプロットです。
(キャラクターを遵守するのは当たり前のことかもしれませんが、私はその当たり前のことをできない人をサイト内外を問わずたくさん見てきましたので……)

あとメイドカフェの選定が素晴らしかったというご意見はありがとうございます。
メイドカフェは単純に私の趣味で選んだのですが、結果的に理にかなっていたようですね。

最後になりますがご意見をありがとうございます。
このメイドカフェ編はプロットを作り直すのが確定していたので、プロットの例文まで作っていただき大変助かりました。

上記の返信(ある大学生の生態 メイドカフェ編の返信の返信の返信)

投稿者 さる・るるる : 0 投稿日時:

このサイトで、初めて役立ったようです(苦笑)。
時間をかけて、書いた甲斐があったてモンです。
こちらこそ、お礼を申し上げます。ありがとうございます!!

さて、お礼文だけだと、ちょっと寂しいので、
前回、捨ててしまった部分を載せておきますね。
まあ、早い話、蛇足です。
なので、軽く流してください。

そちらの指摘で、
「奈波や美樹が出てこないところは気になる」とのことですが、
まあ、「南條瑞華」と「東地洋久」の二人を対峙させる
流れを見せたものなので、致し方ないですね。

で、自分なら、これに、
どんなエピソードを足していくかといえば、
やはり、「南條瑞華」を軸に”三角関係”を作ります。
そうなると、自ずと「東地洋久」は必要です。
そして、「瑞華」と性格が正反対な「野谷美樹」を選択します。
「飯田奈波」は、「瑞華」と似ているので、自分は使わないでしょう。
「南條瑞華」「東地洋久」「野谷美樹」の三角関係です。
つまり、瑞華が、恋を取るか(洋久)、友情を取るか(美樹)です。
もちろん、瑞華が、美樹の洋久への恋心に気づいてしまうのは、
もはや定番中の定番でしょう。

そして、さらに難度が上がりますが、
瑞華と美樹の友情を壊す、新たなキャラを投入します。

表立っては、面倒見のいい先輩か、
懐いてくる可愛い後輩といった感じでしょうか。
が、裏では、二人の友情を壊すために色々と画策してきます。
そして、ラス前で、二人の友情に見事にヒビを入れ、
ラストでは、それが奴の仕業だとバレ、二人は友情を取り戻します。

あと、勘違いさせるというエピソードも
メモが残ってたので、載せておきます。

「南條瑞華」は、「小野寺万葉」が叔母とは知らず、
「洋久」との恋仲を、ずっと疑っていた。
この「年上好き野郎っ」と心の中で罵ってたクセに、
叔母だと分かった途端、自分の「洋久」に対する恋心に気づいてしまう。
つまり、軽蔑ではなく、嫉妬していたのだ。

まあ、なんやかんやと蛇足を載せましたが、
やはり、地味子の話は、
誰しもが共感できますし、考えていて楽しいかったです。

時に大胆すぎて、読者が仰け反り、
そんなことも出来ないのかいっ!!と
じれったくなるような、エピソードを適度にまぶしつつ
愛らしい話をお願いします。

ではでは。

スレッド: ある大学生の生態 メイドカフェ編

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元記事:宵闇の夜叉

「特別な力を持った主人公たちが、同じく特別な力を持つ敵と戦い成長する」
というのがコンセプトな物語です。厳しめな感想をお願いします。

上記の返信(宵闇の夜叉の返信)

投稿者 さる・るるる : 0 投稿日時:

プロになりたい!方なので、厳しく(笑)。

まだ、初心者の方だと想像します。
しかし、誰もが、初心者からのスタートです。

まず、良し悪しを決める
必要最低限の「判断材料」が、バッサリと抜け落ちています。
つまり、圧倒的に情報量が足りない。
これでは、誰もジャッジ(アドバイス)してくれないでしょう。

例えば、主人公が命を狙われた理由って何ですか?
しかも、特別な力ではなく、なぜ凶器で襲われたんですか?
犯人って、何者ですか?
世界の秘密って、何ですか?
主人公の特別な力って、何ですか?
主人公の仲間の命を奪っている理由って、何ですか?
etc

あなたは、話の前後関係や、少ない情報で、読み取ってくれ、
と思っていますが、なんのことだか、さっぱり分かりません。
頭の中にある物を、すべて文字にして吐き出してください。
情報が整理されてなくても、多少の辻褄が合わなくても結構です。

あらすじ(プロット)は、ラストまで書き、すべてを晒すことが条件です。

「一緒に作って欲しい!」というのであれば、
あらすじ(プロット)を作る前に、考えて欲しいことがあります。

■まずは、「テーマ」です。
あなたが作る物語で、訴えたいこと(テーマ)は、何ですか?

例えば、「特別な力を持つ」ということは
往々にして「差別」をテーマにしている場合が多いです。

もちろん、「特別な力を持つ=差別問題」とは限りませんが、
物語の中で「特別な力」に、必然性が求められます。
バトルものを作る時、「特別な力があった方が面白そうだから」ではダメです!

主人公が「特別な力を持つこと」に、
どんな意味(テーマ)を持たせているのか、そこが知りたいのです。

例えば、マーベルコミックの「X-MAN」は、
黒人をミュータントに置き換え、差別問題を描いています。

ミュータントを扱った、ただのエンタメに見えますが、
アメリカの社会問題(ユダヤ人、アフリカ系アメリカ人、社会主義者、LGBT)を
念頭に置いて描かれています。

「多数派(白人・持たない者)」と、「少数派(黒人・持つ者)」が現れた場合、
必ず「多数派」が「少数派(マイノリティ)」を弾圧し、差別が生まれます。

多くの人に、差別問題を考えてもらうためには、
ストレートに黒人を主人公にするのではなく、
ミュータントというマイノリティを作り上げることで、
読み手の間口を広げることに成功しました。

テーマは、何でもいいのです。
「差別」でも「友情」でも「家族愛」でも「戦うことの愚かさ」でも「復讐」でも。

とりあえず、「仮」でいいので、決めておきましょう。
ここをすっ飛ばしてはダメです。ここを決めないと、何も始まらないです。
ここが決まれば、ここを「軸」に物語を精査していけます。

■次に、「対比(対立)」です。
物語を作る際は、必ず、対比(対立)を意識してください。

作者コメントで、「特別な力を持った主人公たちが、
同じく特別な力を持つ敵と戦い成長する」とあります。

同じ特別な力を持つ者同士が、“戦う理由”って「何」でしょう?
どういった経緯で、「悪と正義」に別れたのでしょうか?
この“理由”によって、「面白いか、否か」が決まってきます。
ここが「判断材料」です。ここも書いてありません。ここを教えてください。

もし「多数派VS少数派」「持たない者VS持つ者」
「白人VS黒人」など、対比した関係だと、軋轢(問題)はスグに起きます。
それを、どう解決へ導くのかが、そこが物語の基本です。
水と油という相反する物を合わせるからこそ、面白くなるのです。

もちろん、同じく特別な力を持つ者同士が戦う話は、あります。
上記でも書いた「X-MAN」も、その一つです。
「X-MAN」は、“ミュータント”と“人間”の争いというよりも
人間側に付く「プロフェッサーX」軍団と、
人間を滅ぼす「マグニート」軍団の争いを描いたモノです。
マイノリティ(少数派)同士の複雑な話です。

しかしながら、「プロフェッサーX」と「マグニート」は、
生い立ちも、性格も、まったく正反対なミュータントです。
つまり、ちゃんとキャラを「対比」させています。

映画「X-MAN:ファースト・ジェネレーション」は、
この二人の生い立ちを描き、出会い、友情を育み、最後に袂を別つまでの話です。
傑作の一つです。

白人のチャールズ(のちのプロフェッサーX)は、
先天的なミュータントで、金持ちのボンボンだったため、
人間に迫害されずに育ちました。
対して、ユダヤ人のエリック(のちのマグニート)は、
ナチの収容所で育ち、母親を目の前で殺されることで、
能力を覚醒させた後天的なミュータントです。

そして、ラストで、自分たちを排除しようとする人間に対し、ミュータント全員に、
チャーズル側(人間擁護派)に付くか、
エリック側(人間抹殺派)の付くかを決めさせるのですが、
チャールズ側は出来損ないばかりで、
能力のある者は、すべてエリック側に付きました。
それはそうです。ミュータントの立場を考えれば、当たり前のことです。
チャールズは、ミュータントなのに、ミュータントの気持ちが、
まったく分かっていませんでした。

極め付けは、チャールズと共に育ってきた美少女のミュータント
(のちのミスティーク)が女心の分からないボンクラのもとを去り、
エリック側に付くのです。

ヴィラン(悪役)役のエリックは、
リーダーシップがあり、物憂げな表情を見せたりと、とても魅力的なキャラです。
一方、ヒーロー(正義)役のチャールズは、
金持ちのボンボンで世間しらず、ノー天気な引きこもりに描かれています。
要は、欠点だらけの主人公なんです。
この設定って、とっても面白くないですか?!

「X-MAN」とは、人間側に付いた「弱小ミュータント」と、
強靭な能力を持つ「最強ミュータント」の戦いを描いています。

つまり、物語の基本である
「弱い奴」が「強い奴」に立ち向かう構図となっています。

このように、どこか、対比させる部分を作らないとドラマにはなりません。
3人の登場人物は、まったく対比を意識して作られていません。
まずは、ここを意識して物語を作ってください。

■最後に、「序破急(三幕構)」です。
作者コメントで、「特別な力を持った主人公たちが、
同じく特別な力を持つ敵と戦い“成長する”」とあります。

では、具体的に、“成長する”とは、どういうことでしょうか?
こここそが、物語の良し悪しを決める「判断材料」です。
ここも何も書かれていません。

確かに、物語を作る基本は、「主人公を成長させること」です。
では、主人公の成長とは、具体的に、どういったことを指すのでしょうか?

それは、主人公が問題を抱え、その問題を解決させていくことです。
さて、あなたの主人公は、どんな問題を抱えていますか? 

あらすじには、特別な力を使って戦わないかと提案されて、それを受けます。
うわー、主人公がまったく悩んでいません。これでは、物語になりえません。

そこで、「序破急」の登場です。別に、「起承転結」でもいいです。
序(今の状況)、破(問題が起き)、急(それを解決する)という流れを作ります。
この流れを意識して、物語を作れば、それなりのあらすじ(プロット)ができます。

再度書きますが、主人公に問題を投げかけ、それをどうやって解決させるか、です。
そして、その問題を「何に」するか、です。
さらに、その問題から逃げられない状況を作り上げ、
主人公をトコトンまで追い込みます。
で、そこからの大逆転(解決)で、読者はカタルシスを得るのです。

■まとめ
【テーマ】を考え、【対比】を意識して、【序破急】の流れを作る、と。
コメント欄は、4500文字まで入ります。
あらすじ(プロット)を載せるには、十分すぎるほどの文字量です。
それを作ってから、さらに、キャラの性格・配置、設定など、
細部を詰めていけばいいと思います。
まだまだやるべきことは、たくさんあります。
序破急などは、1回で理解できないでしょう。
しかし、まずは、ここまで考えてみてください。

スレッド: 宵闇の夜叉

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元記事:花男爵の遺言

こんにちは、カイトと申します。

以前見ていただいたプロットを大幅に手直ししてみました。「物語の基本」を押さえることに重点を置いたため、オリジナリティはほぼありませんが、「物語」進行、展開としてはいかがでしょうか。

前回と同じく、以下の三点についてご意見いただけると嬉しいです。
ストーリーキャラクターに多少なりとも興味を引かれるか
・あらすじが破綻していないか
・ツッコミどころ、物足りなさ

よろしくお願いいたします。

上記の返信(花男爵の遺言の返信)

投稿者 さる・るるる : 0 投稿日時:

蛇足。

まず、「3.ツッコミどころ、物足りなさ」は、
長々と書いてありますが、
内容よりも、こんなに量があるよ、といった目安と考えてください。
要は「辻褄を合わせましよう」と。

ただ、辻褄わせは、あっちを直すと、こっちが変になり、
こっちを直すと、あっちが変になる、と言った感じで、とっても厄介ではあります。

例えば、「なぜ、突然、薔薇男爵が登場するか?」と言った疑問があります。
それは、「庭園づくりの主役といえば、薔薇が基本である。
つまり、薔薇男爵とは、我が家にとって、欠かせない人物なのである」と書いてあれば、「あまり疑問を持たない」わけですね。
つまり、言葉足らずなわけです。

しかし、これらすべての疑問に答えると、プロットが何倍にも膨れ上がるでしょう。
プロットで、「書く部分」と「書かない部分」の取捨選択は非常に難しいです。
自分では分かりにくいからです。
なので、どんどん人に読ませて、
「分かる? 分からない? しつこい?」を人に聞いてみてください。

そして、プロットは「骨子」です。
まず、「軸」となる部分を作ります。
そして、後で、サイドストーリーや細部を、足していきます。

例えば、「オリヴィアとダニエル」の恋愛話を軸にプロットを練ったとします。
その後で、「母とハリソン」の恋愛話を足していけばいいわけです。

その際、ここも「対比」させます。
母は「結ばれず(事実)」、オリビアは「結ばれる(予定)」となります。

そして、主人公を成長させます。
母は、【最初】自分と同じ苦しみを味わうと思い、
なんとか「やめさせよう」と考えますが、【最後】は「娘を応援しよう」と誓います。
オリヴィアは、【最初】「母のようになりたくない(惨め)」と思っていますが、
【最後】「母のようになりたい(幸せ)」と感情が変化します。

その変化を、軸となる物語に、さらに組み込んでいけばいいわけです。

必然性は、言葉を変えれば、やはり「辻褄合わせ」でしょうか?
庭園づくりを扱うことが問題なのではありません。
「庭園づくり」に、もっと重要な意味を持たせると言うことです。
庭園づくりにおいて、「何を伝えようとしているのか?」と言う部分をしっかりと明記します。
プロットですから、端的に、言い切ってください。

例えば、現代では、庭づくりのイメージは「女性」ですが、
当時は、「男性の仕事」でした。

「ヴェルサイユの宮廷庭師」は、
「庭園づくり」を【男性社会の縮図】として描いています。
ここが、大前提です。
庭園づくりは、「男の仕事・貴族の仕事」でした。
そこへ、「女性が入ってきた」と。

そこで、「男性社会」という大前提を、
「女性は生きにくい時代だった」ということを、
読者が頭の片隅に置くように促します。

多くの人は、「分かると思ってた(←自分で作っていますからね)」
「察してください」と言いますが、それではダメです。
分かることでも、あえて「念押し」で、書いておくことをオススメします。
意外にも、大前提が「まったく伝わっていない場合」って、結構、多かったりします。
書いてあるだけではダメです。記憶に残る部分に書いておくこと。
「現代と違う部分」は、必ず、前もって強調しておくことです。

また、王立の庭園だったり、貴族の庭だったりでは
スケールが大きくて【他人事】です。
それを【自分事】に引き寄せていくために、
身近なシーンに例えて、親しみを作ってからスタートさせていきます。
入口は小さい話で、出口は大きい話に、が原則です。

例えば、「小さな花壇が心を癒すと評判の修道院がありました。
そこの担当をしているオリヴィアは・・・」といった花壇からの始まれば、
後半の庭園づくりに繋がることも、違和感がありませんよね?
ハリソンの娘だからと、何のキャリアもなく、庭師の才能を発揮したりはしません。
「ヴェルサイユの宮廷庭師」の主人公は、もともと庭師ですよね。
きちんと、前振りを置いておくことで、違和感のない展開を心がけていきます。

また、ダニエルと叔父ロバートの庭園対決も、
詳細が書かれてないのですが、逆にこういう部分はしっかりと書いてください。
そして、この部分は、ダニエルが勝たなければ意味がありません。

つまり、「弱いものが、強いものに挑んで、勝つ!!」という展開です。

そこで、キャリアのあるロバートに勝つにためは
「ダニエルならでは」のアイデアと発想で、勝たなければ意味がありません。

例えば、オリヴィアが、修道院で、
子供たちと一緒に、紙に書かれた迷路を解いている見て、
ダニエルは、ハッとします。
庭園は、園内を歩きながら楽しむ方法と、
宮廷から見下ろし広大な風景を楽しむ方法の2つがある。
つまり、庭園に巨大迷路を作れば、
園内を歩くと、美しく整った植栽だが、
宮廷から見れば、巨大迷路を眺めることができる。
もちろん、来賓者には、
実際に迷路を歩かせ、楽しんでもらう。
答え合わせは、宮廷から見れば、分かる仕掛けだ。
ダニエルは、この評判の庭園づくりで有名となり、
巨大迷路の第一人者となって後世に名を残した・・・とか。

また、オリヴィアが、修道院で、
子供たちと一緒に配色独楽で遊んでいるのを見て、
ダニエルは、ひらめきます。
配色独楽とは、円盤に色を塗り、回すと混色して、色が変わる遊びです。
大人たちが色や品種によって、薔薇をレイアウトするが、
ダニエルは、色違いの薔薇をセットで植えることにした。
例えば、赤や白のバラをセットで植える。
色の違う薔薇を見るためには、広大な敷地を移動せざるを得ないが、
この方法なら、一回で、2種類の花々が楽しめる。
つまり、半分の労力で庭が楽しめるのだ。
そして、宮廷から見れば、赤と白のバラが植えてある場所は、
混色して、ピンクに見えるのだ。
目の錯覚を利用した仕掛けだが、この植え方が斬新で面白いと評判になり、
巨大な敷地を持つ庭園では、一気に広まった、とか。

つまり、いずれも、庶民の遊びをヒントにしたアイデアが生まれます。
庶民のオリヴィアと出会わなければ、発想し得なかったアイデアで、ダニエルを勝利へと導きます。

そして、薔薇男爵曰く、
素晴らしい品種の薔薇と、素晴らしい品種の薔薇を交配させても
決して美しい薔薇は生まれない。
人間もそうだ。貴族と貴族、庶民と庶民、男と男、女と女、
そんなことにこだわるよりも、分け隔てなく、人と付き合う方が、人生は豊かになる。
それを、オリヴィアが教えてくれた・・・と、
最後に、こういった教訓めいたことを書いて、言いたいことをまとめます。

ま、だいたい、こんな感じ考えていきます。
だらだらと書き連ねてみましたが、少しはお役に立ちましたでしょうか?
長々と、お疲れ様でした。ではでは。

スレッド: 花男爵の遺言

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元記事:クロニクル・マキア

 二度目になります。六道一真と申します。
 この度はこちらにて、プロットの相談をご依頼させていただきました。
 今回の相談内容は2つ。
 記載したテロ組織『冥府の囚人』によるゼウス抹殺計画『無常の果実』について、遊戯王VRAINSのハノイの塔のような人類さえも脅かすようなものにしたいのですが、中々思いつかないので案を頂きたいというもの。
 最悪人類への害はなしでもいいですが、ゼウス抹殺の目的だけは完遂出来る計画がいいです。
 あとついでに、今のところルビは『モイラ(果実を与えた女神)の果実』という意味のギリシャ語ですが、他に案があれば意見を頂きたいです。
 二つ目は、(転)の展開について。
 一応上記のように纏めましたが、他に盛り上がる案があれば参考までに教えて頂きたいです。
 条件としては、(結)に繋がるよう「ゼウスを除く十二機皇が弱体化、もしくは破壊されている事」です。

 ゼウスの思想など分からない部分があるかもしれませんが、そういった疑問があれば答えていきます。
 また、それ以外にもアドバイスがあれば教えて頂きたいです。
 力足らずな自分ではありますが、どうかご助言をよろしくお願いいたします。

上記の返信(クロニクル・マキアの返信)

投稿者 さる・るるる : 1 投稿日時:

プロになりたい!
とのことなので、厳しくいきます。
まず、ご自身の「2つの相談内容」よりも、
基礎的な部分について再考したしたほうがいいと思います。

ザッと読んだ感想は、
非常に読みにくく、話がまったく入ってこないです。
何を伝えたいのか、サッパリ見えません。
それは、出来事を、ただ、並べただけだからです。
前作「エンドレス・ラグナロク」も同じ。
もちろん、本人もそれは理解しているようですが・・・。

物語の基本は、ザックリいうと
主人公が「問題」を抱え、
それをどうやって「解決」していくかです。
どのジャンルでも、それは同じです。

説明しやすい恋愛物で言えば、貧民層の少年が、
最初はお互いに敵だと思っていた富裕層の少女に対し
最後はその恋を成就させる、というな感じです。

よくよく考えてみてください。
恋愛を成就させること(解決)は、
無理難題なミッションに近いのに、
さらに「敵で、嫌いだと思っていた人間(問題)」に対してとなると
その難度は、何倍にも膨れがります。

しかも、誰もが納得し、
「共感できるレベル」に持っていかなければなりません。

その「感情の揺れ動き」を、克明に描いていくのがプロットです。
特に、主人公の「葛藤」の部分が、非常に大切です。

そのため、2人の前には、
大きな問題を置き、ピンチに陥れます。

さらに、最後では、主人公を
完膚なきまでに、ドン底に叩き込みます。
孤立無援、四面楚歌、絶体絶命。

しかし、そこから、大逆転を果たすのです。
この部分を作るのが一番難しく、また、一番の醍醐味と言えましょう。

まずは、物語が俯瞰でききる「プロット」の段階で、
主人公が「問題」を抱え、
「納得のいく方法」で「解決」しているかを確認します。
この「納得のいく方法」というのが、腕の見せ所です。作家の力量です。

また、“エピソード”と“感情”をセットで作ってあるか、
登場人物の「行動原理」がおかしくないかを見ます。

言い換えれば、
作者の「ご都合主義」で物語が進んでいないか、ということです。
つまり、「偶然」ではなく、「必然」で描かれているか、ということです。

例えば、(起)の部分で
飛び散る銃弾の中から必死に逃げ延び・・・といったくだりがありますが
これでは、まったくダメです。

飛び散る銃弾の中から逃げられたのは「偶然」です。
ここが「必然」であるならば、そのスキルや理由を、説明しなければなりません。
なければ、ご都合主義と言われても仕方がありません。

また、ここは、主人公の登場シーンです。
どんなキャラクターなのか、
「強烈」に、「端的」に、印象づける必要があります。

例えば、バカなのか、賢いのか、
攻撃的なタイプなのか、守りに徹するタイプなのか、などなど
一発でキャラが見える「エピソード」を、ここに盛り込みます。
再度、書きますが、「強烈」に、「端的」に、です。

そして、最も重要なのが、
「弱点」も、ここで晒しておくことです。
これで、劇的に、面白くなります。

まだまだ書き足りませんが、まとめに入ります。

プロットを作る上で、最も大切なのは、
「人間」を軸に「感情」を書くことです。
設定よりも、人です。設定よりも、感情です。
登場人物が、どう感じ、どう動いたのか、です。
どう動いたか、だけではダメです。

例えば、「主人公は死んだ」と
動きだけ書かれていても、何の感情も沸きません。
しかし、「主人公は、彼女を助けるために自らを犠牲にして死んだ」と
感情(動機)と、動きが、一緒に書かれてあれば、感情移入しやすいですよね?

最後に、アドバイスをひとつ。
「主人公」と「登場人物1」「登場人物2」の
3人を軸に、プロットを作る練習をしましょう。
これは「三角関係」という、
物語を一番盛り上げる「基本パターン」です。

これが使いこなせたら、怖いものなしです。
どんな設定でも、面白いものが書けるでしょう。

そこに、モブキャラを書き足していくのです。
そうすれば、プロットが上手くコントールできます。

プロットは、小説を書く前の、大切な設計図です。
だからこそ、何度も人に見せ、意見聞き、
七転八倒しながらブラッシュアップさせていくのです。
これをやらない人は、すぐに物語が破綻しますし、
破綻していることすら、気づきません。
プロットが存在しているのには、大きな意味があるのです。

それでは、がんばってプロットを完成させてください。
そして、プロになって、読者を存分に楽しませてくださいっ!!

スレッド: クロニクル・マキア

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元記事:花男爵の遺言

こんにちは、カイトと申します。

以前見ていただいたプロットを大幅に手直ししてみました。「物語の基本」を押さえることに重点を置いたため、オリジナリティはほぼありませんが、「物語」進行、展開としてはいかがでしょうか。

前回と同じく、以下の三点についてご意見いただけると嬉しいです。
ストーリーキャラクターに多少なりとも興味を引かれるか
・あらすじが破綻していないか
・ツッコミどころ、物足りなさ

よろしくお願いいたします。

上記の返信(花男爵の遺言の返信)

投稿者 さる・るるる : 1 投稿日時:

1.ストーリーキャラクターに多少なりとも興味を引かれるか
2.あらすじが破綻していないか
3.ツッコミどころ、物足りなさ
    ↓
順番を「1」「3」「2」と変えて説明します。

■1.ストーリー、キャラクターに多少なりとも興味を引かれるか
【ストーリーについて】
何を伝えようとしているか、さっぱり分かりません。
オリヴィアとダニエルの話、スカーレットとハリソンの話、
ダニエルとロバートの話、オリヴィアがハリソンの娘である話。
どれも、1本書けてしまうほどの内容を、
まったく深掘りせずに、ただただ列記しているだけです。

プロットというのは、主人公が、どういう【状況】で、
どういう【人】と関わって、どういう風に【考え方が変わっていったのか】といった
“感情の変化”を見せていくものです。
つまり、このプロットでは「感情の変化」が分かりません。

物語の基本は、主人公が「成長していること」です。
そして、成長させるためには、いくつかのプロセスが必要です。
「順を追って」書くことが、非常に大切です。

それゆえ、プロットは、感情の変化の「流れ(順番)」が正しいか、
欠落している部分はないか、逆に余剰な部分はないか、
といったことを、俯瞰(検証)するためのモノです。

つまり、贅肉を削ぎ落とし、骨子だけが見えるようにします。
例えば、珈琲がどうたらこうたらなんて、物語に大きな影響を与えることでしょうか?
不要な部分が多すぎます。

まず、「感情の流れ」を最優先で考え、それを生かすための「状況」を作る。
そのあとで、「舞台(出来事・エピソード)」を用意します。
逆は、絶対にダメです。

どうしても、先に「舞台」や「出来事」を考えがちです。
それを先にやってしまっては、どうやっても面白くなりようがありません。

そして、この話は、17世紀という「過去の設定」です。
「未来の設定」も同じなのですが、現代で描きづらいことを「過去や未来」に持っていきます。
なぜ、17世紀という過去の時代設定なのか、必然性がありません。
「現代」とは、「どこが、大きく異なるのか」を明記しておく必要があります。
つまり、大前提(これがテーマかと)を、読者に知らしめておく必要があります。

どの国でも、17世紀は、男尊女卑でしょう。
男は働き、女は家庭を守る時代です。
よくこういう話を作る場合は、「ファエニミズム」をテーマにすることが多いです。
ただ、読むとそういう印象はありません。
ということは、17世紀の何が必要だったのでしょうか?
時代設定をまったく活かしきれていません。

また、庭園づくりの話が、中高生に刺さるとは思えません。
なぜ、庭園なのでしょうか? これも、また必然性が感じられません。

【キャラクターについて】
設定だけを列記しても、どんな人間か分かりません。
キャラに合わせた、行動や発言で、【個性】が発揮されます。
それゆえ、このプロットでは、魅力を感じる要素が見当たりませんでした。
むしろ、計算高いヤな女に感じました。
また、余計なことを書き過ぎているせいで、キャラが、状況ごとに変わっています。
つまり、キャラを軸ではなく、筋を軸にした、ご都合主義となっています。

■3.ツッコミどころ、物足りなさ
・そもそも、ダニエルは、なぜ、オリヴィアがハリソンの隠し子だと分かったのでしょうか?(17歳の少年に大人の事情が分かるのかが不思議だし、大人たちは、なぜ、それが分からないのかも不思議・・・)
・そもそも、ダニエルは、オリヴィア(妾の子)と結婚しても、なんのメリットがないと思うのですが?(現代ですら、愛人の子、妾の子とは、誰も結婚したがらないですよね?)
・そもそも、貴族が、平民の子もしくはそれ以下の位の子(オリヴィア)と、結婚すること自体が許されないと思うのですが? (本人が良くても、まず親が許さないのでは? 17世紀の設定ですよね?)
・そもそも、ハリソンの娘だとしても、オリヴィアはその才能を受け継がれている保証は、まったくないと思うのですが? (だいたい才能を磨く環境にも置かれていないし、2世というのは才能がなく、親の財産を食い潰すのが定番です。天性の才能がある、という話が、一番つまらないです。というか、ドラマになりにくい)
・そもそも、ダニエルが結婚後の何不自由のない暮らしを約束したとしても、自分の母親と同じ目に合い、捨てられると思わなかったのでしょうか?(貴族が、平民の子に言い寄っても、遊ばれて捨てられるのがオチですよね? 自分も母親と同じ境遇になると思うのが普通だと思うのですが。自分だけは違うと、身の程をわきまえていないのでしょうか?)
・そもそも、オリヴィアが、ハリソンが設計したという王立庭園を見て、何が分かるというのでしょうか?(もし庭造りの才能があるとしても、どこでそれを培ってきたのでしょうか? 伏線がありませんので、突拍子もない展開にしか思えません)  
・そもそも、乳母エズメが、なぜ庭師としての知識を持っているのでしょうか?(女性が、男性の仕事の知識を身につけているなんて、あり得ません)
・そもそも、女性のオリヴィアが、なぜ庭師の知識を持つ必要があるのでしょうか?(この時代、男性が仕事をして生計を立て、女性は男性の身の回りお世話をすることです。ダニエルのサポートは、仕事の面ではなく、別の面ではないでしょうか?)
・そもそも、オリヴィアが、ダニエルが非協力的なのに怒りを爆発させとありますが、何で協力する必要があるのでしょうか?(結婚後の何不自由のない暮らしという、最大級の餌をぶら下げられているのに、なにをワガママなことをいっているのでしょうか?)
・そもそも、オリヴィアは、なぜハリソンに、自分のことを認めさせたいと思ったのでしょうか?(もう痴呆なのに? そして、身分の違い、性差の違いを、まったく無視しています?)
・そもそも、王立庭園を見学させられた時に、ハリソンとはよほど人間味のない高慢な男に違いないと思ったのに、ダニエルの屋敷の庭が、ハリソンの設計したものと知って、なぜ驚いたのでしょうか?(オリヴィアが、ダニエルの庭を見て、ハリソンが作ったと分からなかったことで、庭師の才能がないということへの暗示でしょうか?)
・そもそも、薔薇には「我が娘」という仮名がつけられていれば、自分の名前を言わなければ、実の娘ではないことが決まってしまいますよね?
・そもそも、薔薇の名前を当てる下りで、オリヴィアがヤケクソで思いついた名前を叫び、それが当たってしまうなんて、もう荒唐無稽の極みなのではないでしょうか?
・そもそも、オリヴィアがハリソンの実娘であることが、そんなに重要なことなのでしょうか?(この時代、男が外で子供を作ったとしても、男の甲斐だし、妾の子に特別な権限なんて与えないと思うのですが?)
・そもそも、伯爵は、オリヴィアを見た瞬間からハリソンの娘であると確信していたとありますが、若かりしハリソンに似ていた程度では、なんの説得力もないと思うのですが?
・そもそも、男爵が、親族たちに彼女を認めさせるには伯爵のゴリ押しだけでは弱いと感じ、あの証明の場を設けたとありますが、ゴリ押し以外の何物でない、と思うのですが?
・そもそも、ヴァイオラ王女の婚約者であるセバスチャンが、なぜ、オリヴィアの味方なのか、よく分からない?(ただのご都合主義ですよね?)
・そもそも、ダニエルは、なぜロバートの庭の設計図を手に入れたのか不思議(ただのご都合主義ですよね?)
・そもそも、設計図を手に入れ、その完璧さに打ちのめされるとありますが、庭の完璧って何ですか? その定義は? だいたい庭づくりに正解ってあるんですか?
・そもそも、ダニエルはダニエルの庭を作ればいいとありますが、ダニエルがどんな庭作りを目指しているか、さっぱり分かりません。説明がないので。
そもそも、ダニエルは、ハリソンに追いつけないとなりますが、キャリアが違いすぎて、追いつけないのは当たり前なのではないでしょうか?(17歳で、庭づくりができるようなら、庭づくりって、大したことないですよね?)
・そもそも、ダニエルはオリヴィアに、改めてプロポーズをしたとありますが、どういった流れで、どういう部分を好きになったのか、さっぱり分かりません。
・誰が主人公か分かりません。読んでいる印象だと、ダニエルっぽいのですが?

「2.あらすじが破綻していないか」へ続く。

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スレッド: 花男爵の遺言

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元記事:エンドレス・ラグナロク

 はじめまして。六道一真と申します。
 この度はこちらにて、プロットの相談をご依頼させていただきました。
 あくまで設定を列挙しているだけなので拙い部分もあるかと思いますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 相談の内容としては2つ。
 一つ目は、単純に面白いかどうか。
 舞台は現代社会なので、作中で主に説明する事などはアプリゲームに関する事だけでしょうが、それでもこの設定で面白いと思っていただけるかお聞きしたいです。
 二つ目は、神英霊装について。
 現段階では英雄の武器だけの顕現としていますが、英雄本人をアドバイザーとして傍に置こうかとも考えています。
 あくまでアドバイザーなのでプレイヤーに力を与えるだけで本人は戦いませんが、Fateに近くなってしまうようにも思えるのでご意見が欲しいです。

 長編を考えているので説明しきれていない部分などもありますが、ストーリーの順序、展開等、何かアドバイスがありましたら活かさせて頂きたいと思います。
 力足らずな自分ではありますが、どうかご助言をよろしくお願いいたします。

 また、これとは別にもう一つ、『機械仕掛けの神が統べる世界に抗う、荒廃した未来の物語』も考えております。
 そちらのプロットも纏められたら紹介しようと思っていますが、その際にどちらが面白いかも教えて頂ければ幸いです。
 その際にはまた、よろしくお願い致します。

上記の回答(エンドレス・ラグナロクの返信)

投稿者 t : 2 投稿日時:

こんにちは
叛逆の騎士の剣を薙ぐ、学園のマドンナ。
一騎当千の女武者の薙刀を振るう、幼馴染み。
智謀の英雄の弓を射る、貴族令嬢。
航海の守護者たる双子の拳を叩き込む、暗殺者。

本来であればあらすじにこのような書き方は注意した方がいいのかもしれませんが、私はこういう勢ぞろいでごちゃ混ぜみたいなのがわりと好きなので、読んでみたくなりました。
結で神界突入するのもそこまで話を広げるのはまずいのでは……と、注意した方がいいのかもしれませんが、こういった小中大と物語の風呂敷が大きくなっていくものは好きですね。私だけかもしれませんが神界突入ってすごい気になりませんか。

(転)で、だが、同時に黒幕達も次の一手に打って出る。
あらすじで黒幕がどう動くか書いてあるのは正解に近くて、とても良い書き方だと思います。これはあらすじなので、(ネタバレ)だが、同時に黒幕達も次の一手に打って出る。とあると読者ウケが良くなるかもしれません。
高峰将臣さんが日本国首相とするのはさすがにボロがでまくるので、それっぽい別のものを用意された方がいいかと思います……。

相談一つ目、単純に面白いかどうか。
→キャラクターと設定を読むかぎり面白そうだなと感じました。

相談二つ目は、神英霊装について。
→英雄の武器と聞いただけで、Fateを連想してしまう読者は一定数いて後発組の辛いところですが英雄の武器はどこにでもあります。ソシャゲやゲーム漫画アニメ、Fate以外の小説でも、英雄の武器は頻繁に登場します。
だからこれがFateに近くなってしまうかは、実際に読んだ読者がどう感じたか、直接聞いてみないと分かりません……。
よく武器に宿る精霊が登場したりしますが、それだってアドバイザーのようなものです。有名作品についてどこまで気にするか、指摘されたら直すくらいの心構えで、そこまで神経質にならなくてもいいような気もします。

ストーリーの順序、展開等、何かアドバイスがありましたら活かさせて頂きたいと思います。
→キャラクターと設定は面白いのですが、物語にあうよう最適化されていたものを引っこ抜いて、形の違うパーツをあちこちから拾ってきたといったという印象で、ストーリーにまとめるのができなくもない……。
練習してまとめることができるようになる人の方が多いのですが。
この場合、その先に続く面白さが考えられていなくて苦しくなります。
まとめるのがもっと上手くなればお手本のような技術までいける人は、ほとんどいませんがいるところにはいるので、技術を高める書き方が間違っているわけではないのですが。逆にそこまでになると、作品自体が面白いかつまらないかがすごくはっきりしてきます。

このあらすじの起承転結は全体をまとめる方向で書かれていて、この判断が間違っているわけではありません。
まとまっている作品は文章がすらすら読めますし、内容も理解できて、面白さも伝わってくるものですが、肝心なのがそれ以上が入っていないことが多いです。
それ以上というのは、作者の人柄が伝わってくるような作品に対する熱量のことです。
世の中にはいるじゃないですが、妹が好きすぎてどうしようもないとか、ミリオタだとか、ファンタジー中毒なんだけどとか。

例えばこの物語は高峰将臣がどうしようもない悪人で、それが書きたかったとします。
中途半端に60点の悪人として全体をまとめたとしても、読者には響かないので、それは書かれていないのと同じことになってしまいます。
自分はこれが書きたい。というのを絞って、小さくまとまった起承転結ではなく。
ネタを絞ってそのネタを使い倒すように物語をまとめてみると、作品のウリがでてきて記憶に残るお話になっていくと思います。
これらはあくまでも提案です。強制ではありません。
自分の好きなように書けば「次も」新作を書けるのですが、他人に言われてなんか違うなと思って書いていると「次がない」ものなので、違和感があったらここに書いてあることは忘れてください。
自分の好きなように気持ちよく書いた方が絶対いいですしね(^O^)

何かの参考になれば幸いです。

スレッド: エンドレス・ラグナロク

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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元記事:極光のバベル

新人賞公募用のプロットです。長編作品は今まで二作品仕上げていて、ジャンルはSFとスチームパンクでした。本格的なファンタジーは今回で初めてです。話の前半は冒険ものなんですが、後半になると学園ものにシフトします。そのせいで読者が混乱してしまうのではないかという危惧があるのですが、その辺りを教えてくれると幸いです。

上記の回答(極光のバベルの返信)

投稿者 ふ じ た に : 2 投稿日時:

冒頭でパンクを届けるって約束して、それを達成するまでの話ということは分かりました。

あと、読み落としだったら申し訳ないんですけど、あらすじで分からなかったことがあったので、質問です。

カーバンクルのパンクって何者だったんですか?
敵のハンドラーの狙いは?
主人公の設定である〈月の狼〉の生き残りであることが、後半でどのくらい関わってくるのか、あらすじから分かりにくかったです。冒頭でパンクを届ける理由にはなっているのは分かったんですけど。

あと、現状で気になったところは、
・ヒロインの登場が遅いことと、ヒロインの再登場も遅い気がします。
・カーバンクルが宿から逃げ出した理由があらすじから分からず、ヒロインと出会うためのご都合的な展開になっているように感じます。
・捕まったところで兵に助けられたのもどうしてでしょうか。人体実験をするような雇い主なら、ばれたらひどい目に遭いそうなので、兵が主人公を助ける理由があらすじから分からず気になりました。
・魔術学校に入学するのは、〈天衝塔〉に入るためですよね? わざわざ入学しなくてはならない理由があらすじから分かりませんでした。清掃員とか、雇われて学校の敷地内に入る方法は不可能だったんでしょうか。

あと、ご質問の件ですが、なるべくなら学園ものなら学園もので統一したほうが、御作の特徴が「学園もの!」ってアピールしやすくなると思いました。
現状では、旅と学園の両方の要素に分かれるので、どちらも中途半端になる恐れがあります。
ちなみに、入学に至る前の経緯は、説明で済ませても大丈夫だと思いますよ。
「魔術学校にある〈天衝塔〉にこいつを届けなくちゃいけないんだ。死んだ同胞との約束だ!」みたいな感じで。

自分のことを棚に上げて色々と気になる点を書いて申し訳ないです。
なにか参考になれば幸いです。

スレッド: 極光のバベル

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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元記事:(仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】

まず、そもそもBLを置くことに問題があれば通告よろしくお願いします。
まだ設定はスカスカなので、一緒に考えてもらえれば幸いです。

上記の回答((仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 1 投稿日時:

プロットを見る限り、なにも不安に思う必要は無いと思いますよ。
題材も基本的なイメージはできていますし、僕が創作掲示板のほうに書いたことはちょっと的外れだったかな。

プロットの中身を濃くするなら、重要なのは時系列ですね。時系列といっても単なる順番だけでなく、どのシーンが全体のどの部分に来るのか、みたいな。
たとえば、「ケンカ別れに近い形で2人は別れてしまう」ってところが最初のほうになるなら、二人が再開できないまま後悔なり苦悩なり……っていうのが話の主旨になるだろうし、クライマックス前くらいになるなら、二人の仲は全体的に良い方向で書かれてて、最後の最後でどんでん返し……って感じになると思います。
シーンの入れ方によって、物語のイメージって変わるんですよね。
こんな感じで、今決まってる部分だけを時系列に当てはめていくと、埋めなきゃいけない空白の部分が見えてくるはずです。
念の為両方例を出しますと、

前者の当てはめ方なら、
「殺しの依頼で知り合う」

「〜それから色々あって、俺達の距離が縮んでいった〜的な」

「ところが、ケンカ別れ」

「再開できぬままなんたらかんたら」

「Rが倒れる」

この場合、埋めなきゃいけない部分は「再開できぬままなんたらかんたら」ですね。

後者なら、
「殺しの依頼で知り合う」

「色々あって、どんどん仲良くなっていく」

「ケンカ別れしてしまう」

「再開できないまま、Rが倒れる」

この場合、空白は「色々あって、どんどん仲良くなっていく」です。

この時点で決まってる部分が題材みたいなもので、こうして炙り出した空白が細かい内容になる訳です。

仲良くなるなら、どうやって仲良くなっていくのかを考えればいいし、再開できないまま……っていうなら、再開できない間にお互いは何を思ってどんなことをしてるのかを考えればいい。

それでだいたい決まったなら、もっと視野を狭めて、ケンカの内容やケンカに発展するまでの流れなどを考えるのです。それが決まったら、もっと細かくその間お互いどんな感情だったのか……みたいな感じでどんどん設定を詰めていってます。
顕微鏡みたいな感じですね。観察対象は初め低い倍率で探して、あとから倍率上げて観察します。

自分はこういうのを頭の中でやってるんですけども、文章にするとこんな感じですかね。
創作掲示板から来たのであまりプロット掲示板っぽくない返信だったかもしれません……(笑)
自分はプロットしか見てないのでわかりませんが、質問者様の頭の中には時系列などのだいたいのイメージがある思いますので、あらすじとして書かれたシーンがそれぞれどの辺りに来るのかを教えて頂ければ幸いです。

スレッド: (仮題)ネモフィラの唄【注:BLです。】

カテゴリー: 女性向け

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